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2011年03月02日

開拓民の肥桶担ぎからのデザイン

 大通公園を挟む南北の大通に、両腕を伸ばし天秤棒で容器を支えているような街路灯がある。背の高いものと、低いものがある。これは人が桶を担いでいる様子をデザインしたものといわれている。人とは開拓民であり、桶は肥桶である。この肥桶をラッパ管と記述している記事を見かけたが、インターネットで調べてもこの用語は見つからなかった。撮影は早朝で、ビルの間から顔を出した朝日が、街路灯を輝かせて射している。夜ではなく、早朝に街路灯が点ったかのようである。

この形 肥桶担ぐ 開拓民

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早朝は 朝日が点し 街路灯

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2008年02月11日

点る灯(ひ)に 浮き球(だま)ローソク 灯の祭り

 二月上旬は札幌の雪祭りに合わせるかのように小樽の「雪あかりの路」と名づけられたイベントが行われる。この期間には夕闇が迫ると、ガラス製の“浮き球(だま)”にローソクが灯されて観光名所の小樽運河に浮かべられる。運河沿いの散策路には雪でつくられたフードにローソクが灯される。次第に暗くなっていく運河の見所の浅草橋には写真愛好家が早々と三脚にカメラを設置し、その後ろに見物客が集まる。街灯がともり、浮き球のローソクも光り出す。風が止むと運河の水面に映る灯が留まって見える。

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風止みて 運河に灯影(ひかげ) 留まりて

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2008年02月10日

祭り時期 氷像占拠 歓楽街

 雪祭りの期間札幌の歓楽街ススキノには氷像が並ぶ。地下鉄すすきの駅の出口から中島公園方向に向かうメインストリートの道路中央部が氷像の展示会場となる。趣向を凝らした氷の彫刻群を街路灯が見守っている感じで、街路灯が灯り出すとその光も受けて氷像は昼間とは別の像のように見えてくる。お内裏様にお雛様も一週間にわたる祭り期間溶けずに形を保っていくのも大変だろう。日中でも零下の札幌の気温が、蜷人形が姿を保つのに加勢して、夜は街路灯が雪洞(ぼんぼり)の役目を果たしている。

氷点下 雛人形は 持ちこたえ

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