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2007年07月31日

北海道立図書館内模型

 JR大麻駅近くで、国道12号線から野幌森林公園方向に伸びる文京通に折れて少し行くと道立図書館が見えてくる。図書館の入り口近くにあるパーキング場に車を止めて写真を撮る。写真に写っている図書館入り口の表示の向こうにある建物は「とわの森三愛高校」である。この高校は「酪農学園大学付属高等学校」と「とわの森三愛高等学校」が統合した経緯があり、キリスト教に基づく教育理念と酪農の実技が組み合わさっている高校となっているようである。

 道立図書館の入り口のところに三角錐状のオブジェがあり、その向こうに「とわの森三愛高等学校」の三角形の建築物が見え、この辺りは何か三角形がモチーフになる謂れでもあるのかと思ってみるけれど、単なる偶然なのだろう。写真に写っているようにカラスが沢山電線に留まっていて、五線譜(三線ではあるけれど)に記された音符のようにも見える。

 道立図書館が江別市のこの地に移転してきたのは一九六七年(昭和四十二年)で、もうこの地に移転してきてから五十年が経過している。そのせいもあって、建物、施設は古い感じである。以前の道立図書館は北海道庁舎の近くにあった。県庁(道庁)所在地の市に県立(道立)図書館が無いのは珍しく、北海道はその少ない例となっている。蔵書数は七十六万冊強の数字をネットで見つけることができた。

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 道立図書館そのものは人の出入りのあるところで、秘境という範疇には入らない。ただ、あることに焦点を合わせて秘境に組み込んでみたくなった。それはこの図書館の階段の踊り場に置かれたあったかっての道立図書館の写真の模型である。模型になった実際の建物は写真のように今も健在で、道の文書(もんじょ)館別館となっている。別館入り口のところに看板があって、注意するとここが文書館であることが分かる。ただし、この文書館には一般の人は出入りできない。

 図書館を訪れる人は本を見に来るのであって、この模型は来館者の誰の注意も惹かない存在であろう。たまたま自称大都会秘境探検家の筆者の目に留まって、この模型が置かれている道立図書館が秘境の候補となっている。

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2007年07月30日

リサーチ・トライアングル・ノース

二十年も昔、今は無き北海道拓殖銀行が音頭をとって「米国先端産業集積地域調査団」が組織され、アメリカ各地での視察が行われたことがある。その頃、札幌市はベンチャーランドの呼称で、江別市はリサーチ・トライアングル・ノース(RTN)を標榜し、マイクロコンピュータに代表される新しいコンピュータ技術で情報産業の集積を図ろうとしていた。

 このような事情があったため、この調査団には行政、企業、研究者と色々な分野のキーパーソンが加わっていた。当時の江別市長も団員の一人であった。北海道に気候や産業構造が似ているノースカロライナ州のリサーチ・トライアングル・パーク(RTP)も視察の対象の一つであった。ここでノースカロライナ州のRTPを構成する三拠点は、州都ローリーにあるノースカロライナ州立大学、ダーラムにあるデューク大学、チャペルヒルにあるノースカロライナ大学である。

 江別市のRTNはこのアメリカのRTPにならったネーミングだろうと思われるのだが、三角形の頂点を構成する研究拠点がどこであるのか著者は理解していない。江別のRTNは野幌森林公園の北東側に接していて、札幌のテクノパークは南西側にあり、野幌森林後援を挟んで似たようなコンセプトの研究開発企業団地が造成されることになった。

 このRTNを訪れてみた。著者のオフィスのあるテクノパークから、森林公園の南側の縁の道を通り、途中立命館慶祥高校を過ぎて江別恵庭線に出てこれを北上する。第一期分の造成が九十九haの広いRTN内で車を止める。写真にはRTN1号公園の表示が写っている。公園の近くには空き地が広がり、RTNは当初想定していたようには企業の集積が進まなかったように見える。公園の向こうに変わったデザインの建物があったので、近寄ってみる。

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 この社屋は日本ディジタル研究所の社屋である。正面玄関前には巨大な本が重なったオブジェがあり、本の背表紙にはJapan Digital Laboratoryの文字が彫られている。この会社は、主に会計ソフトの開発とそれによるサービスを主力にしている。中を見学していないので確かではないけれど、江別にあるこの建物はこの会社の研究開発センターのようである。

 RTNには北海道情報大学も組み込まれている。江別恵庭線から道道1005線に入って道路脇のRTNパークの看板辺りで大学のキャンパスの方に折れて進む。この大学を経営している企業グループが大学と隣り合わせに設立したRTN研究所もあって、その外観を写真に撮って来た。建物の屋上に衛星通信用のパラボラアンテナが見える。著者は衛星通信研究にも関わっていた時があって、札幌の手稲区にある北海道工業大学と衛星通信の共同研究を行っていた頃、このRTNでの衛星通信も視野に入って来て、そこら辺の相互関係も秘境的ではあるのだけれど、今は昔の話である。

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2007年07月29日

虹ヶ丘公園のすべり台

 江別市の大麻新町公園の長いすべり台を取材したので、北広島市にも長いすべり台がないかと探してみた。すべり台のような遊具の設置場所は公園と相場が決まっていて、長いすべり台ともなれば、かなり規模の大きな公園でなければないだろう。そこで、札幌市厚別区に接する虹ヶ丘にある虹ヶ丘公園に出かけてみる。

