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2012年01月27日

器用なヒヨドリの嘴

 藻岩山の平和塔へつながる雪道を歩いていると、野鳥が鳴き声をあげながら梢から梢に飛び交っている。視力の低い目には、遠くの鳥の種類をはっきりさせるのが難しい。しかし、大きさや全体の色からしてヒヨドリと見当をつける。後で、パソコンで画像を拡大してヒヨドリと確認する。ヒヨドリが木の実を鋭い嘴で摘む様子が写真に写っている。まるで嘴が箸のようで、開いた箸で枝に残っている実を摘もうとしている。器用に摘んだ実は一度嘴に乗せてから、次に口の内に入れる。

ヒヨドリは 箸の使い手 梢の実

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嘴で 摘んだ実見せて 朝餉なり

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近くのバス停にも通称山りんごが1本あり、ナナカマドと同じような赤い実が雪の中で目立つのですが、今年は赤い実をあまり附けていないようです。

  • 伊東裕
  • 2012年01月27日 11:15

 ヒヨドリが啄ばんでいる赤い実がはっきりしません。ナナカマドではないようです。エゾノコリンゴにしては実が小さく、多いような気もします。

  • ブログ子
  • 2012年01月27日 15:10

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今朝のような印象に残る情報伝達は、まず写真が決定的な場面を切り撮り、さらにその情景を絶妙な語彙を駆使し表現している場合には、例えば「箸の使い手」とか「器用に」とか「摘んだ実見せ」などと、私など加齢で情報の認知機能が低下している受け手の脳裏にも鮮明に連想形態で焼きつきます。

  • 伊東裕
  • 2012年01月27日 20:32

 爪句はほとんど時間をかけずに作句するので、その時頭に浮かんだ言葉を並べています。うまく言葉が出てくるとよいのですが、そうで無い時は写真をなぞった説明で終わっています。

  • ブログ子
  • 2012年01月27日 21:41
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