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2014年08月31日

今日(8月31日・その3)の一枚

花びらで 地に織る錦 見事なり

 三井JPビルが竣工し、日本生命ビルの両ビルに挟まれた赤れんが庁舎前の北3条広場が姿を現した。この広場での初めての試みとして、バラの花びらのカーペット作りが行われ市民の目を楽しませている。2日間のイベントの写真を撮ってくる。(パノラマ写真)


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 今日(8月31日・その2)の一枚

走る人 見る人の居て 夏マラソン

 北海道マラソンの日である。マラソンのスタート地点の大通公園はランナーで埋まっている。スピーカーが今年は1万6千人の参加者であると伝えている。9時からのスタートを前にして、参加者はそれぞれ準備運動や写真撮影を行っている。(パノラマ写真)


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高齢化社会が嘘みたいな大学祭

 交通機関や商業施設は高齢化を映す鏡みたいなところがある。以前に比べるとこれらの場所での高齢者が多くなったようである。自分が高齢者になったことも手伝って、高齢者が余計目につくためかも知れない。対して、大学祭は若者の姿しか見かけない。写真を撮る目的でも無ければわざわざ大学祭に出かけて、若者の洪水に流されるようなみっともないことは避ける。若者同士だと話も弾むのだろう、かたまって談笑している。写真を撮る方は一人で無言の作業である。(2012.6.8)

高齢者 我一人かと 写真見る


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若者は 話弾けて 学府道

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今日(8月31日)の一枚

朝陽差し 瑠璃色の花 ボリジかな

 日の出時に庭のボリジを撮ってみる。瑠璃苣(るりじさ)の和名があり、こちらの花名はあまり耳にしない。ハーブの一種である。星を連想させる形の花で下向きに咲く。雲の無い空に陽が昇り、8月最後の日は天気の良い一日になりそうである。

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シリーズ1314・「パノラマ写真」ここはどこ

 馬頭観音堂から駅ホームと待合室を撮っています。さて、ここはどこの駅。


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2014年08月30日

秋本番を迎えた正門通

 構内で多くの学生の交通手段は自転車である。構内で紅葉を撮るパノラマ写真には、講義や研究室に向かう学生達の自転車姿が写ってくる。自転車に乗れるのも後1か月ぐらいで、雪の季節になれば自転車姿は消える。11月の上旬になれば構内の紅黄葉は最盛期を迎える。構内の紅葉を見て写真に撮るスポットの一つに正門通で南門に面した草地にあるサトウカエデがある。枝を飾る錦は日ごとに地に落ちて、唱歌風には「芝生の上にも 織る錦」の景色を見せてくれる。(2012.11.5)

輪行の 学生写り 秋本番


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青空に 樹上の錦 映えてあり

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今日(8月30日)の一枚

花散りて 実を確かめて イボタノキ

 4年ほど前のブログの記事にコメントが書き込まれている。生垣に咲いていた木花をウコギと書いたのがイボタノキではないかという指摘である。ネットで調べるとウコギと思っていたのはイボタノキであった。花が実に変わっていたのを撮る。

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2014年08月29日

今日(8月29日)の一枚

手持ち撮り ずれ無くせずに 洒落た店

 カフェブルーでランチ会食である。この店はパンケーキで有名らしい。しかし、ボリュームのあるパンケーキにクリームが山盛りのものは敬遠する。花とインテリアの店ブルー・チュリップが道を挟んで向かいにあるのでパノラマ写真を撮る。(パノラマ写真)


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今日(8月29日)の一枚

ここはもう 川水源地 西野川

 西野川沿いに歩いているうちに上流の水源地近くまで来てしまう。小川なのに川の両岸はコンクリートで固められていて、川には近づけない。この辺りまで宅地が広がっている。朝日に輝く住宅の屋根屋根の彼方に三角山のシルエットが見える。(パノラマ写真)



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年毎に変わっていく大学祭の学生と景観

 毎年メインストリートには毎年大学祭の模擬店が並び、人で混雑している。恵迪寮への道を示す標識のある分かれ道のところでは新しい棟の工事の仕切り壁がある。来年の大学祭ではこの壁は無くなり、新研究棟が姿を現しているだろう。構内の景観が変わり、模擬店を出す学生のメンバーも又変わるだろう。鈴懸の木の幹に「1万人の都ぞ弥生」のポスターがあって、毎年大学祭で大勢が集まって寮歌を歌うイベントの案内である。しかし、未だ一度も聞いたことがない。(2013.6.9)

変わりゆく 学生景観 大学祭


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ポスターに 都ぞ弥生 1万人

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2014年08月28日

コミュニケーションの訓練の場としての大学祭

 大学祭といっても祭りには変わりなく、祭りには屋台がつきものである。売り買いする行為はコミュニケーションの原点であり、屋台の模擬店はその舞台装置といったところか。大学では学生個人にコミュニケーション術を教えることはしないだろうから、大学祭はぶっつけ本番でその訓練をする場になっているのかもしれない。それにしてもよく2,3日間の大学祭のために多くの模擬店が出ている。こちらはは物事をやり遂げる企画力と実行力の訓練になっているようだ。(2014.6.6)

模擬店は 訓練の場で 学府祭


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売買は コミュニケーション 成果如何

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シリーズ1309・「パノラマ写真」ここはどこ

 発音すると長目になる駅です。さて、ここはどこの駅。


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今日(8月28日)の一枚

ススキの穂 銀の細工で 並びたり

 ススキの穂が朝日に輝いている。ススキは折って花瓶に差し、月と一緒に観賞するという古典的パターンが頭に染みついている。しかし、ススキは朝日に穂が銀色に輝いているところを見るのが最高ではなかろうかと、散歩道での発見である。

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2014年08月27日

博物館建築で国内最古の北大植物園博物館本館

 植物園内にある博物館本館の建物は、1877年に開拓使が札幌偕楽園に設置したものが始まりである。この経緯で建物の正面には開拓使のマークの五稜星のデザインがある。開拓使が廃止され、1884年に札幌農学校に移管されて現在に至っている。現役の博物館建築としては国内最古のもので、植物園の緑に囲まれて静かに時を刻んでいる。館内には北海道の動物のはく製と並んで、園内で余生を送った南極圏タロのはく製や、明治期に絶滅したエゾオオカミのはく製がある。(2013.9.19)

博物館 建屋生き延び 最古なり


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五稜星 出自を語り 博物館

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大雪で覆われた中央ローンの景観

 今年も後1週間を残す頃になり、大雪で覆われた構内に出向いてみる。中央ローンは雪野原になっていて、雪が無かった時の景観を思い出せないくらいである。雪が枝に厚く乗っているものの、木々の葉がないので見晴しは良い。クラーク像の後ろ姿が確認できる。古河記念講堂の格子窓が見える。中央図書館の明るい茶色の建物が雪景色にアクセントをつけている。ぐるりと回ると生協の店舗があり、クラーク会館が新雪と色合わせしたかのように白い壁を見せている。(2012.12.25)