 この公園は丘陵に整備されていて、公園に接して団地が出来ている。団地造成に際してこの公園も造成したようである。近くに日大の付属高校と中学校がある。公園の入口には噴水装置とオブジェがあったけれど、水は出ていなかった。広くて整備の行き届いた公園である。

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 公園の比較的高いところにお目当てのすべり台があった。平日の午前中で子供も居ないすべり台の上から、下に広がる公園とその向こうの札幌市側を眺める。良い眺めである。さて、このすべり台は長いかと問われれば、普通公園にあるのものよりは長いと答えられるけれど、絶対的基準で長いという形容詞がつくかどうかは迷うところである。

 それはともかく滑ってみることにする。すべる子供があまりいないせいか、金属製の滑る部分にはうっすらと土ぼこりが見える。これではズボンが汚れるとは思っても、取材であるからには滑ってみなければならないだろうと、足をすべり台の両脇に接触させてブレーキを効かせながら直線部をすべり降りる。途中からは大麻新町公園のすべり台と同様にローラースライダーになっていて、下まで滑っていけるようになっている。子供なら面白くて再挑戦するだろう、とは思っても再度滑る気にはならない。

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 この公園はパークゴルフ場があって、こちらは朝から幾組かの年配者がプレーを楽しんでいる。公園に来てみると、遊具の周りに子供が居らず遊具が遊んでいるのに対して、パークゴルフ場が年配者で賑わっているのを見ると、少子化、高齢化社会に突入した現実を実感できる。

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2007年07月28日

探検お休み

 今朝は久しぶりに雨です。週末の秘境探検に出かけずデータ整理です。天気の良い日に撮った花の写真です。 

コスモスの 咲く夏の朝 秋の息

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夏の青 花から空へ 色の染む

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延焼の 花火炎あり 狭き土地

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2007年07月26日

取り残された国道

 北広島市(かつては広島町)の西の里と札幌市厚別区の辺りは昔の野津幌川が両都市の境目になっていて、原始河川の蛇行が境界線に投影されていているらしく、地図上の境界線も蛇行している。現在の野津幌川は改修され直線状の川になっているけれど、両市の境界線が直線状に改められている訳ではない。直線状になった野津幌川に沿うように厚別東通が南北に伸びている。

 この道路と交差するように、東西に国道274号線がJR上野幌駅をかすめるように走っている。この国道は交通量の多い幹線道路で日高を通り帯広に抜ける。原始河川が改修されて、蛇行部が直線状になったのと同じく、道路も難所が改修され、直線状になる場合がある。その場合、旧道は車がほとんど通らない道路となって残される。旧道の道路標識も場合によっては昔のままに残されていたりする。そのような例を国道274号線の札幌市に接する北広島市の西の里にあるのを見つけた。

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 国道274号線を横切る厚別東通を南にほんの少し行き、東側に入り込むとここが端となる道がある。これが国道274号線の旧道で、カーブを描きながら直線状の新国道274号線に沿っている。この旧道には写真のように道路標識が残っていて、標識には夕張 74 km、広島 8 kmの案内を読むことができる。ここで広島は北広島市の前身の広島町を意味している。

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 この道路は、現在は市道西の里側道2号線と道路名がついている。国道274号線が弓の弦とすれば、この道路はさしづめ弓の形で、カーブの短い距離を走って新国道に合流する。旧国道は坂になっていて、新国道を下の方に見ることになる。新国道ではひっきりなしに車の往来があるけれど、旧道は通る車はほとんど無い。この旧国道に沿ってパークゴルフ場や温泉施設の森の湯があり、旧国道の両側は市民の憩いの場所となっている。

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2007年07月25日

水道発祥の地碑

 北広島市を貫く二つの大きな国道は36号線と274号線である。国道36号線は千歳市を通り苫小牧方面に抜ける。国道274号線は長沼町を通り夕張市から帯広市へつながる。国道274号線は札幌と道東を結ぶ重要道路であるけれど、日高山脈越えには片側1車線が続く部分が長く、ドライブには気を遣う道路でもある。国道274号線の西の里で野幌森林公園方向に折れて進むと西の里配水池の施設がある。

 この施設の横に北広島の「水道発祥の地」碑がある。北広島のこの地区には水源となる大きな川がなく、水は井戸に頼った。昭和三十年代に飲料水と灌漑用の深井戸が掘られ、水道管を敷設して西の里開拓用水道が設けられた。昭和五十年代には漁川ダム(恵庭市)を水源とする石狩東部企業団からの給水が始まり、西の里も本格的水道の恩恵を受けることになり、地下水の利用には終止符が打たれた。

 この北広島の水道事始めに関連し、水道発祥の地を記念した碑が建立され、西の里の配水地施設横にたたずんでいる。碑は年季物のようで、大理石の表面にそれが現れている。碑には碑文のようなものは無く、○印の水の字に発祥の二文字があるだけである。愛想の無い碑と言えばいえる。多分この碑を見にわざわざここまで来る人もいないだろうから、愛想を振り撒く必要もないのだろう。西の里の配水地施設の方は無人の施設らしく、施設内は立ち入り禁止となっている。

