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2020年09月18日

今日(9月18日)の一枚

研究者 死に絶えて 句作の徒

 朝から雨。昨夕のon line eSRUで講師の姜錫君が“大事件”と表現した筆者の単著学会誌論文に目を通す。1999年度の論文は「電子透かし」2編と「葉脈曲線解析」の1編でいずれも電子情報通信学会論文誌である。雑用だらけの中の頑張りである。

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ブログ子さま

論文を書けない学生へのイライラは今は良く理解できます。
僕の最近の筆頭論文は2019年11月号の論文誌に掲載された「人工衛星追尾望遠鏡のGPS週数ロールオーバー対処」です。
この研究のために何度も陸別の天文台へ行きました。この論文の内容を単純に言うと、人工衛星追尾望遠鏡を扱う博士の方々が、地球が太陽の周りを1年で1周しているということに気が付かなかったということです。
最初に言われたのは、「我々が何年もかかってできなかったことを、先生が解決できるのならお願いします」ということです。ついついムキになって、3カ月ほど頭をフル回転させました(^^♪

  • マリオ??
  • 2020年09月18日 17:44

 北大工学系の場合博士号取得の基準は学会誌に筆頭論文2編で修士課程から博士課程を通して通常5年間ですから、この間に2編の論文書き(多分今でも変わっていないでしょう)なんか大した事はないと思っていると、5年間経って単位取得退学で博士号を取得できなかった学生がぼろぼろ出てきます。面倒見のよい先生は大方の論文の骨格を整えて、学生はデータをはめ込む作業で筆頭論文をものにして博士号を取得していきます。ブログ子は面倒見の良い先生ではなく、精々ブログ子が単著論文を書いて論文の書き方はこうするのだ、と見本を示す行動に出たりします。それにしても学生は手先が器用だったり、既存の技術を上手に使いこなしますが、何か新しい事を論文にするのは下手ですね。どうやれば新しい事を見つけて論文が書けるかなんて教えようとしたって教えられるものでもなく、マリオ??さんもよくご存知のようにブログ子は博士の学生については放任主義です。自力で論文が書ければそれでよし、書けなければ単位取得退学も止む無し、です。ただ、技術的な点でいえばブログ子は指導してきた学生達に技術ではかなわないとは思います。研究者とエンジニアは違ったところに立っているといった方が的を射た言い方かも知れません。

  • ブログ子
  • 2020年09月18日 18:59

御意にござります。
しかし、放任主義を実践すると現状では大変なことになってしまいます。僕にとっては自由にできて、ありがたいことでしたが。
良くも悪くも指導教授のやり方が、その後の大学教員の指導方法のお手本になるようです。難しいところです.....

  • マリオ??
  • 2020年09月19日 09:33
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