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2011年01月08日

産経ニュース(電子版)に都市秘境探検家として紹介されました

 1月8日の産経ニュースの電子版の生活のジャンルの記事として、「[ホッと一息@北海道]こんな身近に秘境が・・・知られざる札幌の名所を追う工学博士」のタイトルの記事で紹介されました。記者は同紙の藤井克郎氏で、同氏と札幌市内の秘境スポットを歩いた時の記事です。詳しくは同ニュースにアクセスしてみてください。

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寒中お見舞い申し上げます。
産経ニュースの電子版を先ほどから面白く拝見して、文字通りホットしていた所です。
実は私が所属している特定非営利活動法人 北海道自然エネルギー研究会・会長(初代会長・現在副会長)からの依頼で、ひまわり研究の経緯と今後の展望を次回の会報に掲載したいので原稿を纏めて置いてほしいとのことで年末以来苦戦した結果は、年齢的な制約を考えますとまだ枠組みの段階ですが初夢に終って仕舞いそうな気配です。
秘境探検隊長にご意見を戴きたいと思ってFAX番号が判らず、試しにコメント欄にコピーして見ましたら何とか転記出来て仕舞いましたので、古来の貴重な風邪系薬草ひまわりが、日本では今や肝心の本質が忘れ去られておりますので、秘境的側面に光を当てて「秘境を掘り起こし尽くすコメント」を心から期待しております。

以下がFAXを予定した少々長い原稿です。
            
                        平成23年1月8日
青木 由直 様 
         札幌市南区真駒内柏丘10丁目2-1-822                              伊東 裕
寒中お見舞い申し上げます。
ご心配掛けて居ります風邪系薬草ひまわりは予想を遥かに超えた強敵でスタート以来10年も経つのにまだ起業化の目処は立っていませんが,下記に成果を纏めて見ましたのでどうぞ,初夢としてご笑覧下さい。
平成6年に46年間の勤務先を定年退職後に再就職した中川米穀店社長と北竜町農協へ良質米の年間仕入商談に同行した際、前・一関北竜町長にひまわり花粉の採取利用を提案致しました。
ひまわり花粉を大量に採取出来れば、新しい町興しとして健康食品産業を期待出来るとのアイデアです。
しかし、これは平素からの私だけの思い付きでしたので、案の定、ひまわり日本一の北龍町でも、これまでに実際に採取しようと考えたり、話題となった事はなく、植物である限り花粉を生成している位のことは判っているが、採取の実施は現実離れした空想に近い提案として一笑に付されました。
結論として、ひまわりの里で花粉を採取したければ、好きなように研究する事は構わないが、町としての協同研究とか、研究費支援などを期待しないで、自力で進めて欲しいとの条件で許可を戴きました。
私としては言い出した手前、早速翌日から花粉採取に取り掛かったものの、全く採取出来ず惨敗でした。
理由は簡単で、蜜蜂は朝が早い働き者ですから私が作業を始める前の早朝から花の面を歩き廻り蜜を吸い集め,さらに後ろ足の花粉籠に花粉ダンゴを食糧として巣箱へ持ち帰りますから、朝のこの時点では残りの花粉の殆どが落下してしまいますが、ひまわりにとって必要な受精には全く支障は有りません。
 日本花粉学会が発行した正式な文献には、風媒花による花粉症や虫媒花花粉の利用など、各種花粉について記述があり、ひまわり花粉は纏まった数量の採取は不可能であると結論付けておりましたが、この定説を確認したのは研究スタート後のことで、後悔先に立たずでしたが、その定説を覆してひまわり花粉を相当量採取出来たのは、北海道特有の冷涼な気象が幸いして「瓢箪から駒が出たような」全く偶然の所産です。
 その後の研究で、ひまわりの面積と周辺に散在している養蜂業者の蜜蜂の数との相関関係や、なぜに本州ではひまわり花粉の採取が困難であるか、さらに花粉採取に適した時機などの理由も次第に解明出来ました。
ひまわり花粉採取機開発については三陽電気開発部長亀井氏のご厚意でご支援戴いていたものの、コードレスクリーナの連続使用時間は15分程度が限界で、効率的採取機開発は完成を見ないままの苦戦が続いておりました。昨年夏に、採取最適期には間に合いませんでしたが、苦心の挙句の常識とはかけ離れた意外な着想から、単3電池2本だけで低コスト且つ長時間連続使用に耐えるひまわり花粉採取器の開発に成功しました。
健康食品とか「トク保」など、健康効果の明記は「薬事法」に抵触し、栽培についても「農地法」の厚い壁に阻まれておりますが研究資金に苦労の挙句のいい加減な商品化は、経歴先の名誉にもかかわりますので慎重の上にもさらに慎重を期して研究を進めておりますが、私と深川に在住するアッシー役の弟とが経験した明快な効果の確信がありますので此処まで続けられました。
北竜町でひまわり花粉採取をスタートした当初は塗装用の刷毛を利用していたため、全身が真黄色になる程に花粉が頭から降り注ぎ、目や鼻や口はもとより、呼吸の度に肺一杯に吸い込んでおりました。
その挙句は、それまで兄弟二人が悩まされていた夏風邪や気管支炎や、痰で窒息寸前程の症状が1週間位で全く治まり、その後、風邪とは縁が切れており内科関係の主治医ともご無沙汰です。
又、ひまわり研究の過程で発現した、ショウジョウ蝿がひまわり関連の試作品に猛烈に繁殖する有様とか、夜盗虫が開花直後のひまわりのあらゆる部分を食べ尽くす様子などから、ひまわりの健康食品への安全性を確認致しました。
数年前からは、ひまわり花粉以外の部位についても研究を進めた結果、ひまわりに特有のペクチンが漢方薬分野だけではなく、先進医療分野で実際に意外な展開を見せており、いよいよひまわりの出番到来です。
商品化を伴わない個人的な基礎研究継続は資金面が最大の隘路でありすので、3年前から研究を一時封印して会社勤めに転換したものの焼け石に水ですが研究をストップしたままでは、折角の之までの研究が水の泡に終って仕舞いますし、之まで随分お世話になった方や、ずっと研究を見守って戴いた多くの関係各位のご期待に反します。。
昨年6月末で再再就職先を退職し目下はひまわりの風邪系薬草としての本来の機能に焦点を絞り込んでおり、研究スタート時点では想像も出来なかった多くの分野で利用の可能性が急速に視野に入って来ております。
私の所属している特定非営利活動法人北海道自然エネルギー研究会は小型風力発電・小型水力発電・雪氷冷熱・バイオ発電等を手掛けておりますが、多少畑違いのようですが、私は生体の発電所又は生体のエネルギー通貨と言われているアデノシンサンリン酸(ATP)を重点的に研究しており、植物の光合成は、動物には到底及びも付かない究極の自然エネルギー利用形態であることを会長に認めて戴き、会員に加入させて戴きました。
植物の葉緑体は太陽光による二酸化炭素分解による糖質成分の光合成以外にも、多くの必須アミノ酸合成や、ミネラルの吸い上げ機能の外、特にひまわりは地中からの不溶性リン酸分吸収に特性が有りますから、小著「ひまわりからの贈り物」末尾に記載したように、植物は天然自然の創薬工場であり、地球上の生命を支える不可欠な存在であります。
ひまわりは「太陽の化身」であり、これぞ探し求めている「地上の星」と思っております。
北海道ワイン株式会社の嶌村社長は小樽の花園支店時代のお取引先でしたので同社の壮大な花壇造成構想のお手伝いを要請され浦臼などで3年間ひまわり栽培に専念して貴重な治験データーを蓄積出来ました。
ひまわりが乳牛の乳房炎予防や人工授精の受胎率向上を目的に導入されたと言う古老の証言は、ひまわりの花托由来多糖体成分ペクチンが糖鎖を始め細胞表皮で機能している免疫系効果への確かな証明と思います。
実際に、フランスではひまわり栽培面積がこの30年間で突出して急増し、農業基盤を磐石に強化しております。
古来の世界的な風邪系薬草ひまわりが、新型インフルエンザの抗原性タンパクの一種ヘマグルチニン&ノイラミニダーゼ、かまぼこ関連で筋肉を構成している アクチン&ミオシン、細胞壁ペクチンのガラクツロンサン&カドヘリンなどのような幾つもの生命科学分野に共通する免疫系で横断的に密接に関わっている事が明らかになり、世のため人のために役立つ局面は近々必ず到来すると確信しております。
以上に之までの私のひまわり研究内容を列記し、併せて今後ともご健勝を心からご祈念致します。
                                草 々追伸
今日は偶然私の満81歳の誕生日ですので我儘なお願いをご容赦下さい。