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 この碑の近くに西の里中学校がある。周りが自然に囲まれ田舎然としているので、市立の中学校というより田舎の町立の中学校の趣である。またこの辺りは農家や酪農家の農場や牧場が目につく。訪れた時には近くの畑に植えられたひまわりが群れて咲いていて、札幌の厚別区から少し車を走らせるとかなり広いひまわり畑を見ることができるとは、いままで知らなかった。

 ここから野幌森林公園方向の道を通って厚別方向に出る途中に立命館慶祥高校がある。森林公園が迫ってくる農地の中に、高校の校舎が突然現れるのは、予想していないと少々驚く光景である。

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2007年07月24日

大麻新町公園の長い滑り台

 大麻新町公園は高速道路の道央自動車道と東雁来(ひがしかりき)が立体的に交差するところにあり、新町公園とつながっている。道路を隔てて大麻第一緑地と大麻第二緑地にもつながり、この辺りは広い緑地帯となっている。

 石に彫り込まれた公園名の文字に塗られたペンキが黒々としていて、新しい公園かあるいは改装直後の公園の感じである。段差のある地形で、冬にはちょっとしたスキー場になるらしい。この段差は滑り台にも利用されている。

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 滑り台に近づいてみると、滑る部分がコロになっていて、コロが回転するのでその上の体が下方に向かって移動していく仕組みである。滑り台というよりコロ台といった方がよいかも知れない。公園の案内の看板にはローラースライダーと書かれていたので、これがこの遊具の正式名称なのだろう。 

 この滑り台はその長さが売りである。長さは33mあるというから確かに長い。ものは試しと脚を揃えて滑ってみる。滑り台感じとはやはり異なり、体重が重いとコロの部分が尻に当たってスピードがつくと痛いかもしれない。

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 傾斜が緩くなると普通の滑り台は人が止まってしまうので、かなりの傾斜が必要である。するとよほどの段差がなければ長い滑り台を設置するのは無理である。その点、コロ台は傾斜が緩くても乗っている人を曲がりなりにも運んでくれる。長い滑り台の途中で止まってしまって、そこから歩くといった心配は、この滑り台にはなく、終点まで滑ってゆける。

 滑ってみて面白いかと問われると、大人にとっては面白いとは言い難いだろう。しかし、子供には面白い遊具だろう。その肝心の子供達は、平日の午後のせいか、ここで遊んでいる姿は無かった。 ただ、園内のテニスコートからは歓声があがっていたから、大人達はテニスを楽しんでいた。

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 滑り台のところから目に付いた園内のトイレは、レンガでサイロを模して造られていて洒落ている。この形のトイレは旧町村牧場でも目にしていて、江別では公園や観光スポットに積極的にこのトイレを設置しているようである。

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2007年07月23日

セラミックアートセンター

 江別市はレンガややきもので売り出そうとしている。その啓蒙・宣伝を行う中核施設が野幌森林公園近くにあるセラミックアートセンターである。市の期待を背負った施設であるので、秘境に組み込むのは適切ではないかも知れない。しかし、たまたま土曜日の午前中に出向いてみたところ、来館者もほとんど見当たらず、広い駐車場には車が二,三台しか留まって居らず、雰囲気的には秘境的であった。

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 この施設は一九九四年(平成6年)十一月に開所した。二階建てで一階にはれんが資料展示室、北のやきもの展示室がある。これらの展示室は有料である。有料であるのでこの資料館の見学はパスする。一階にはその他にレンタル工房、窯室、教室工房があり、市民に開放されている。レンタル工房でろくろを回して、陶作に精を出している人が一人居た。

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 二階には図書室や教室があり、講習会などで利用されるのだろう。教室前にはラウンジもあって寄ってみる。食器棚があって、コーヒーカップの作品が並んでいる。売り物かと思っていると、好きなカップを選んでコーヒーが飲めるようになっている。それではと選んだカップが写真のものである。

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 そもそも江別とやきもののつながりは江別式土器の続縄文時代に遡る。れんが産業の歴史も北海道では古く百余年を数えている。釉薬の第一人者の小森忍が晩年を過ごした地でもある。ここで小森は大阪高等工業学校窯業科で学び、その後京都の陶磁器試験場に就職し、中国古陶磁器の研究を行っている。満州にも渡り、終戦で新しい活動の場を求めて江別に移り、この地で亡くなっている。このような経緯から江別市が陶芸の里を目指していて、セラミックアートセンター開設の背景となっている。

 窯業の未来を切り拓こうという目的のための技術開発を行う施設として、道立工業試験場野幌分場が市内にある。小森が陶磁器試験場で研究を行っていた例を引き合いに出すまでもなく、他のジャンルの芸術よりは陶芸の方が研究や技術開発との結びつきが強く、この点からもこの試験場が持つ陶芸の里での役割は大きい。

2007年07月22日

森林の家

 野幌森林公園を突き抜ける狭い道を自動車で走っていると、「森林の家 ご自由にご覧下さい」という石狩森林管理局の看板が目に入る。傍に登満別園地のパーキング場があるので車を止めて覗いてみることにする。

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 二階建てのロッジ風の建物で、自由に内に入れるようになっている。入館者は我々の他にはいない。一階は広い空間に野幌森林公園を紹介するためのパソコンや航空写真を立体視する器具などがあり、壁には各種の木の紹介パネルが立てかけられている。

