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2010年03月31日

成都の教え子を訪ねてーその6

 四川大地震は5月12日で、間もなく地震発生から2周年を迎える。地震の震源地では復旧作業が行われていて、その様子がどんなものであるのか、見に行く。地震のすさまじさは、今も倒壊したままになっているビルから想像ができる。この倒壊した建物は地震博物館の展示として残すらしいと聞いた。震源地にあって、壊滅した村落の復旧作業が急ピッチで進められていた。

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 この大地震でも被害の出た都江堰まで行ってみる。莫君のお母さんの楊治敏さんと莫君の奥さんの鄒宏菁さんが同行してくれる。楊さんは四川省農業国際交流協会の会長の要職にある。都江堰は世界遺産に指定されていて、前3世紀頃、岷江の氾濫を防ぐため、李冰によって始められ、その息子にも引き継がれて以後数世紀にわたった治水事業の成果が現代に生きている場所である。

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 都江堰一帯は川に沿って公園になっていている。ガイド役の鄒宏菁さんと記念撮影である。鄒さんは北大の教育学部に大学院生として在籍していたことがあり、流ちょうな日本語を話す。華日東升で仕事をしていて、社員に対する日本語の教師役も務めている。

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 ホテルに莫君と鄒さんが送ってくれたので、宿泊しているホテルで記念写真に収まる。華日東升で共働きの夫妻には、忙しい最中、当方の接待をに時間を割いてもらって、恐縮している。莫君は明日は大連に出張で、毎週中国の各地に出向いての仕事で、企業を大きくして維持するのは、傍目からも大変そうである。健康に留意して、新しい世代の企業人で成功することを願っている。

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