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2010年01月10日

風景社印・eシルクロード研究工房

 以下は「風景社印」に関するサンプル原稿です。企業のサンプル原稿は福本工業のものがブログにアップされているので、そちらも参考にしてください。

eシルクロード研究工房(e-Silkroad Atelier:eSRA)
房主:青木由直
札幌市北区北6条西6丁目 第一山崎ビル3F9号室
都市秘境コンテンツ取材、IT・ビジネスセミナー開催(eシルクロード大学)
URL:http://esre.sblo.jp

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 当工房は工房主(房主(ぼうず))が2005年に北大退職と同時に設立している。2005~08年は札幌市エレクトロニクスセンターでeシルクロード大使館の事務局を兼ね、2008年からは現住所に移転している。2006年から定期的IT・ビジネスセミナーの「eシルクロード大学」を開催しており、2009年度は4期生が修了見込みである。

 房主は都市秘境作家でもあり、これまで札幌市と近隣都市の都市秘境の取材活動を行っており、北海道新聞社や共同文化社から都市秘境の著書を出版している。その活動の延長線上に、本著作がある。2010年のHokkaido Super-Clusterカレンダーに、工房のロゴが掲載されている。

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 デザインにある碑は、北大の学部生のための寮であった楡影寮の閉寮20周年を記念して2004年9月に建立されたものである。北大恵迪寮の寮歌「都ぞ弥生」の歌碑のある場所近くに、楡影寮は建っていた。楡影寮の記念碑はかつて寮のあった敷地の前の林の縁に建てられている。

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 記念碑建立委員会委員長の役目が房主に回ってきて、建立場所や碑石の選定の他に、元寮生からの碑文の募集なども行った。楡影寮の歴史に始まる長い碑文もあり、短いものもあった。碑文は色々のものを勘案して「ここに僕らの棲み家があった/ここで学んだ 語った 歌った/そして時が流れた/楡影の青春を偲んで/オバンケルの息子たち」の5行が碑文として、黒御影石に刻まれ、記念碑にはめ込まれている。楡影寮の略譜は石碑の別の場所にはめ込まれている。石碑に彫られて楡影寮の文字は、当時の北大総長中村睦男先生の揮毫である。記念碑が建立された年度が、全国の国立大学の最後の年度となり、翌年度からは国立大学法人に移行し、北大もその例外ではなかった。

 碑文にある「オバンケル」とは、寮の賄い婦の「おばさん」の呼称の日本語と、ドイツ語のおじさんの「オンケル (Onkel)」の合成語である。どういういうものか、当時寮生はドイツ語の単語を会話に取り入れていれていて、食事の「エッセン」、女性の「メッヒェン」とかあって、寮歌の歌い出しの合図も「イチ、ニ、サン」を「アイン ツバイ ドライ」で始めていた。これは現在も残っていて、寮歌の歌い出しで耳にする。

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 楡影寮の近くに、教養部の学生寮である木造二階建て、四棟の恵迪寮もあった。恵迪寮は1905(明治38)年に建てられ、1907年に恵迪寮と命名されている。この時から数えて100年目の2007年に、記念行事の一つとして「都ぞ弥生」の歌碑が新しくなっている。恵迪寮では、毎年寮生が寮歌の作詞・作曲を行っており、「都ぞ弥生」は明治45年度の寮歌である。
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2010年01月07日

「札歩路」のプレゼント

 道新の新聞販売所発行の情報紙「札歩路」(118号)に、読者プレゼントとして「風景印でめぐる札幌の秘境」が出ていたのを偶然に見つけた。記録に残すため、スキャンした画像をアップしておく。プレゼントは10名に配られるとのことである。

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2010年01月06日

風景社印の試作

 風景社印のサンプル例として、eシルクロード研究工房のものを製作中である。秘境としては、建立に関わった、北大構内にある楡影寮碑にすることにして、その下絵を描いてハンコ屋に頼んでもらっている。さて、このハンコの出来具合はいかに。
 現在のところ、風景社印プロジェクトに参加してくれる企業は10社を超えている。でも、企業数はまだまだ足りない。参加企業の勧誘を精力的に行わないと、最終的本の出版までたどりつかない。

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2009年12月29日

風景社印

 今年も残り3日である。12月に入ってから風景印と都市秘境をテーマにした著作を出版できたので、二匹目のドジョウを狙っているようであるけれど、来年は風景社印(IT企業)&都市秘境をテーマにした本の出版を企画している。

 風景社印は準備が必要で、手始めに福本工業の風景社印を作ってもらった。この風景社印、余分に作ってもらい、送ってもらったものが手元にある。このような風景社印を各IT企業に作ってもらい、そこに都市秘境を探してデザインし、説明文をつけてもらうものである。

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 折角作った風景社印なので、本来の目的以上に利用しようとしている例については、福本社長のアバタのブログにアップされている。福本社長も最近話題のアバタの映画の主人公みたいに、あちらの世界の人と合体して、昔のチョコと遊んでいるご様子である。