 樹齢三百五十年のアカエゾマツの幹の輪切りの標本やその他の木の輪切り標本も並んで置かれている。北海道森林管理局の石狩森林管理署の看板が建物入口にあったので、木の標本や木に関する説明が館内にあっても不思議ではない。この施設は一九七九年(昭和五十四年)開館しており、その後にこの新しい建物が建ったとのことである。事務所も館内の一角にあって、管理人とおぼしき人が詰めていた。

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二階に上がってみると壁を使った写真展が行われていた。見る人もいないところに写真が飾られていて、多分この場所まで来る人はほとんどいないだろうから、来場者の居ない展覧会で、展覧会場の秘境という表現が当てはまりそうである。

 展覧会ではないけれど、動物や鳥のカービング作品が飾ってある。二階の窓際に望遠鏡が置かれてあって、バードウオッチングが楽しめるようである。覗いてみたけれど鳥らしきものをみることができなかった。

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 野幌森林公園には色々な散策コースが作られていて、この森林の家の横からはカラマツコースが伸びている。そこを少し歩いて、カラマツの林まで行ったのだが、人工林のカラマツの林は日光が地面まで届かず、薄暗く下草も生えていない林が広がっている。歩いて楽しむような雰囲気ではないので早々に引き返した。同じ樹種で人工的で作られた林や森は本来の意味での秘境空間を造り出しているようである。

 森林の家から東に車で少し走ると森林公園を抜けて、森林公園に並行に走る道道江別恵庭線に出る。この通を北上すると江別の市街地に達する。江別は思っていたより森林の豊かな市である。

2007年07月21日

子を守る 母たちの居て ビルの影

 「都市秘境探検システム」には彫刻の写真も掲載しています。地域「札幌」、カテゴリー「彫刻」で検索すると、今まで登録した彫刻の写真を見ることができます。ただし、現在のところ入力済みのものは少ないです。
 今回は道立近代美術館庭の二作品の追加登録です。写真のサムネイルを爪句としていていて、以下のようなものです。

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子を守る 母たちの居て ビルの影 (子を守る母たち:山内壮夫)

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青空で 嵐に耐える 母子の像 (嵐の中の母子像:本郷新)

マスコミの威力

 北海道新聞の札幌圏版に「都市秘境探検システム」が取り上げられました。

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 マスコミの威力は常々感じてはいるのですが、ブログのカウンターで定量的に分かります。この秘境のブログは平均50アクセス/日です。多分PV(Page View)でカウントされているのではないかと思われます。

 これが新聞報道のあった昨日(7月20日)には500を超えるアクセスになっています。新聞報道でアクセス数が10倍になっています。紙メディア恐るべし、です。


2007年07月20日

「小樽・石狩秘境100選」の残りのテーマ

 朝里ダムへのループ橋(道路)の写真も入れておきたかったので、撮った写真を載せておきます。

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「小樽・石狩秘境100選」に採用した残りのテーマです。

動植物

(61)毘砂別千本ナラ
(62)厚田川を遡る鮭
(63)マクンベツ湿原の水芭蕉
(64)石狩海浜植物保護センター
(65)石狩浜の花と鳥
(66) 張碓のアオバト
(67)北海道薬科大学薬用植物園
(68)奥沢ダムのカモメ
(69)小樽市の姉妹都市からの寄贈植物
(70)赤岩園芸のヒマラヤの青いケシ

科学・技術

(71)おたるみなと資料館
(72)道立地質研究所海洋地学部
(73)小樽港北防波堤
(74)北大忍路実験所
(75) 新旧小樽市科学技術展示館
(76)小樽放送局事始(柏倉宏聿)
(77)張碓橋
(78)北海道職業能力開発大学校ホログラフィー研究室
(79)川の博物館
(80)ホクレンパールライス工場

工房・物つくり

(81)不凍給水栓の生まれる現場
(82)小樽のワイン造り
(83)小樽の清酒造り(田中酒造亀甲蔵、北の誉酒泉館)
(84)三馬ゴムの思い出
(85)北のウォール街資料館
(86) 手染めと手織り
(87)小樽のガラス工房と工場
(88)森ヒロコ・スタシス美術館
(89)小樽港でのケーソン造り
(90)小樽の水造り

暮らし

(91)JR塩谷駅とSLニセコ号
(92)JR朝里駅とSLクリスマス号
(93)小学校の二宮金次郎像
(94)閉校になった学校その後
(95)都市と天狗
(96)桜町ロータリー(宮崎昭人)
(97) 手宮線跡と小樽雪明りの路
(98) カラフルな小樽の消火栓(遠山武)
(99)入り組んだ石狩-札幌市境界
(100)難しい地名

2007年07月19日

死んだアオバト

 生きているアオバトを良くみることが出来ないので一計を案じました。小樽の市の鳥になっているぐらいなら、小樽市の博物館に剥製ぐらいはあるだろうと、市の総合博物館(の運河館)に出向いて見ると予想通り剥製が展示してありました。
 受付でアオバト命みたいな様子で尋ねたせいか、学芸員と思しき人が展示のアオバト以外に最近張碓小学校の建物にぶつかって死んだというアオバトを見せてくれました。剥製にして新しい展示に供するのだと言っていました。
 間近で見るアオバトは頭から首にかけて黄緑色で、羽は茶色っぽい感じです。確かに配色はきれいです。これまで見せていただくと、入館料の300円は高くはありません。ただ、平日の館内にはほとんど人が居らす、小樽の鳥や動物の剥製が並んだところに手宮洞窟のレプリカなんかがある空間は秘境でした。