埋まる足 身を回し撮り 雪景色


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厚雪が 枝に残りて クリスマス

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今日(8月27日)の一枚

花も陽も 二律背反 写真撮り

 朝は急に涼しくなって来た。半袖から長袖に変えて外にでる。道々でコスモスの花が目につく。日の出とコスモスを同じ写真内に撮り込もうとするのだが、これは難しい。朝日を撮れば花の色は消え、花を生かせば朝日は邪魔で二律背反である。

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シリーズ1308・「パノラマ写真」ここはどこ

 初めて耳にすると変わった名前に聞こえます。さて、ここはどこの駅。


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2014年08月26日

楡の大木の緑が鮮やかな北大祭の構内

 北大の自然のキーワードの筆頭に来るものは楡である。特に北海道に自生するハルニレは30mほどの大木となる。構内にはこのハルニレの大木があり、英語で楡をエルムと呼ぶことから 北大の別称として「エルムの学園」と呼ばれることもある。6月上旬の北大祭の頃には、楡の新緑とその下の新しい芝生が眩しいばかりである。大学祭に訪れた人は北大のこの勝れた環境を記憶に留めることになる。北大祭も1年生やサークル団体が出店する部門は楡陵祭とも称されている。(2013.6.9)

途切れなく 歩く人居て 楡学府


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楡木陰 休む人居て 楡陵祭

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今日(8月26日)の一枚

電線に 片目瞑りて 朝日撮り

 朝日がきれいと声が掛かる。陽は既に昇り始めているので、庭からの写真撮影を考える。朝日の方向に電線があり、これが気になり庭から朝日を撮るのは避けている。しかし、そんな事も言っていられないので、電線には片目を瞑り朝日を撮る。

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弓道場で練習する学生達

 サクシュコトニ川の傍に弓道場があり、部員達が稽古着で身を固め練習をしている。弓道はスポーツというより「道」の競技である。武術から武道に変身した日本古来の競技は「技」を競う前に「道」を求める精神が大切にされる。精神は形から入る。練習している学生達は立っていても座っていても背筋を伸ばし、形を決めることに気を配っている。道場の扁額には「正射必中」の文字がある。形を正して射てこそ必中が見える。的を射抜く音がする夏の練習日である。(2013.9.17)

弓道場 競技道なり 練習日


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形決め 正射必中 的の音

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2014年08月25日

今日(8月25日)の一枚

旅行後に 整理もせずに 素材撮る

 近々提出予定の爪句集の原稿整理を優先させ、先週末のJR駅パノラマ写真取材旅行のデータの合成処理に手をつけていない。取材旅行終了で、写真の他に駅スタンプ、入場券、パンフレット等と後で利用するかもしれない素材が貯まってくる。

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春伝令一番手の大野池の水芭蕉

 冬の間凍り付いてその上が雪で覆われていた工学部南側の大野池が水面を現してきた。大野池の脇をサクシュコトニ川が流れていて、春を知らせる伝令の一番手として水芭蕉が咲き出している。花株はそれほど多くはないけれど、木道を通って観賞することができる。パノラマ写真では水芭蕉と確認するのが難しいので、水芭蕉は望遠レンズで撮ってみる。木々の枝には未だ緑が戻っていないけれど、コブシや桜の花が先ず咲いて、花の散った後に緑が濃くなってくる。(2014.4.20)

木道の 賑わいも無く 浅き春


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白ガウン 緑のズボン 春伝令

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夏景色の中で収穫の始まった第一農場

 8月も下旬に入ると第一農場では収穫に入る作物がある。トウモロコシ畑の一画に農作業機械が並んでいて、トウモロコシの収穫を行うためのようである。機械が動く様子を見ていないので、正確なところはわからない。元祖のポプラ並木やその子孫に当たる平成のポプラ並木の濃い緑が目に入る。情報科学研究科や理学研究科の高層建築も写っている。写真を撮っている時には気が付かなかったけれど、上空に飛行船が浮いているのが合成したパノラマ写真に現れてきた。(2014.8.21)

収穫の 助っ人機械 並びたり


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見つけたり 農場の空 飛行船

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シリーズ1303・「パノラマ写真」ここはどこ

 この路線にデザインのそっくりな駅舎があります。さて、ここはどこの駅。


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2014年08月24日

大勢の人が訪れる黄葉のイチョウ並木

 北13条通のイチョウ並木が黄色に染まる頃、この通りは学外からの人で賑わう。写真を撮る人、銀杏を拾う人、ただ見上げる人と様々である。構内にある保育所の幼児達も、保母さんの押す車に乗ってイチョウ並木見物である。勿論大学の教職員や学生達も並木の下を通るけれど、毎日の見慣れた光景で立ち止まって見る大学人はいない。それにしても学生だった頃のイチョウ並木の黄葉の記憶がない。イチョウが未だ大きく育っていなかったせいかと、不確かな推測である。(2012.11.5)

大数は シャッター押す数 落ち葉数


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保母が漕ぐ 落ち葉の海の 保育船

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今日(8月24日)の一枚

カンタンの 声耳にせず 夏の朝

 エノコログサに薄緑の虫が張り付いている。カンタンらしい。漢字では「邯鄲」でこちらは中国の古都で、「邯鄲の夢」の物語の舞台である。美しい鳴き声の持ち主であるけれど、夏の終わりから秋が深まる頃までの命の短さからの命名である。

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園芸の雰囲気から遠い薬学部付属薬草園

 薬学部の南側に薬草園がある。薬学部付属の研究施設であり関係者でもないと入園できない。ただ、北大祭の時は一般市民に開放されているので入ってみる。6千 ㎡を超す広さの園内に千を超す標本植物が育てられている。寒冷地は薬用植物の宝庫であり、北海道は薬用植物栽培の適地である。薬用植物の知識を持ち合わせてはいないけれど、園内を見て回りパノラマ写真を撮る。見学者はまばらで、芍薬の花を観賞していたりする。芍薬も文字通り薬草の一種である。(2014.6.7)

草花は 園芸遠く 薬草園


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芍薬は 薬草なりと 確認視

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シリーズ1306・「パノラマ写真」ここはどこ

 動輪のあるこの駅はどこ。


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2014年08月23日

今日(8月23日・その2)の一枚

コスモスの 咲く駅のあり 石北線

 石北本線と宗谷本線の取材の残しの部分を取材して両本線の全駅の取材完了である。大気の状態が不安定で雨になったり晴れたりの一日である。激しい雨ではもうこれで切り上げかと思っていると、晴れて来てどうにか所期の目的達成である。

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早朝クラーク像前を駆けて行く女子学生

 早朝、北大構内まで行ってパノラマ写真撮影である。パノラマ写真は後で貼り合わせて1枚の写真にするため、全視野を撮影する。その撮影には魚眼レンズを用い、機械的に撮影角度と方向を変えながら行うので、撮影時間内に何が写り込んでくるかわからない。クラーク像の前でデータ写真を撮っていると、体育関係の女子学生なのだろうか、ランニングでクラーク像の前を駆け抜けていく。自転車に乗った勤め人風の男性も写っている。積雪がわずかに残る構内である。(2012.4.27)

