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2010年03月31日

成都の教え子を訪ねてーその5

 侯進さんが面倒を見ている大学院生(修士生)は14名と聞いている。一人でこの人数の学生の指導は大変だろう。講演会に来ていた研究室のメンバーと記念撮影である。

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 研究室の研究はグループに分かれて行われていて、研究内容がパワーポイントで紹介された。膨大な画像データから所望の画像をデータベースを使って取り出す画像検索の研究、車のナンバーを画像中から取り出して認識したり、走行中の車の台数カウントする研究があり、モータリゼーション時代に突入した中国で必要とされる研究テーマが並んでいる。
 侯進さんは北大時代にアバターの研究を行っており、その研究を発展させていて、キャラクターに中国の各少数民族の衣裳を着せたアバターを披露してくれた。北大時代の研究が生かされているのを見るのは、研究指導者冥利に尽きる。

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 学生の研究を覗かせてもらったが、学生たちが一室にかたまってパソコンで研究を行っている。パソコンは各自が購入した個人のものである。部屋の広さとか設備面では北大の方が恵まれているけれど、中国の大学は指導教官の侯進さんが研究室に来るようにと学生に命じると、学生が研究室に集まって毎日研究を続けるそうで、この点はかつての我が研究室では考えられないことである。

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