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 原稿でまとめた秘境のテーマの続きです。

(31)御膳水碑
(32)北海道最古の鉄道トンネル~義経隧道跡と隋道碑(境 聡雄)
(33)太平山碑と朝里川河口
(34)張碓の青鳩句碑
(35)樺太記念碑
(36)小樽商大戦没学生慰霊碑(下川哲央)
(37)伊藤整文学碑
(38)石狩川改修記念碑と石狩川護岸工事標柱碑
(39)開拓之碑と伊達邦直主従北海道移住の地碑
(40)厚田古潭港弁財船投錨地碑

景観

(41)秘境オタモイ
(42)オタモイ小樽岬新道観音
(43)祝津展望台と江差追分碑
(44)高島岬
(45)中野植物園と源山の観音像
(46)天狗山
(47)毛無山展望台
(48)朝里ダムとループ橋(森井秀明)
(49)石狩-無辜の民像
(50)石狩灯台

海・川

(51)塩谷漁港 
(52)忍路湾とおしょろ丸
(53)張碓船揚場と恵比須島
(54)春先の幻の滝(斉藤友貴彦)
(55)穴滝と小樽の水
(56)勝納川の水すだれ
(57)張碓大橋と張碓海岸
(58)星置川河口
(59)石狩湾新港
(60)厚田港の朝市

2007年07月18日

生振(おやふる)の地名写真

 小樽・石狩秘境100選の最後のテーマは「難しい地名」で、読みが難しい地名のローマ字と漢字が並んでいる標識の写真を並べています。最後まで写真撮影が残ったのが生振(おやふる)です。
 道路脇の標識や看板の写真を撮るのは意外に難しい。交通量の激しい道路脇に車を止めて道案内の看板の写真なんか撮っているとおこられそうです。
 太陽光線の当り具合で、看板の文字が暗くなる。看板に気がついた時には通過してしまい、後戻りできない。どの道路のどの辺りにお目当ての難読地名のある案内看板があるか事前に予測できない。等々の困難(?)を克服して生振の文字のある看板の写真を撮ってきました。
 その行為自体は、考えてみると馬鹿馬鹿しくもないでもないのですが、物事テーマ性があるとそれに意義を見出してしまう。人生もどんなことであれテーマ性があると、生きていて有意義だと理屈は拡大します。

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 「小樽・石狩秘境100選」の原稿にいつまでもかかずりあっていては仕事が終わらないので、ここは一区切りで、編集を受けもってくれるところに原稿と写真を提出しました。良くも悪くも原稿を書く仕事は私の手から離れました。目次を全部書くとブログのスペースを食ってしまうので(テキストデータが長く続くブログは面白くないだろうという意味です)、最初の30テーマの目次を載せておきます。ブログが途切れそうになればその都度目次データを追加します。

小樽・石狩秘境100選

建物・屋内
(1)小樽市議会本会議場
(2)金融資料館(旧日銀小樽支店)のシマフクロウのレリーフ(横内龍三)
(3)小樽市公会堂と能楽堂
(4)富岡教会とステンドグラス
(5)小樽聖公会礼拝堂
(6)ホテルノルド小樽の壁面化石
(7)銭函駅近くの石蔵喫茶店
(8)旧アドバンテスト研究所廃屋
(9)楽山居と水琴窟
(10)はまます郷土資料館

神社仏閣
(11)龍徳寺の日本一の木魚
(12)宗圓寺五百羅漢
(13)水天宮
(14)豊足神社の機雷
(15)祝津恵美須神社
(16)柾里神社
(17)忍路神社
(18)出羽三山神社
(19)三社神社と張碓神社
(20)了恵寺百年記念宝蔵館

史跡・歴史
(21)地鎮山環状列石
(22)忍路環状列石
(23)手宮洞窟保存館
(24)張碓遺跡(大場佳晴)
(25)特攻用舟艇の出撃基地跡
(26)石狩紅葉山49号遺跡
(27)南線小学校の門柱と奉安殿
(28)石狩尚古社資料館
(29)濃昼山道
(30)ハママシケ陣屋跡と川下八幡神社

2007年07月17日

アオバト張り込み成果

 張碓の海岸でアオバトが海水を飲みに来る現場をおさえようとの張り込みを早朝から行いました。恵比須島を目の前にして、朝刊を読みながらの張り込みです。朝の電車が時折通過します。カモメの鳴き声は集まるとうるさいものです。イワツバメ(多分)が集団で飛ぶのを、アオバトの集団かと思ったりしながら、やっと5,6羽でしょうか、アオバトが飛来するのを目にしました。
 生憎持っているのは普通のデジカメだけですので、岩場に向けてシャッターを切って得た何枚かの写真を拡大して、アオバトと推定される鳥が写っている写真を載せておきます。岩場の頂上に居るのはカモメで、その横の小さな鳥は多分イワツバメで、カモメの左方向に2羽のハトの形状の鳥がアオバトです。
 同行の運転手は望遠鏡を持って行って、しっかりと緑色のアオバトを見たと証言していますので、まず間違いがないでしょう。