早朝は 影長く延び クラーク像


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女子学生 クラーク見る前 駆けるなり

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今日(8月23日)の一枚

駅巡り 予定頭に 雲を見る 

 旭川の高い場所にあるホテルに泊まる。今朝ホテルの窓から未だ暗い空を見上げて今日の天気の予想をする。雲があるけれど雨にはならないだろう。今日は旭川近くの宗谷本線と石北本線の取材残しの駅を巡ろうと同室の連中と予定を立てる。

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2014年08月22日

今日(8月22日・その3)の一枚

断崖の 滝の涼感 雄冬夏 

 雄冬岬を通るのは初めてである。岬と呼ばれていても現地の地形は岬には見えない。国道脇に岬の石碑が建っていて、海に迫る絶壁から滝水が落ちている。白銀の滝の看板がある。道路工事が行われていて、観光スポットの感じはしない。(パノラマ写真)



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今日(8月22日・その2)の一枚

コスモスが 明日萌駅で 客を待ち

 朝札幌を出発して雄冬峠を抜け留萌線の終点の増毛駅からパノラマ写真撮影小旅行である。同行はいつものF工業のF社長に運転役の社員のY氏である。今日は恵比島駅で取材は終わる。この駅は明日萌駅でテレビドラマの舞台になっている。

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夏の緑の中の「人工雪誕生の地」碑

 ファカルティハウス「エンレイソウ」の前の小広場に「人工雪誕生の地」碑がある。碑の設置された場所には世界で初めて室内で雪の結晶作りに成功した中谷宇吉郎博士の研究室があった。この建物が取り壊され、その跡地に雪の結晶をデザインした碑が1979年に建てられた。碑の傍にパネルがあり、低温実験室で雪の結晶を撮影する中谷博士の写真が貼り付けられている。現在ではペットボトルの簡単な装置で人工雪が手軽につくれるので、研究当初と比べ隔世の感がある。(2014.8.16)

雪研究 記憶を留め 夏緑


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デザインは 雪の結晶 六華なり

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今日(8月22日)の一枚

釣り舟が 庭で帆かける 曇り空

 今日は増毛方面にJR駅のパノラマ写真撮影に行く。予報では曇りの天気が気になる。取材先でパソコン処理が上手くいくかチェックする。庭にハナツリフネソウが咲いているので被写体にし、今日の一枚として撮り、タブレットPCで処理する。

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学外には知られていない医学部横の八重桜並木

 北13条通が構内に入った両側のイチョウ並木は、秋の札幌観光の名所に定着した。このイチョウ並木と並び、春に見応えのある並木が医学部横の八重桜である。メインストリートに沿って、東側に寄った小道にこの並木がある。並木は学外言うに及ばず学内にもあまり良く知られていない。従って、満開の時期に花見客で混むこともなく、人通りを気にせずにパノラマ写真を撮ることができる。この時期は白樺の新緑の薄緑色も目に爽やかに映り、八重桜を引き立てている。(2014.5.12)

ひっそりと 無名の並木 見事なり


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見上げれば 花枝交差 八重桜

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シリーズ1305・「パノラマ写真」ここはどこ

 ヒントはパノラマ写真中に満載です。さて、ここはどこの駅。


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2014年08月21日

大きな空間の建築都市スタジオ棟・オープンラボ

 工学部正面の6階建の管理研究棟と大野池に挟まれる位置にガラス張りの2階建の建物がある。工学部共用実験棟の建築都市スタジオ棟・オープンラボの名称がある。内に入ってみると広い空間が広がっている多目的スタジオである。この建物の存在意義を考えると、それは大空間を造り出すことにあるようだ。スタジオは主に建築工学関係のモデルの製作や成果物の展示場所らしい。イベントの無い時だったので、広い空間がただそこにあるという感じの建物であった。(2014.8.16)

大空間 レゾン・デートルの 建屋なり


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行事無く 広がる空間 所在無げ

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今日(8月21日)の一枚

並木上 魚一匹 飛行船

 用事があり情報科学研究科の事務まで行く。ついでなので同研究科からすぐ近くのところにある第一農場まで足を延ばしパノラマ写真を何枚か撮る。飛行船が飛んで来る。ポプラ並木の上空にある飛行船は、大気を泳ぐ魚のように見えてくる。(パノラマ写真)



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夏の緑に囲まれる「明治45年度寮歌 都ぞ弥生」碑

 恵迪寮の伝統として毎年寮生による寮歌作りがある。百年を超す寮史となれば百を超す寮歌があるけれど、単に寮歌と言えば「明治45年度寮歌 都ぞ弥生」である。横山芳介君作歌、赤木顕次君作曲と書かれたこの歌碑が、今は恵迪の森と呼ばれる林を貫く道のところに建っている。夏には恵迪の森の緑が濃くなって、歌碑を取り囲んでいる。歌碑のパノラマ写真を撮る背後を観光客らしい人連れが歩いて過ぎる。中国語に聞こえる言葉を喋っていて、外国人のようである。(2014.8.16)

緑陰が 暑さ和らげ 夏の歌碑


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寮歌碑を 過ぎ行く人の 外国語

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シリーズ1248・「パノラマ写真」ここはどこ

 以前別の角度からの写真で問題を出した駅です。さて、ここはどこの駅。


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2014年08月20日

総合博物館の優美なアインシュタイン・ドーム

 総合博物館は、1930年開学の理学部の建物で、開学前年に完成している。このゴシック風の建物に入ると、1階から3階までの吹き抜けがあり、アインシュタイン・ドームと呼ばれている。ドームの3階の天井近くの四方の壁に果物、向日葵、蝙蝠、梟の陶製のレリーフがあり、朝、昼、夕、夜のフランス語が刻まれている。昼夜を分かたず研究に勤しむ研究の場という意味らしい。アインシュタインの名前は後で付けられたようである。天井部分のアーチは優美なものである。(2014.8.16)

ドーム名 理学の泰斗(たいと) 優美なり


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レリーフは 研究構え 隠喩なり

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構内の秘境的施設の北大山岳館

 構内にあるのを知らなかった北大山岳館内に初めて入ってみる。場所も恵迪寮の東側の木に囲まれた一角にあり、構内を通っていても目につかない。北大山岳部出身者の会である北大山の会が、山岳部創立70周年を記念して建設し北大に寄贈した建物である。一階に山の写真が飾られた会議室がある。2階が資料室と事務室になっていて、登山用具が展示されている。寄贈者の名前のあるピッケルやアイゼン、木製単板のスキーが並んでいる。会員の思い出の品々なのだろう。(2014.8.16)

山々に 思いを馳せる 岳人(ひと)迎え


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思い出の ピッケル並び 山岳館

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今日(8月20日)の一枚

街路灯 消えれず点り 暗き朝

 雨の降った後の曇り空が広がり暗い朝である。街路灯は周囲の明るさを感知して自動的に消えるので、暗い朝はいつもより遅くまで点灯している。ナナカマドの実が黄色から赤色に変わってきて、夏から秋への季節の移り変わりを色で示している。