  • 伊東 裕
  • 2011年01月08日 20:47

伊東裕様 ご著書「ひまわりからの贈り物」も読ませていただいており、ヒマワリ花粉採集の試作新兵器の実験にも立ち会わせていただいていている従来からの経緯も手伝って、伊東さんのヒマワリ花粉研究に対する情熱を強く感じる投稿原稿だと思います。
 この分野(分野のカテゴリーさえもはっきりしないのですが)の専門家ではないので、ヒマワリの花粉ならびにヒマワリから採取される物質についての評価は、他の専門家にお任せしたい、といったところです。
 ただ、伊東さんのヒマワリ研究を広めために、ほとんど費用をかけず取り掛かれるプロジェクトをコメントに書いておきます。
 前述のご著書を電子書籍化してネットで公開すると多くの人に読んでもらえます。仕事は紙の本をばらしてスキャナーで取り込んで、ページをめくる機能や拡大機能をつけます。ここら辺が手間ですが、電子書籍化の実験を手掛けているところにかけあって、やってもらいます。
 実のところ、私自身が自分の著作の電子書籍化を試みようとしていますので、その過程で伊東さんのご本の電子書籍化の相談に乗ることもできます。
 電子書籍化に関しては、次回のeシルクロ-ド大学で、福本工業の福本社長、アイワードの久保部長に話していただきます。近々講義の案内を出しておきますのでご覧ください。
 電子書籍化後はネットで公開します。現段階では本代については考えず(考えるとハードルが高くなるので)、単に読者の方々に広く読んでもらう、という目的で行います。
 ネットに流すのは、伊東さんがその環境を持っていなければ、私のブログかeシルクロード大学のブログにでも載せてあげることも可能です。ただし、これらのブログの読者はそれほど多くはないので、広く流通させる本来の目的にはならないかもしれませんが、ご本に興味のある人に情報を提供する最低の手段は手にすることができます。
 電子書籍に関しては、私としては試行錯誤が始まったばかりで、どんな問題が潜んでいるのかはこれからの話ですが、埋もれた価値あるコンテンツを広める良い方法だと思っていますので、コメントとして書いておきます。
 文章は長くなるので、以後のお話は、eシルクロード大学の集まりの時にでもしたいと思っています。
 追伸:誕生日おめでとうございます。

  • 都市秘境作家
  • 2011年01月09日 01:51
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