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 もし、このアオバトが海水を飲みの来る現場の張り込みをしたいと思われる酔狂の方のため(バードウォッチングなんか酔狂の塊のように見えます・・・同好の士、済みません)、アオバトが飛来する岩場の写真を上の方から写した写真も載せておきます。
 張り込みの刑事役は一応終わりで、調書書きの検事役に戻ります。

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2007年07月16日

 新装開店の小樽市総合博物館の中の様子はいかがかというご要望に応じて、1F中央ホールに展示してある「しづか号」の写真を載せておきます。室内が暗かったので暗い写真になっています。いうまでもありませんが、「義経号」、「しづか号」、「弁慶号」とのネーミングで、静御前から来ています。義経のネーミングは北海道の義経伝説から来ているのかも知れません。

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 手宮線跡に写真のような「しづか号」の遊具(?)が雪に埋もれてありましたが、夏はどうなっていますかね。

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2007年07月15日

木風雨の句碑

 張碓にある木風雨の青鳩の句碑について原稿を整理しているのですが、写真の木風雨の別の句碑も見つけました。が、写真の碑面にある句の「踊る○の」の○の文字が判読できません。推理にちょと時間をつぶしてみようという方コメントでお願いします。
 なお、小樽市の鳥アオバトを木風雨は「青鳩や」と句に詠んでいますが、この鳥の和名の漢字は「緑鳩」で体が緑なそうです。
 昨日はこのアオバトを見ようと張碓海岸近くで1時間以上張り込んだのですが、写真に収めることは出来ませんでした。こうなると意地でもアオバトが海水を飲みにくるところを見たくなるので、本日も張り込みを続けます。が、1時間程度の張り込みでは犯人のアオバトが海水を盗みにくる現場を押さえることはできないか。

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2007年07月14日

小樽市総合博物館内覧会

 昨日は新装開店の小樽市総合博物館の内覧会で、市民に無料開放されていたので、中を見て来ました。本日からは入館料は400円となります。只で見られて、何かすごく得をしたように思えます。秘境の原稿に写真を加えておこうかと思っています。

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 アイアンホース号にも乗ってみました。転車台で方向転換する写真が撮れたのでこれも只で得られた収穫で、使わない手はないと思っています。

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2007年07月13日

張碓大橋下のガーデン

 張碓大橋の下が秘境の対象で、写真を撮ってきました。橋脚のところに花が並べられていて、花屋かと思ったのですが、これは個人の家のガーデンでした。ここから見上げると巨大な橋が頭上にあります。

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2007年07月12日

都市秘境探検システム

 昨日のブログに秘境の店の案内を「都市秘境探検システム」に載せるアイディアを書きました。で、その例を示しておきます。「都市秘境探検システム」にアクセスしていただいて、「札幌2」、カテゴリー「店」で選択してもらって、登録されている「patisserieYOSHI」をクリックしていただければ、吹き出し表示つきの下の画面が出てきますので、吹き出しの中の店名をクリックしてもらうと、店の写真を見ることができます。

 この例は店ですが、秘境の接頭語をつけたジャンルであれば、いろいろなものが考えられ(全ての事柄に秘境をつけてもおかしくはない)、このシステムに登録したことが秘境のブランドということで名前が広まるならこれは面白い。まあ、楽しみながらのんびりとできるプロジェクトなので(秘境はそもそも知られていない対象なので時を逃してはいけない、というせわしなさがなくてよろしいです)、「秘境ブランド」確立を目指すことにしよう。

 なお、このケーキ屋はたまたま寄ったので、システム検証の素材にしていますが、特に私と関係がある訳ではありません。ただ、店のような商売をするには、自宅で従業員を雇わないところから始めるのが手堅くてよろしいようです(このケーキ屋はそのように見受けられました)。評判を得て(当然ケーキの味が良いこと)やってゆけそうなら店を大きくすればよい(う~む、コンサルタントも開業できkそうだ)。

 システムを作り、何かをする場合も同じで、さしづめ自分のPC1台で、自分の部屋でデータを蓄積していって、それが評判を呼べばデータ入力はお金を出して頼んでみようか、ぐらいから出発できればよく、何か秘境ブランド・プロジェクトはここで取り上げた小さなケーキ屋に一脈通じるものがあったので、サンプル的に使わせてもらっています。

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都市秘境探検システム

「都市秘境探検システム」と銘打ったシステムを公開します。
次のURLにアクセスしていただくと最初の画面が現れます。

http://www.hikyo-100sen.com/

この画面から入っていただきます。
次に地域、カテゴリー、秘境の項目を選択します。
例えば、「札幌」、「建物・屋内」 と選択しますと秘境が
並びますので、「市庁舎屋上の茶室」の秘境を選んで
クリックすると地図画面に吹き出しが現れますので、
吹き出しの秘境項目をクリックすると秘境の説明が
日本語、中国語で読むことが出来、登録写真も見ることが
できます。

 分からないことがあればこのブログのコメント欄に質問をお書き
ください。お答えいたします。

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2007年07月11日

小さなケーキ屋

 小樽・石狩の秘境も本の原稿が揃えば一段落です。
暖めている企画には秘境の店(レストラン)というのもあります。
写真のような、自宅の玄関を改造したような店舗のケーキ屋が
あります。ケーキはここで焼いています。味はよろしい。