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「武士道」のTシャツも並ぶ総合博物館売店

 総合博物館を訪れると売店を覗く。北大土産が並んでいる。北大土産は定番のものから新しいものもある。「武士道」のロゴ入りTシャツは新しいもののようである。これは言うまでもなく新渡戸稲造の著作からのものである。原著は英語で「Bushido:The Soul of Japan」の書名で、1900年アメリカ合衆国で出版された。英語から日本語になったものを昔読んだけれど、内容はうろ覚えである。博物館選定の土産になりそうな書籍も棚に並び、そこに爪句集も加えられていた。(2013.12.26)

売店で 博物的な 土産かな


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武士道の シャツの棚下 爪句集

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2014年8月31日のパノラマ写真

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博物館 土産品なり 爪句集


2014年08月19日

古生代のバクテリアが作り出した化石

 テーブル状の大きな化石が展示されている。説明を読むと「ストロマトライト」と呼ばれる堆積物である。原核生物であるバクテリアの一種が泥を取り込んで、それが層状に堆積され化石になったものという。このバクテリアの活動で海水中に酸素濃度が高まり、酸素呼吸をする生物の進化が促進された。バクテリアが地球上に出現した頃の大昔の話である。展示室のパネルにはベルム紀、石炭紀、デボン紀、シルル紀、オルドビス紀、カンブリア紀の古生代紀の用語が並ぶ。(2011.12.24)

聞き及ぶ パネルの紀名 古生代


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バクテリア 泥を集めて 化石なり

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北大植物園内にある北方民族資料室展示室

 北大植物園は植物に関する研究のみが行われ、植物の生きた標本を園内で観察できる場所としか思っていなかった。しかし、植物園内には博物館があり、植物のみならず動物の標本も展示されている。さらに北方民族の資料が収集され、その展示室もあり、歴史を専門とする研究者が植物園に配属されている。近年国がアイヌ文化を保存するため乗り出し、国立の博物館設置の計画を進めている。この状況もあって、植物園を訪れる人の足がこの展示室にも向いてきている。(2014.5.5)

植物の 利用見えるか 展示室


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民族の 文化詰まりて 狭き部屋

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今日(8月19日)の一枚

雨の日に 核果拝顔 クルミ撮り

 雨の日で近くのクルミの木に生っている実を撮る。調べるとクルミは仮果と呼ばれる緑の実の内に、普通クルミと言っている核果がある。食べるのは核果の中の種子である。仮果の一部を削り取って、核果が見えるようにして写真を撮ってみる。

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宮部金吾先生と南鷹次郎先生像のある農学部2階階段ホール

 学内にある彫刻は研究や大学の経営に功のあった教授達の胸像が多い。なかでも農学部と医学部が一番多いようだ。北大農学部の正面玄関から2階に上ると、階段のホールの両側に石の胸像がある。両方とも制作者は堀義二で、向かって右側は初代植物園長「宮部金吾先生像」、左側が第2代総長「南鷹次郎先生像」である。農学部の伝統を築いた先達者達である。像に取り付けられている銘板は右から左書きで「農学博士南鷹次郎」、「理学博士宮部金吾」となっている。(2012.7.23)

先達が 石で見守り 農学部


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石彫は 難しそうで 人物像

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シリーズ1299・「パノラマ写真」ここはどこ

 駅舎と並んでコミュニティセンターがあります。さて、ここはどこの駅。


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2014年08月18日

ステンドグラスのある理学部2号館と5号館共通玄関ホール

 理学部本館と総合博物館の建物の西隣に理学部の2号館と5号館があり、玄関は共通である。この建物には縁が無く、新築された建物に入ったことがなかった。最近になり、偶然に迷い込むように建物に入った時、玄関ホールのステンドグラスが目に入る。早速パノラマ写真撮影となる。デザインは総合博物館のアインシュタイン・ドームにある果物、向日葵、蝙蝠、梟である。古い建物のレリーフのデザインを借用して、研究に対する心構えを伝えて行こうとしている。(2012.7.23)

学生に 意味の問いたし 壁デザイン


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ヒマワリを 輝く陽から 拾い出し

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シリーズ1298・「パノラマ写真」ここはどこ

 小さな駅の周囲で工事が急ピッチで行われています。さて、ここはどこの駅。


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今日(8月18日)の一枚

人工と 自然の模様 対比なり

 キバナコスモスの花が小川の土手沿いに咲いている。小川とはいえ都会の川の護岸は徹底的で、石を積み重ねている。石組みの人工の模様が不規則である一方、花の花弁の自然の模様が規則的である。人工と自然の一般的性質の逆の対比で面白い。

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2014年08月17日

シリーズ1301・「パノラマ写真」ここはどこ

 山の写真や絵が飾ってあるここはどこ。開館時は自由に見学できます。


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付属病院横で枝垂れ桜と並ぶ着衣の母子像

 付属病院の大きな建物の東側に植木のある草地があり、医学で功績のあった人物の胸像が幾体かある。それらの像と並んで南の端に本田明二制作の「母子像」がある。財団法人協斉会が創立65周年を記念して寄贈している。母子像は母子共に裸のものが多いなか、この母親像は着衣姿である。病院ということで、裸の母子像では人体を感じさせ生々しいので、それを避けたためかと思ったりする。像の横にあまり見かけない枝垂れ桜があり、足を止めて桜を鑑賞する人も居る。(2014.5.12)

春本番 病の人も 桜見る


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母子像で 着衣の母の 珍しき

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今日(8月17日)の一枚

虫棲家 建つ頃になり ノラニンジン

 ノラニンジンの花が咲いている。この花が枯れると枯れ花茎で壺状になり虫の棲家に適したようになる。カメムシが居座っていたりするところを撮ろうと探してみるけれど、そう都合よく虫は居てはくれない。今朝は天気が良く夏も後半である。

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通い続けて記憶に固定された工学部玄関ホール

 工学部内で学科が変わったり、組織が変わったりしたことはあるけれど、工学部で教育と研究の生活を送って、仕事人生はここで終わっている。工学部の建物も通い馴れていて、耐震工事で変わった部分もあるけれど、玄関ホールは昔と変わらない。ホールにオープンキャンパスの受付がある。昔勤めていたころ、オープンキャンパスの言葉は聞かなかった。最近は高校生に大学や学部を入学先として選んでもらうために色々お膳立てをしているようで、その一環である。(2013.8.5)

思い出の 記憶の時空 工学部


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貼り紙に 学部公開 時代なり

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シリーズ1300・「パノラマ写真」ここはどこ

 雪解け水が駅待合室の内に流れ込んでいて、よくぞこの小屋が取り壊されず残っているものだと思いました。さて、ここはどこの駅。


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2014年08月16日

今日(8月16日)の一枚

船名は 地名の忍路(おしょろ) 練習船

 爪句集の原稿を書く毎日で、取材の補強に北大まで出掛けてパノラマ写真を撮影する。北大水産学部付属練習船おしょろ丸V世が竣工したのを記念して、総合博物館で同船に関連した展示が行われていた。船名は地名「忍路」から採られている。(パノラマ写真)


