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2009年05月07日

ブログ考

 毎日更新されて、取材費etcでブログ貧乏になっているのではなかろうか、と他人事ながら心配になるブログ「ぜんまい仕掛け」がある。今回は拙著「爪句@札幌の四季」に取材費をつぎ込んで、安田侃氏の作品と一緒に拙著の撮影までしてくれた記事が出ていた。あっっ、有難うである。
 拙著の「あとがき」にハンドルネームKさん、で一応謝辞を書いておいたけれど、毎日よくぞブログとコメントを書き続けるものだと感心している。
 持論としてブログには、1}主張・おしゃべり型、2)研究(趣味)・薀蓄型、3)独り言・癒し系型、に大別できるのではないかと思っている。それぞれの型でブログの読者層が異なってくる。ああ、ブログ論に足を踏み入れそうになるので、やめます(朝の散歩に行く時間が近づいて、散歩の方がブログを書くより重要なので)。ブログ「ぜんまい仕掛け」はどちらかといえば3)かな、とは思っていますが、枠にはまったものでもないので、すんまそん(こういう言葉使いがコメントの出てきます)。私のブログは2)だろうな。
 丸井今井のちょっとした取材で、同店に入居しているジュンク堂の本売り場で、これまでの爪句集が並べられているところを店員に見つからないように写真に収めてきました。マンネリもよいところで、素人の写真に爪句なる五七五の文字を並べたものを次々と豆本にするものだ、という声も聞こえるのですが、そこはそれ、継続は力なりというではありませんか。マンネリも続けると偉業になります(自分の評価で偉業と思っているだけで、世間の評価ではない点を念のため)。

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comments

隊長先生、こんにちは♪
拙ブログ記事へのリンクを有難うございます。
あ、本は購入させていただきましたが、それ以外の出費はありませんよ~。美唄は隣の隣町ですし、あの場所は入館料などはかかりません。ゲリラ撮影はドキドキワクワクで楽しかったです。私がポケットから取り出した爪句本を見て夫も最初は驚いて苦笑してましたが、彼も内心楽しんでいたようです。

「あとがき」は、実は最初に読ませていただきました(いつも、本は「あとがき」から読み始めるもので)。
珈琲屋さんのカウンター席でひとり、ニヤニヤしてしまいました。
地味ぃにホソボソと続けている拙ブログにいつもお越しいただくだけでも有難いことと思っていますのに、「K」として書いていただき感謝感激です。

...えっ。
札幌の秘境、今月末なのですかΣ(・ω・ノ)ノ!
やっぱ、【月刊・秘境探検爪句スペシャル】ですネ。

  • Kikurin
  • 2009年05月07日 17:28

 ブロガーは一般に本を読む時、「あとがき」から読むのではないかと思っています。なぜかというと、「あとがき」は著者の本に対するコメントで、ブロガーはコメントに敏感である、というのが私の仮説です。
 実のところ、私も本を「あとがき」から読む部類に入るのではないかと思っています。何かその本の生まれる過程での面白そうなエピソードでもあると、では本文を読んでみようか、という流れになるところがあります。
 今回の「札幌の秘境」の「あとがき」はこの本の出版までの紆余曲折について書いています。本の内容には関係の無い、年金生活者の心得みたいなことも書いてあります。
 「あとがき」が書きたくて、本文で体裁を整えているのでは、と読者が思っても、あながち的はずれでないかもしれない。
 「あとがき」にある信条とはMTTで、元々は学術用語でMicrowave Theory and Techniqueの頭文字です。でも、これとは全然関係がない。書店で立ち読みでもされるとMTTが何の頭文字かわかります。ワンコインで買える豆本とは違って、ツーコイン+小さなコイン少々の値段なので、これ以上Kikurinさんをブログ貧乏に追いやるつもりはないので、立ち読みで結構です(^_^;;

 

  • 探検隊長
  • 2009年05月07日 18:43
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