 行きかたが分からないではないかと言われそうですが、近日中に
公開予定のGoogleMapsを利用した秘境検索システム(システム名を
つけておく必要がある)に載せてみます。

 この種の情報はインターネットには溢れています。が“秘境ブランド”が
確立できれば、秘境の店で紹介されたとなって、非秘境になるような
ものを考えています。遊び心で、楽しんでデータが集めることができれば
と思っています。

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2007年07月10日

大通り公園パノラマ写真

 PC処理の難点の一つは、やり方(処理方法)にしばらくご無沙汰していると手順を忘れることです。で、ときどき復習しておく必要があって、今回は復習の意味でのパノラマ写真のアップです。大通り公園の資料館前の佐藤忠良の「若い女」の彫刻の前からの写真を処理したものです。パノラマ写真を拡大してご覧になるには こちら まで。

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2007年07月09日

ウィングベイの無人の観覧車

 ウィングベイの施設の1部と思われる観覧車が遠目で動いているので、客が乗っているのかと近づいてみました。しかし、誰も乗っていませんでした。平日ということもあるのでしょうが、客のい居ない大観覧車が回っているのはこれぞ秘境という感じでした。乗ってレポートを書く気にもなったのですが、誰も乗っていない観覧車に600円も払って、一人で乗るなんてなにか馬鹿馬鹿しくなったので止めました。

 それにしても、客が来てなんぼの施設に、客が居ないのは物悲しくもあります。

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2007年07月08日

秘境のレストラン「やぎや」

 「札幌秘境100選」で「新旧小別沢トンネル」のテーマを扱っている。小別沢側の旧トンネルまで出向いて取材し、封鎖された旧トンネルの入口の写真を掲載している。この写真を撮ったその場所にレストラン「やぎや」があったとは知らなかった。何か急にこんなところにレストランが出現して、これぞ秘境のレストランである。

 今回小別沢トンネルに向かう狭い路を福井のほうから進んで、見落としそうになる新トンネルからの分かれ道をトンネルの上の方向に登っていく感じで進む。旧トンネルの手前で行き止まりで、道に駐車して近くをみる。ありましたね、「やぎや」の看板が。道路(といっても道は続いてはいませんが)脇に申し訳程度に置かれてあったこの店の看板は、探すつもりで行かないとまずは見つけられない。

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 レストランはどこかと見回してもそれ風の建物はなく、農家のような建物がある。これが「やぎや」で、レストランだけと思ってみるから当て外れで、ここは山羊を飼っている農家でもある。山羊の乳が食材となって客に供されている。

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 その山羊はレストランの上のほうの小高いところで草をはんでいる。電柵があるjので山羊に近づくことはできない。遠くから写真を取る。豚、うさぎ、猫、犬がそこらへんに飼われていて、ここは農家の庭先である。先客のカップル(多分夫婦)がケータイで写真を撮っている。この店のことを聞きつけて車でわざわざここまで来たそうである。

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 レストランの玄関に入ると、ここの釜で焼いた特製の酵母パンがバスケットの中に値段がついて置かれている。店内に入っても誰も出てこない。奥の調理場で料理をしている男性に声をかける。
 
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 顔を出してた、ひげをはやした山羊風のコック氏が一人で料理も、ウェイター役も、レジ役もこなしている。察するにそれで十分らしい。ここからは料理の話になるのだけれど、料理は口に入ればよい、という無教養人間の当方は料理の話はスキップする。ただ、ひとつだけ料理の話をすると、パンにつけるジャムらしいものが出てきて、これは何だと言っていて「ルバーブ」のジャムと答えた筆者の推測が正解であった。自宅にルバーブの株があって、自家製ジャムを作ってもらって食べていたので分かった。ただ、あれは砂糖をたっぷり使うという理由で、最近は料理人が作ってくれなくなっている。先刻の夫婦は二人で出された料理を盛んにケータイカメラで撮っていたから、きっとこの秘境のレストランを知人に知らせているのだろう。

 この日最初の客のくだんの夫婦が食後のデザートに自家製ケーキを頼んでいたので、我が方もケーキを頼んだら売れきれだと言われた。ケーキを食べ終わって出ていくカップルが、自分たちがケーキを食べてしまって、気の毒だったと声をかけて出ていったけれど、いやそんな事はありません。ダイエット中の筆者にしてみればこれは天の配剤だ。

 レストランなのに書庫があって、本をよみながらのカフェ風にもなっている。この雰囲気に呑まれて拙著の秘境本を寄贈してきた。もし、どなたかこのレストランに行くようでしたら、拙著が書架にあるのを確かめてみてください。

2007年07月07日

アイワード石狩工場

 石狩には色んな工場があって、その内を覗くと意外性に富んでいて、知識の増える場所がある。難点は、セキュリティや企業秘密保持の点から一般市民が容易にアクセスできない点である。今回のアイワード石狩工場もそのようなものの一つで、秘境の候補にはならないところであるけれど、工場内を見学させてもらったので、雰囲気の写真を載せておく。