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大学祭で入ってみる地球環境科学研究院

 大学祭で建物を公開し、それぞれの学部や研究院で行っている研究を市民に紹介している部門がある。大学での研究の一端に触れるのには良い機会である。地球環境科学研究院は地球圏科学、生物圏科学、環境起学、環境物質科学の4専攻から構成されている。大学祭でこの研究院の建物の入って見ると、玄関ホールの壁に金属と木のレリーフがある。金属は陸、海、空を表しているようだ。オオバナノエンレイソウ、スズランがあり、地球環境を守る研究を象徴している。(2014.6.7)

大学祭 環境研究 覗き見る


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象徴は 研究対象 院の壁

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今日(8月16日・番外)の一枚

終戦日 盆も終わりで 花火見る

 昨夜の一枚である。花火の音が聞こえる。今年は町内会でも花火大会のようで、近くで打ち上げられる花火が窓いっぱいに広がって見える。花火を撮るには準備が必要で上手く撮る自信もなかったけれど、試しに手持ちで撮ってみると写っている。

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カシワの紅黄葉で飾られた新渡戸稲造博士顕彰碑

 現在は通り抜けが禁止されているポプラ並木に沿って花木園と称される一画があり、その入口のところにこの顕彰碑がある。碑は北大創基120周年を記念して1996年に建立された。制作者は山本正道である。新渡戸博士は札幌農学校2期生であり、国際連盟事務局次長も務められた。胸像には博士の言葉「I wish to be a bridge across the Pacific.(我太平洋の架け橋にならん)」が刻まれている。秋も深まって花木園のカシワの紅黄葉が博士の功績を讃えるように色付いている。(2011.11.10)

母校の地 偉人見つめて カシワの木


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紅黄葉 架け橋の人 飾りたり

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シリーズ1297・「パノラマ写真」ここはどこ

 特別な駅なので簡単な問題です。さて、ここはどこの駅。


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2014年08月15日

落書きが目に飛び込んでくる恵迪寮ホール

 恵迪寮の乱雑ぶりは昔も今も変わらない。玄関に所有者のはっきりしない履物が乱雑に置かれている。立看がありビラが散乱している。ホール床の畳の用途が不明である。壁には落書きがある。毎年寮生による寮歌作りが続いているようで、作品選考の投票結果が壁に記されている。壁の落書きを見ると、平成20(2008)年は第百回記念祭が行われたようで、その記念歌「雲海貫く」が選ばれた。この年恒例で選ばれた寮歌は「星の舟唄」で、二つの寮歌がある年になっている(2014.5.12)

ホール床 何の畳か 不明なり


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伝統の 寮歌選びの 落書(らくしょ)なり

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今日(8月15日・その3)の一枚

二兎追いは 朝陽アカゲラ 一兎得ず

 日の出の写真を撮っていると木を突く音がする。アカゲラである。短時間に終わる日の出も撮りたいし、うまくゆけば朝日を浴びるアカゲラも撮れるかもしれない。カメラをどちらに向けてよいのか迷う。二兎追いはやはり無理かと、写真を見る。

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今日(8月15日・その2)の一枚

変わりなき 日の出を撮りて 終戦日

 終戦記念日である。この世に生を受けてはいたが69年前のこの日の記憶は無い。待機していると、朝陽が急に雲の間に現れ、強烈な光を放つ。終戦当日この場所での日の出の状況は同じでも、ビルの無い平地の広がりが見えていたかと想像する。

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今日(8月15日・その1)の一枚

蚊の痒さ 堪(こら)え写真の 整理なり

 空の雲の間が明るくなっている。写真撮影が期待できそうな朝なので外に出て日の出を待つ。撮影ポイントを決めて陽が昇るのに備える。蚊が多くてかなり刺される。撮影時には痒みをあまり感じなかったけれど、写真整理時には痒さが増す。

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1世紀続く伝統の北大-小樽商大両校応援団対面式

 花フェスタ開催中の6月22日、大通公園で北大と小樽商大の両校応援団の対面式があった。両校のスポーツ定期戦に合わせて1912年から開催されて来ている対面式で、今年で100年目となる。この区切りの年に第100回目の対面式として行われる事が新聞にも報道され、会場は大勢の見物客が詰めかけた。北大の応援団が高下駄、襤褸姿で小樽商大の応援団を待っている。その合間を利用してパノラマ写真撮影である。見せ場は相手校をこき下ろす檄文の応援団長による朗読である。(2014.6.22)

応援団 伝統継いで 一世紀


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高下駄の 演技懸命 見せ所

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シリーズ1296・「パノラマ写真」ここはどこ

案内は 多言語表記 観光地

 乗入路線が2路線で、島式ホーム2面に4線でホーム間に跨線橋がある。観光地の駅であり、コロナ禍以前には毎年訪れる多くの外国人に対応して駅構内の案内は日本語の他に英語、中国語、韓国語で表記されている。輪行バックの自転車が見える。(2013・6・23)


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2014年08月14日

冬に訪れて楽しめる植物園多肉植物室

 植物園は雪の降り積もる冬期間は閉園となる。温室の方は冬期間でも開園していて、南国の植物が来園者の目を楽しませてくれる。熱帯雨林室・亜熱帯室にはバナナが花や実をつけている。食虫植物・ラン室も見ていて面白い。多肉植物室はサボテン科の植物が並んでいる。鉢植えの珍しいサボテンから巨大なサボテンまである。球状の大きなサボテンがあり、中にどのようにして水分を貯め込んでいるのか見てみたいという気持ちを察知してか、表面を鋭い棘で護っている。(2011.12.2)

ガラス窓 熱帯寒帯 仕切りたり


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内水(うちみず)を 棘が護りて 玉サボテン

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今日(8月14日)の一枚

主役花 赤、紫か 選び兼ね

 小川沿いのフェンスのところにハゴロモルコウソウ(羽衣縷紅草)が咲いている。紫色の朝顔もラッパ状の花を向けている。望遠レンズで近くの花を撮るので一方の花に焦点を合わせると他方がぼける。主役の花をどれにするかと選び兼ねる。

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秋の第一農場を見下ろせる情報科学研究科棟屋上

 情報科学研究科は11階の建物で、第一農場近くに建っている。この建物に居室と研究室があった現役時代に屋上に上ったことはなかった。退職後構内のパノラマ写真を撮り歩いていて、高い場所から農場の景色を撮る目的で初めてこの建物の屋上に上る。予想通り農場が屋上から足元に広がって見える。農場では稲の収穫作業が行われていて、牧草地には牛が草を食んでいる。札幌の西から南につながる山並みも目の前である。6階建の工学部の建物もここからは下に見える。(2011.9.28)

