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2012年07月06日

栗林石庭の巨石

 八紘学園の創始者の栗林元二郎は、晩年道内各地から巨石とイチイの大木を集めるのに情熱を傾けました。その巨石が栗林石庭に置かれていて、石庭の名前はこの事に由来します。三笠宮が命名したという、日高の沙流川から運んだ巨石は、表札に95トンと記載されていて、この重量のものを重機の無かっただろう当時、どうやって運んだのか見当がつきません。

石庭の 巨石運びた 術(すべ)知らず


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(画像をクリックでパノラマ写真)

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私の生家が石狩川に近かったので神居古譚石と言われる黒系の水石は高価で今も人気がありますが、日高方面の水石は茶系とか青系の特徴ある巨岩で知られておりましたが、95トンともなると確かにどうやって運んだかは宿題級の難問ですね。
小樽に永く勤務しておりましたので旧家とか豪邸には大きな庭石はつきものでしたが、どうにか運べる大きさであったように思います。

  • 伊東 裕
  • 2012年07月07日 00:05

 石は人の心を捉えるようで、大きな石を並べた庭を見ることがあります。しかし、大抵は無理をすれば運べるか、ぐらいの大きさです。栗林石庭園の巨石は度外れで、巨石が栗林の心を狂わしたように思えます。同石庭には巨大水晶というのもあります。こちらも確かに大きいものです。

  • ブログ子
  • 2012年07月07日 00:37
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