 同社の売りは、日本で始めて8色刷りのカラー印刷機をドイツのハイデルベルグ社から導入して稼動させていることである。大きな判(全紙?)のカラー印刷されたものを見せてもらったが、確かに鮮明なものであった。それにしてもこの業界も技術革新は昼夜をおかずというところである。

 印刷機は動かしていなければ装置への投資を回収できないので、交替制で工場を稼動させている。印刷機のスピードも向上しているので、印刷に入るとあっという間に印刷物は出来てしまう。注文が途絶えては印刷機も止まってしますから、注文を取ること、つまりは営業が大切だ、ということを工場内を見学すると実感できる。

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2007年07月06日

中国語対応インターネットでの秘境紹介

 秘境のインターネット検索に対応するシステムは来週中には公開できる予定です。ただし、データ入力は私が一人で行う関係上、全部を一度にという訳にはいきません。この案内システムでは、中国語併記となっています。システムの使い方はまずシステムにアクセスしてもらうと次の画面が現れます。 

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 この画面のアイコン(4,5種類あります)をクリックすると画面例のように吹き出しが現れます。GoogleMapsを利用しているので、地図、航空写真で拡大縮小して場所を見ることができます。

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 この吹き出しの標題の部分をクリックすると秘境の説明と写真の画面が現れます。説明は日本語と中国語の併記になっています。

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 将来的には英語、韓国語対応に広げる予定です。

 

2007年07月05日

インターネットでの秘境案内

 昔は地図を見る習慣がありませんでした。方向音痴、地図音痴のとこがあって、今でもその傾向が続いています。しかし、秘境探検で地図は必須のアイテムで、情報を整理する上でも便利なものです。GoogleMapに手を加え、地図を表示してその上で秘境のテキストと画像データを表示できるシステムの公開がもうそこまで来ていて、その雰囲気の画面をアップしておきます。

 地図(+航空写真)に記されたマークをクリックするとそこの秘境のデータが表示されます。そのデータ入力はこれからの仕事で、まあ急がずやってゆこうかと思っています。

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2007年07月04日

道立地質研究所海洋地学部の再取材

 表記の研究施設の再取材です。原稿を整理していると、再取材をしたくなるところが出てきます。

 ショッピングモール「ウイングベイ」の近くの、小樽港に隣接するこの研究施設に突然取材訪問したけれど、責任者が対応してくれる。ここは海洋といっても海岸と大陸棚の浅い海底が研究対象で、タンカーによる油流出などによる汚染の評価、河川から海域への物質移動の観測、海岸侵食等などに関する地道な研究を行っている。このうち油汚染のハザードマップの作成の研究を、PCの画面にデータを出してもらいながら聞いた。

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 沿岸部の地形データを得ることで、海洋深層水の利用に役立つことも知った。つまり、海洋深層水を汲み上げるのは海岸に近い方がコストがかからず、陸地から急に海が深くなっている海底地形の方がよい。北海道では岩内と熊石で海洋深層水が汲み上げられているけれど、確かに見せてもらった海底地形はそのようになっていた。

 海洋の名前がついていても、陸上の地質の研究成果も蓄積されていて、過去の地形で住宅地に適しているかどうかのデータも蓄えられているそうである。かつて海であったところが陸に取り残され、海水が陸に封じ込まれているものを化石水と呼んでいる。化石水を温泉として汲み上げると、海の中にいた生物が天然ガスに転化していて、最近渋谷で温泉を汲み上げる際に起こったガス爆発はこれであろう、といった話も聞いた。現在のところ無料でこれらのデータや助言が得られるということで、もっと利用してよい施設である。

2007年07月03日

廃校になった学校その後ー続き

 石狩川に沿った美登位(びとい)地区に「美登位創作の家」というのが記されている。訪ねてみると閉校になった美登位小学校を利用した芸術活動を支援する施設のようである。生憎建物内には入れなかったけれど、校舎の前の広場の隅に動物のオブジェがあってここで生徒達が遊んだり、運動したりした場所であることを思い出させてくれる。美登位小学校は1989年に閉校になっている。

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2007年07月02日

薬用植物園のクロユリ

 原稿(と写真)の整理をしていて、写真をアップしておきます。北海道薬科大学の薬用植物園の、盛りを過ぎてかろうじて残っていたクロユリの花です(今の時期はもう咲いてはいないでしょう)。北大構内のクロユリにはカメラを持った花や写真愛好家が今年も群がるように居たのに、同じクロユリでも薬用植物園の方には人影は有りませんでした。

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2007年07月01日

閉校になった学校その後

 都市の秘境には、本来の姿や機能が失われた結果、人々の注意をひかなくなった存在としてあるものが挙げられる。そのような対象として閉校になった学校がある。近年の少子化や地方の過疎化に伴って閉校が目立つ。秘境の取材期間中に閉校になった中学校まである。閉校になった学校の校舎がそのまま取り残されて秘境になってしまうのか、何か別の用途として利用されているのか、駆け足の秘境探検で見て歩いた。

 厚田地区の望来(もらい)にある望来中学校はこの秘境取材を行っている年の2007年3月に閉校になっている。この中学校は戦後の1947年に開校しているから60年の歴史を刻んでいる。3月に閉校したばかで6月に校舎を見に立ち寄ったときには別の施設に衣替えはしていなかった。校舎前のグラウンドには野の花が咲いていたのが印象的であった。

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