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2008年04月18日

錯覚は 写真にありて 壁オブジェ

 「都市のデザイン」といテーマで爪句集の3集目の原稿の整理に入っています。まだ取材したいところがあって、写真が揃わない部分もあるのですが、撮った写真の取捨選択を行っています。

 今回の壁のオブジェがどこにあるかは書きません。これらのものがどこにあるのか分った方はかなり札幌を歩いている方です。

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 下の写真のオブジェがある地下通路は一般の人も通れますが、この通路を知っている人は少ないのではないかと思います(実のところ私も最近までこの地下通路は知りませんでした)。こんな立派な通路が、多分特定の人だけの通路になっていて、立派な彫刻類もあるのに、見る人もいない彫刻は眠りに入っているようです。

地下通路 風の記憶が 眠りたり

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2008年03月17日

目が有りて 獣(けもの)顔かと 舟の先

 建物の壁には目とか羊や馬の頭部が加えられている。設計者の意図は分らず、見る側があれこれ推測するしかない。建物は「ノアの箱舟」と名づけられていて、舳先(へさき)に目があるのは、海原を見通して航海の安全を確保しようとするためだ、との解釈も出てくる。羊頭が岩舟の腹の部分にあって、こちらは船の喫水線か。しかし、強いて解釈をつける必要もなく、建物のインパクトを高めているだけである、というところだろう。近代的ビルを背景に、この建物は異空間を醸し出している。

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羊頭は 喫水線か 船の腹

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2008年02月23日

冬空に 鶴が舞い降り ビルの上

 大通西三丁目にある北陸銀行の屋上に、地上からならよほど気をつけて探さないと発見できない「鶴の舞」と題された山内壮夫の作品が設置されている。何で銀行のビルの屋上に、それも形を見てもよく分らない彫刻が置かれたのか、その経緯は知らない。山内は岩見沢市に生まれ、1921年庁立札幌第二中学校入学した。上級に本郷新が在籍しており、後に本郷の影響で彫刻家の道に進んでいる。札幌市役所の近くに「希望」の大きな作品がある。中島公園にも表題の彫刻があり、このテーマで一連の作品を発表したのだろう。

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みつけたり 雪に隠れた 鶴の舞

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