絶景を 高き場所にて 独り占め


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農場に 市街地迫り 牛休む

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2014年08月13日

建立時の思い出がよみがえる楡影寮記念碑

 かつて恵迪寮と工学部の中間辺りに木造一部2階建ての学部寮の楡影寮があった。同寮が閉寮してから20周年目となり、2003年に記念碑を建立しようとの話が出た。元寮生ということもあり、建立委員長の役を努めた。碑文は「ここに僕らの棲み家があった/ここで学んだ 語った 歌った/そして時がながれた/楡影の青春を偲んで/オバンケルの息子たち」と諸案を推敲して決めた。オバンケルとは寮の賄いのおばさんを意味する。寮があったところの林に接して記念碑はある。(2011.11.14)

思い出は 白樺林 楡影寮


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碑文記す 学び語りし 我が棲家

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今日(8月13日)の一枚

流星が 地に降るなりと 栗実撮る

 明け方は雨が降ったから流星は見られなかっただろう、と家人のコメントである。ペルセウス流星群が現れるとネット情報で知っていたけれど、写真撮影は無理だろうと思っていた。散歩時に、大きくなった栗の実を見て、流星の代わりに撮る。

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総合博物館の優美なアインシュタイン・ドーム

 総合博物館は、1930年開学の理学部の建物で、開学前年に完成している。このゴシック風の建物に入ると、1階から3階までの吹き抜けがあり、アインシュタイン・ドームと呼ばれている。ドームの3階の天井近くの四方の壁に果物、向日葵、蝙蝠、梟の陶製のレリーフがあり、朝、昼、夕、夜のフランス語が刻まれている。昼夜を分かたず研究に勤しむ研究の場という意味らしい。アインシュタインの名前は後で付けられたようである。天井部分のアーチは優美なものである。(2011.11.8)

ドーム名 理学の泰斗(たいと) 優美なり


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レリーフは 研究構え 隠喩なり

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2014年08月12日

広い玄関ホールのある付属図書館本館

 インターネットの普及で、調べ物をするために図書館に行くことは減っているだろう。しかし、学問の府となれば図書館は中心的施設となる。北大には付属図書館の本館が中央ローンに面してある。北図書館も総合教育部の近くにある。その他各学部・研究科の図書室が整備されている。本館の玄関ロビーは広く、そのスペースを利用してパネル展などが行われる。パノラマ写真撮影の時には北方古地図展が行われていたけれど、この場所に足を運んでみる来館者は居なかった。(2014.3.12)

広々と 学の世界の 入(はい)り口


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閑散と 広きホールに 古地図展

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墨痕鮮やかな生物生産研究農場の畜魂碑

 ホプラ並木と平行して道があり、道の中ほどから直角に折れると北方生物圏フィールド科学センター生物生産研究農場の建屋がある。広場の草地に真新しい畜魂碑があり、建立年は平成23年10月と記されている。パノラマ写真撮影の1ヶ月前のことである。元在った畜魂碑を新しくしたようで、木製の碑の筆文字が鮮やかである。碑の横のポプラの黄葉が周囲を黄色に染めて、碑も同じ色で調和が取れている。碑の背後には楓だろうか、こちらは紅葉が碑を飾っている。(2011.11.10)

黄に染まる 並木見据えて 新碑なり


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墨痕を 紅葉飾り 畜魂碑

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今日(8月12日)の一枚

セロトニン 増加するかと 早歩き

 昨夜のTV番組でオキシトシン、セロトニンの分泌が健康に良く、セロトニンはリズミカルな散歩でも増加するというのが記憶に残った。今朝の散歩はセロトニンと呟きながらで、犬を散歩させている早歩きの人の後を追いかけるように歩く。

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2014年08月11日

総合博物館内に復元された中谷宇吉郎研究室

 総合博物館の建物はかつて理学部の研究棟であり、初めて室内で人工雪を作った事で有名な中谷宇吉郎教授の研究室があった。2003年に旧中谷宇吉郎研究室の復元を行い展示することになり、当時の研究器具や調度品、資料などが集められ復元された。中谷教授の研究成果を紹介するパネルも展示されている。復元された部屋は博物館に申し込むと入ることができる。壁の天井近くに、雪の上の歩行用具らしい板があったけれど、形は現代のスノーボーとそっくりである。(2011.11・16)

復元の 研究室の 簡素なり


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天からの 手紙読む器具 顕微鏡

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雪の中の旧札幌農学校第二農場の建物

 旧札幌農学校第二農場には、クラーク博士が教育のため建てたモデルバーンが風雪に耐えて残っている。周囲の雪景色の中で、木造の建物の黒さが目立つ。モデルバーンは切妻の2階部分に家畜用の干し草を搬入する入口があり、土を盛った坂を作り、この坂を利用する構造になっている。この入口の上部には牛の頭の木彫りが飾られている。パノラマ写真を撮ると、軟石造りの釜場やレンガ造りの製乳所の建物も写ってくる。当時の素材の異なる建築物の展示場の雰囲気である。(2012.1.30)

見回せば 明治の建屋 展示場


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モデルバーン 雪に黒さの 目立ちたり

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今日(8月11日)の一枚

ボウフウは 強風防ぎ 撓(しな)りたり 

 大雨と強風を伴って四国・西日本から日本海に抜けた台風11号が北海道に近づいて影響が及んでいる。朝の雨は止んだので散歩に出る。中の川は水量を増し、カワラボウフウ(河原防風)と思われる草丈のある花が風で撓っている。気温は高い。

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圃場としての第一農場のヒマワリ畑

 第一農場には種々の作物が植えられている。研究テーマ毎に作物が育てられていると推測できても、何の研究なのかはわからない。圃場としての農場にヒマワリ畑が出現している。札幌市内でヒマワリは普通に見られるけれど、畑となると都心部では見ることはできない。ヒマワリ畑の先の方に見えるのは平成のポプラ並木である。北大の留学生もこの光景は珍しいらしく家族揃って足を運び記念写真を撮ったりしている。ヒマワリはこの後緑肥として畑に漉き込まれた。(2013.8.16)

都心見る 隠れ景観 花畑


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ヒマワリも ポプラも伸びて 夏圃場

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雪の原始林の名残の中にある恵迪寮碑

 木造2階建て4棟の恵迪寮はかつて原始林と称され、今は「エルムの森」の呼び名がある場所に建っていた。木造寮は取り壊され、一部が「北海道開拓の村」に移転・修築された。新しい恵迪寮につながる道の脇に「恵迪寮碑」が建てられている。寮名となった「書経」からの引用句「恵迪吉従凶逆惟影響」の文字が碑面に刻まれている。「迪(みち)に恵(したが)えばこれ吉、逆に従えば、惟(こ)れ影響」と読み下すとある。天の道に則れとの意らしいが分かり難い。(2014.3.23)

