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2012年06月06日

飛ぶトビで確認する鳶色

 鳶色の言葉を耳にする。言葉通り鳥のトビの色を言っている。羽の濃い部分の焦茶色を指しているようだ。生活の中でこの色を意識する場面はあまり経験したことはない。ただ、「風景印で巡る札幌の秘境」(北海道新聞社)を出版する際、郵便局で切手に押す風景印を集めて周った。その際、風景印を押すスタンプの色が定められていて、これが鳶色であった。因みに、鳶色のスタンプは入手できない。モエレ沼公園で写真に収めたトビは、天気が良くなく鳶色ははっきり写らなかった。

鳶色を 霞む緑と 色合わせ

鳶色が 小雨横切り モエレ沼

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以前食品製造企業に勤務していて判ったのですが、安全な着色料はコストの関係で、国の認可の範囲内で安価な化学合成品を使用しており、着色料への関心は深いので改めて「風景印で巡る札幌の秘境」をめくりましたら確かにとび色のスタンプに統一されておりました。
身近なスズメの色もトビ色ですので今度はじっくり観察してみます。
徒歩族にとって又一つ道草を食う対象が増えました。

  • 伊東 裕
  • 2012年06月06日 20:57

 TPOで避ける色はあっても、生活の中で使ってはならない色というものが無いことが自由な世界に居る証拠です。しかし、風景印の消印スタンプの色は、お上が鳶色と決めて、文房具店でこの色のスタンプ(インク)を購入しようとしても製造されていないのを知った時には少々びっくりしました。勿論手にはいる赤と黒のスタンプインクで鳶色に近いものを作り出して使ったからといってお咎めがある訳ではありません。色の組み合わせのデザインで、例えば車を白黒で塗り分ける、なんていうことをしたら、組み合わせのデザインによっては警察から注意は受けるでしょうね。

  • ブログ子
  • 2012年06月06日 21:15
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