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2011年08月11日

足元の毛虫を狙う野鳥

 林と住宅街の境の道を歩いていると、木陰で何かが動く。小型の野鳥である。過眼線があり、胸毛は白く頭が灰色で野鳥図鑑の鳥たちと比べるのだが、一致するものが見つからない。強いて当てはめるとゴジュウカラだろうか。木の葉に嘴を突っ込み何かしている。最後には毛虫を咥えて飛び去った。その瞬間の写真を撮ったけれど、ピンボケである。パソコン画面で拡大してみると、止っている鳥の足元に毛虫がいる。野鳥はこの毛虫を狙っていて、この時点で毛虫の運命は決まった。

鳥図鑑 探す特徴 過眼線

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葉の裏の 虫の運命 決まりたり

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「葉の裏の虫の運命決まりたり」は、爪句形式による日本人の生存競争感の一端を捉えており、将来「日本版爪句シートン動物記」の出現を予感しますが、さて、こんな難問に挑戦する人は、今と処プログ子先生のほかに見当たりません。

  • 伊東 裕
  • 2011年08月11日 20:55

 考えてみるとシートン動物記は書名を知っているだけで、読んだことはなかったような気がします。書名は知っていても内容は全く知らない本は山のようにあります。もうこれからこんな本を読む機会もないだろうな、と思っています。

  • ブログ子
  • 2011年08月11日 21:59
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