原始林 名残の中に 恵迪碑


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恵迪の 文字刻む碑に 朝陽差し

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2014年08月10日

シリーズ1278・「パノラマ写真」ここはどこ

 易しい問題なのでノーヒントで。ここはどこの駅。


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北海道マラソンのコースになったメインストリート

 8月は北海道マラソンで、札幌市内を走り抜けるコースの一部に北大構内が組み込まれている。博物館前が選手達の給水場所となり、マラソンの当日は朝からボランティアが準備に忙しそうである。見物人はコースのメインストリートの両側に陣取って、走って来るであろう選手を待っている。2012年の第26回大会の走者は1万人を超え、北大構内に最初のランナーをして姿を現したのは、埼玉県職員で「県庁の星」と呼ばれた川内優輝選手である。同選手が男子の部で優勝した。(2012.8.26)

マラソンの 裏方並び 給水所


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構内を 最初駆け抜け 優勝者

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目立たない建物のアイヌ・先住民研究センター

 南門から構内に入りすぐのところに「アイヌ・先住民研究センター」の建物がある。目立たない建物で、道路のところにある案内看板がなければ何の建物なのかわからない。同センターは2007年北大の共同教育研究施設として設置されているので、新しい施設である。施設内に入ったことはないけれど、施設前の道は北大生協やクラーク会館に通じる道で利用する。3月に入っても構内に雪が大量に残され、木の緑は戻っていないけれど、差す陽に春の近いことが感じられる。(2012.3.9)

知らぬ間に 新施設出来 足を止め


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春近き 陽の中にあり 地味施設

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今日(8月10日)の一枚

朝の陽に 輝き伸びて 花螺旋 

 昨日庭の草刈をしていた家人がネジバナを見つける。ネジバナは毎年同じところに咲くとも限らない花である。今朝はネジバナと朝陽を重ねて撮ってみる。この両者の組み合わせは難しく、気合も入っていないので、ネジバナだけが写っている。

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シリーズ1292・「パノラマ写真」ここはどこ

 写真の人物はわかるとして、さてここはどこ。


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2014年08月09日

本部大会議室で議論を見守るクラーク像

 構内のクラーク像といえば中央ローンにある胸像が一番良く知られている。しかし、他にも学内にはクラーク像がある。『札幌の秘境』(北海道新聞 2009)に「北大のクラーク像はいくつあるか」のテーマで書いたことがある。クラーク像は5体ほどあり、その一つは本部の大会議室にある。戦時中に撤去された田嶼碩郎の初代のクラーク像を、戦後加藤顕清が模して制作したものが中央ローンの像である。会議室の石膏像は加藤顕清制作で夫人から寄贈されたものである。(2013.12.26)

クラーク像 議論見守り 会議室


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像共に 大志の教え 残りたり

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新装なったインフォーメーションセンター「エルムの森」

 構内に観光資源を抱える北大は、札幌市民を始め多くの観光客が訪れる。この状況で北大の紹介を行い、休息所となる施設が求められ、2003年に「旧札幌農学校昆虫学及養蚕学教室」に「北大交流プラザ『エルムの森』」がオープンした。2010年には装いを新たにし、正門横にインフォーメーションセンターとして施設が受け継がれている。ガラス張りの屋内と屋外テラスで軽食や喫茶を楽しめる。大学グッズの品々も並ぶ。本棚の爪句集や秘境本をパノラマ写真に撮ってみる。(2012.8.8)

新施設 学府観光 開始点


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見つけたり 「エルムの森」に 爪句集

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今日(8月9日)の一枚

珍客の 訪れる朝 雨上がり

 庭の木に動くものが居る。リスかなと思っているとアカゲラである。雨の天気が続き、カラスとスズメ以外に庭で見かける鳥がいなかったので珍客である。木を突く相変わらずの動作を繰り返す。場所を変えての餌探しで、収穫無く飛び去った。

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シリーズ1290・「パノラマ写真」ここはどこ

 ホームに熊が居て、温泉に入ってる木彫りがあります。さて、ここはどこの駅。


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2014年08月08日

引き込み線跡の道路に面した小麦研究記念碑

 暖房用石炭の貨車の引き込み線跡が第一農場の縁に直線状の道路となっている。この道路に面して1976年に建立された「小麦研究記念碑」がある。碑文に「北海道大学の農場には、札幌農学校時代から麦類の種ならびに品種が多数集められてあった。坂村徹博士(1918)はこれらにつき研究しはじめて小麦の正しい染色体数を明らかにした。ひきつづき木原均博士(1919)は小麦間雑種の細胞遺伝学的研究を行い、この領域に新しい時代を画した。」とある。(2012.7.23)

碑の前を 走るSL 白昼夢


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デザインは 染色体模し 碑の形

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枯葉に覆われた獣医学部の畜魂碑

 研究のため動物実験などを行う学部や研究施設には畜魂碑が設置されている。構内には畜魂碑は二基あって、その一つは獣医学部付属病院の裏手にある。秋に訪れてみるとイチョウやカシワの枯葉に埋もれるようにして畜魂碑がある。この碑の初代は1948年に建立されており、2003年に獣医学部創立50周年を記念して碑を新しくした。碑には「動物の命に対する 我らの敬虔にして 悲しみに充ちし心を永遠に」と刻まれている。もう1基は第一農場内にある。(2011.11.14)

秋深く 銀杏拾い 畜魂碑


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狛犬が 護る魂 仲間なり

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今日(8月8日)の一枚

平凡が 輝いて見え 雨の朝

 七夕飾りが雨で濡れている朝である。短冊に高校生の願いが書かれている。女子高校生のようである。最近起きた女子高校生のからむ理解不能な事件を思い出すと、平凡な「元気よく、楽しく過ごせますように」との願いが輝いて見えてくる。

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広い展示空間になった札幌農学校第二農場牝牛舎

 札幌農学校第二農場に保存されている建物の一つに牝牛舎がある。最初はこの建物の名称を何と発音するのかわからなかったけれど、建物内にある説明パネルのルビから「ひんぎゅうしゃ」の読みを知る。文字通り牝牛用の牛舎で、1909年に建てられた136坪の大きな建物である。木造2階建で、1階部分は主に搾乳牛が40頭収容でき。2階は乾牧草の貯蔵倉庫になっている。現在は1階部分には等身大の牛の置物やかつて使用された農機具、説明パネルが展示されている。(2012.8.23)

牛の消え 展示空間 広くあり


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パネルルビ 「ひんぎゅうしゃ」なり 牝牛舎

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シリーズ1289・「パノラマ写真」ここはどこ

 ヒント満載です。さて、ここはどこの駅。


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2014年08月07日

見過ごされる初代工学部長吉町太郎一先生像

 北13条通とメインストリートが交差するところから斜めの道が工学部の玄関に通じている。この斜めの道に面して初代工学部長吉町太郎一先生の胸像がある。制作者は彫刻家加藤顕清で、工学部開学35周年を記念して1959年に建立された。先生は土木工学科橋梁学教室の教授として、旭川市の旭橋を設計している。筆者は工学部の学生と教員であったけれど、学科が異なったせいもあり、先生の事績については多くを聞いていない。工学部関係者でなければ見過ごす像である。(2013.6.25)

