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2011年04月05日

顔の造作の整い加減

 白樺の枝が幹から出て、偶然それが幹からとれ、結果として思いがけない顔が幹に現れる。この状況では、幹の顔の造作が整わないのは至極当然である。それでも目鼻立ちの整った顔を見かけることがある。目が大きく、小さなおちょぼ口が白い木肌に並んでいると美人顔に見えてきて、散歩の足が止まる。白樺の幹にある顔でも、人間の顔の評価が反映される。アイシャドウと口紅が濃く、目と口がばらばらの顔は性悪女のイメージである。白樺には預かり知らぬことではあるけれど。

気を惹かれ 足の止まりて 美人顔

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口がずれ 性悪女 睨むなり

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