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2010年12月22日

今朝(12月22日)の一枚

月食の 後の月見て 冬至かな

 昨夕は東の空に月食の月を見ている。夜明け前に月は西の空に移動している。黒い空に浮かぶ、満月かと思われる月はただの光の円にしか写らない。それは芸のないことだと、月に重なる木の枝と一緒に写してみるけれど、うまく撮れない。

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今朝の一枚から
5番まである北大恵迪寮歌の内、3番目の「寒月懸れる針葉樹林…」が鮮明に思い浮かびました。
「満月を写すだけならただの光」と続き「月に重なる木の枝と一緒に写してみるけれどうまく撮れない」との嘆きの言葉ですので、私なりに嘆きの先にある情景を精一杯の情報処理してみました。
その結果「ああその蒼空梢聯ねて…」と歌詞の余韻が鮮明に続きました。
この時期、満月と、葉を落とした冬枝は良く合うと思います。
秘境探検記の絶妙簡潔な爪句とか切り取った1枚に込めた情景などから秘境フアンとしては得難い触発とか感動や追憶を呼び覚まして戴いております。

  • 伊東 裕
  • 2010年12月22日 10:08

 最近は「都ぞ弥生」も歌う機会がなくなって、昔は諳んじられた歌詞(寮生でしたので)もあやしくなってきました。
 伊東さんの引用しているのは3番ですね。「寒月懸かれる針葉樹林 そりの音凍りて物皆寒く」と続きます。
 ネットで「初音ミク」がこの寮歌を歌っていました。ネットで聴く歌は、ボーカロイドの歌手が合っているような気がします。
 終活には「都ぞ弥生」を組み込んでおこうかと考えています。

  • 都市秘境作家
  • 2010年12月22日 11:52
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