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2010年12月21日

伐採木に積もる雪

 自宅近くに小高い場所があり、いつの間にか果樹園になり、サクランボ山の呼び名もついている。客は自家用車でくるだろうから、果樹園に駐車場は必要と、雑木林の木を切り、土地を整備して駐車場にするようである。散歩道にしていたところの木は無くなり、工事用の重機が雪を被って置かれている。私有地だから所有者の思い通りで環境が変えられていくのは仕方がないとしても、こんなところに果樹園と駐車場を造らなくてもよいのに、と景観が変わっていくのをただ眺めている。

木の切られ しまりなき土地 駐車場

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目ざわりな 重機のありて 果樹園化

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北海道の私有林は所有者の高齢化が進み荒廃が憂慮されております。
北海道開拓が進み、余裕の土地にカラマツやトド松などを植えたり、農閑期の冬季間には燃料用や建材用に管理伐採しておりましたが、今は暖房様式が化石燃料や電気暖房に変わり、安い外材が世界各地から輸入されており、製紙用チップも採算が合わず、高額の経費と労力までかけて付加価値の低い山林を手入れする意味が殆ど失われていると思います。
ひまわり研究で畑作地帯を広範に走っております10年程前からの現象ですが、農家所有山林のサクランボ園化が急速に進んでいるように見受けられます。
札幌の南区は果樹生産に適しており、高級な桃の生産が有名ですが、その他のリンゴ園適地周辺では、サクランボの背丈の矮小化とサクランボ狩りなどによる人気は、投下資金回収に最も手っ取り早く、りんごなどの専業性の高度な果樹園はサクランボ生産に力を入れ、重機保有が当たり前の一般農家や、農業土木技術が格段に向上した建設業界からのも参入可能な分野であり、このことが現在でもりんご栽培に適しており環境の良い西野の秘境探検隊長のご自宅周辺にまで影響を及ぼしているように思います。
西野の秘境は遠からずサクランボ狩りの名所に変貌するのでしょうか。

  • 伊東 裕
  • 2010年12月21日 12:55

 私の見るところ、このサクランボ園(+その他の果樹園)は採算がとれないのではなかろうかと思います。専業の農家が営農しているようには見えませんし、手入れが行き届いているようにも見えません。果樹といえども、ただ樹を植えておけばよいわけではなく、実の生らない時期にもケアせねばならないと思われのですが、そんな感じも受けず、枝に腐った実がついているのも見受けられます。農薬もかなり撒くようで、住宅地に近いと、農薬被害はないのかと心配なところもあります。カラスを追い払うため、朝から花火で音を出したりしています。花火の燃えカスが散らばっていたりして、気になります。果樹園はクマを呼び寄せる点も心配で、身近に果樹園を見ていると、色々問題がありそうです。もし、車が来るようになれば、自宅の前を車が行き来すると、危ないことにもなるのではなかろうかと、心配はあります。住宅地に隣接する果樹園は大規模になれば問題が起こってきそうです。

  • 都市秘境作家
  • 2010年12月21日 16:36
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