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2007年02月01日

北大南門

 北大は歩くのなら、門と称するところから入らなくても色々な所から入り込める。しかし、自動車ということになれば門からでなければ入ることが出来ず、それは北8条にある正門か北13条にある13条門かに限られる。その他に門らしいものはいくつかあって、北8条の西5丁目と6条目の間にある南門もその一つである。

 この南門は写真にあるもので、車に対しては開かずの門である。長い北大での生活でも、この門が開いていたのに出くわしたことはない。この門のところに写真のような逆進入禁止マークが立てかけられていた。

 南門を通って北大行内に入ると、右手に学術交流会館があり、その前に道路を挟んで大学本部があり、その左に百年記念館と図書館があり、南門を入って左手に写真の中央ローンが広がっている。この中央ローンには北大の構内を流れるサクシュコトニ川の源があり、それはポンプでくみ上げられた水源である。

 中央ローンにはクラーク博士の胸像があり、北大構内に足を踏み入れた観光客が写真をとる観光スポットでもある。この胸像はクラーク博士の写真から立体的な顔をイメージしながら、田嶼碩朗が苦労して制作している。

 しかし、札幌でクラーク像といえば、坂坦道による羊ヶ丘のクラーク博士の全身像の方が観光客には知名度が高く、中央ローンの由緒あるこの胸像は、商業主義に乗ったクラーク像に認知度では遅れをとってしまった。  

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