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2015年08月23日

雨竜沼湿原行1

 8月22日早朝車3台で雨竜沼湿原の登山兼写真撮影に行く。パーティのメンバーは札幌からはSu氏、F氏、Y氏、N氏、M氏、Iさんに筆者、小樽からはSa氏、K氏の総勢9名となる。
 雨竜町に入って暑寒湖でパノラマ写真を撮る。この湖は暑寒山麓を源流とする尾白利加川を堰き止めて造られた農業用水を確保するダム湖である。渇水期のようで、湖水面が低くなっている。ここから雨竜湿原の登山口まで行く道は砂利道と舗装道路が交互に続き、予算の関係でこういう状態になっているようである。

暑寒湖は 湖面縮小 渇水期


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(パノラマ写真)

 雨竜沼湿原に入るために管理棟に寄り手続きを済ませる。一人当たり500の入山料を支払う。ここは暑寒別天売焼尻国定公園で、登山者から公園管理の費用を徴収している。さらに、雨竜沼湿原はラムサール条約湿地で、その保全のため登山者に環境保全に関して協力を要請している。

看板見 湿地の知識 仕入れたり


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(パノラマ写真)

 雨竜湿地は高い所にあり、そこまで行くのは登山である。途中白竜の滝を眼下に眺めパノラマ写真を撮る。この滝は雨竜湖を水源とするペンケペタン川にある。ここまで下りて行く道があり一行のうちの数名が滝壺の近くまで行っているのを上から確認する。

眼下見る 白竜の滝 登山道


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(パノラマ写真)

 登山道が終われば、木道が現れ、流れが道を横切っている。やっと湿原近くまで来た事を知る。休息する場所があり、一息入れる。湿原への登山口までの交通の便が良くない場所で、加えてかなりの登山道を登らねばならないのにかなりの人が来ている。夏休みもあってか若者の学生グループが多いようである。

木道と 流れ教えて 湿原地


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(パノラマ写真)

 休息所で一息ついた人が列を作って出発である。湿原は全行程木道の上を歩くようになっていて、混雑を避けるため、右回りで歩く一方通行になっている。途中展望台へ行く道では登る人と降りる人が行き違いになる。ここまで来ると写真を撮ることに専念できる。

湿原へ 列成す人が 進みたり 


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(パノラマ写真)

 湿原を高い所から眺めることができるように、物見櫓造りのデッキがある。これから歩いて湿原を見ようとしている幾つかのグループが一休みで、エネルギーの補給をしている。後で知ったのだが、北大工学部の環境システム研究室のグループも交じっていた。若者達は湿原に咲く花を見るよりは、食べて話す事に湿原歩きの意義を見出しているようだ。

若者は 花より団子 混むデッキ


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(パノラマ写真)

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