園児らの 通過見守り 先生像


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橋梁の 大家務めて 学部長

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今日(8月7日・その2)の一枚

七夕や 絶滅危惧の 風物詩

 最近は七夕飾りを見かけなった。七夕祭は都会では絶滅危惧の風物詩になってきている。西野川に誰が架けたか七夕飾りがあって、今日が七夕であるのに気が付かされる。しかし、生憎の雨で天空でのデートの様子は見ることができないだろう。

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今日(8月7日)の一枚

一日(ひとひ)咲き 雨の一生 ムクゲ花

 実際は2,3日咲いていても、一夜花と呼ばれるムクゲの花が咲いている。2,3日雨が続けば、散るムクゲの花は雨しか見ないので雨の一生となる。幸も不幸もどちらか一方の人生だと、雨のムクゲ花のように、そんなものかで終わるのだろう。

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シリーズ1274・「パノラマ写真」ここはどこ

 跨線橋の窓から工場の一部が見えます。さて、ここはどこの駅。


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新渡戸稲造揮毫の扁額のあるファカルティハウス「エンレイソウ」

 南キャンパスのメインストリートに面し、大野池の南側に「エンレイソウ」の名前のついた施設がある。1階にレストランがあり、教職員が利用している。この建物の2階は会議室になっていて、新渡戸稲造の筆になる「Haste not: Rest not」の額がある。この言葉はゲーテの詩からのもので「星のように 急がず しかし休まず 人はみな 己が負い目の 回りを巡れ」の「急がず 休まず」を英語で表現したものである。仕事を成し遂げる上での含蓄のある言葉である。(2013.6.25)

稲造の 扁額のみが 飾りなり


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仕事術 急がず飽かず 理解せり

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2014年08月06日

今日(8月6日・その2)の一枚

見つけたり 巨大クワガタ 店舗道

 雨が続いて朝の散歩をスキップしている。身体が鈍りそうで、運動不足解消がてらショッピンセンターに行く。広場のスペースでは、張りぼての木に大きなカブトムシを取り付け、夏を演出している。パノラマ写真に撮り今日の撮影の成果とする。(パノラマ写真)


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授業の合間にパノラマ撮影する第一体育館

 構内には幾つもの体育施設があり、その最大のものが第一体育館である。1階には1300㎡を超える広さの競技場があり、2階には固定席で750の観覧席がある。その他にホール、更衣室、ジャワ―室の設備があり、1963年に完成した施設である。体育の授業や練習、試合等の外、大人数の学生が集まる卒業式も行われる。競技場のパノラマ写真を撮っていると、男女の学生達が来てネットを張り始めた。体育授業の準備らしく、邪魔にならないように写真を撮って早々に引き揚げた。(2013.6・25)

在職時 縁無き施設 初撮影


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学生が 授業の準備 ネット張る

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今日(8月6日)の一枚

カラス避(よ)け 今年は効いて ミニトマト

 庭の猫の額ほどの畑にトマトを植えている。トマトが赤くなる頃カラスがやってきて赤くなった実を突くので食べられなくなってしまう。キラキラするテープだけでは効き目がないので、テグスも張り巡らすと、さしものカラスも来なくなった。

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シリーズ1279・「パノラマ写真」ここはどこ

 外から見た駅舎の特徴が内側にも見ることができます。さて、ここはどこの駅。


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大学祭で展示されたアニメの等身大キャラクター

 「新世紀エヴァンゲリオン」という人気アニメがある。札幌の「メディア・マジック」社はこのアニメを携帯電話ビジネスに採用している。札幌でエヴァンゲリオン展を行って盛況であった。この展示会でお披露目の、アニメの登場人物の等身大フィギュアが北大祭の「moe研究会」にも登場である。「アスカ」と「カヲル」のプラグスーツ姿と「ゆるしと」の着ぐるみが客の呼び込みをやっていた。「萌え」に掛けた研究会の研究展示は見ていて萌える気持ちにさせられた。(2014.6.7)

萌え研究 エヴァンゲリオン 露払い


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研究棟 アニメのキャラが 客を呼び

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2014年08月05日

今日(8月5日)の一枚

傘を差し 群れ飛ぶ鷺を 狙い撮り 

 昨日の四国の豪雨は、今日は北海道に移動するという予報に心構えである。しかし、札幌は朝からの雨ではあるけれど豪雨というほどでもない。雨の少し弱まった時を見計らって、家の近くで写真を撮る。白いサギソウが雨の中で冴えて見える。

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付属病院の「温室のヴィーナス」の呼称のある少女像

 大学の付属病院が新しく建て替えられた時、旧病院の敷地にあった温室が新病院内に移された。旧温室には「温室のヴィーナス」と呼ばれていた彫刻家加藤顕清制作の大理石像があり、これが置き場所を変えながら最終的に新温室に移された。作品名の「少女」は作品名不明の時代を経て付けられたものである。新温室には患者やその付添人、病院の医師や看護師、事務職員や外来者らが一休みのため訪れる場所で、ヴィーナス像は訪問者に安らぎを与えて座っている。(2012.2.28)

温室に 「少女」像あり 大病院


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ヴィーナスと 呼ばれし像は 大家作

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百年記念会館「ヘルマン・ヘッカー先生像」

 百年記念会館の3階に「ヘルマン・ヘッカー先生像」がある。先生は1881年ドイツ領エルザスで生まれ、1930年に北海道帝国大学外人教師として来道した。旧制予科、新制文学部でドイツ語、ラテン語、独文学を教えた。1967年に享年85才で札幌で亡くなっている。先生の頭部像の制作者は本田明二である。この像の存在は北大人にはあまり知られていないようだ。1960年入学の筆者は、誰かに誘われて外人教師宅にお邪魔した記憶があるが、ヘッカー先生だったかはっきりしない。(2012.11.5)

頭部像 学史の記し 記念館


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面会は 不確か記憶 先生像

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2014年08月04日

北大祭で混雑するメインストリート

 北大祭は毎年6月の第1木~日曜日で日程が組まれる。大学祭のメインの日の土、日になると、学外からの見学者で模擬店の並ぶメインストリートは混雑する。その混雑を何とかパノラマ写真で撮ってみようと苦心する。留学生がお国自慢の料理を並べた屋台の並ぶ一画もある。屋台はそれぞれの国の国旗で飾られ、国旗の再確認である。緑、赤、白、黒の縦縞の幕が目についたけれど、これは国旗ではないようだ。屋台のお国自慢の料理と国旗でその国を少しばかり理解する。(2014・6・7)

学祭で 人流れ撮る 苦心なり


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国際化 屋台に及び 大学祭

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今日(8月4日)の一枚

ミナヅキの 咲く朝予想 熱真夏

 庭のミナヅキが咲いている。園芸店から購入したもので、小低木で木の成長は遅い。ピラミッドアジサイの別名があり、アジサイとよく似ている。咲き始めは白色で、秋になると色づいてくる。昨夜は暑かったけれど、今日も暑くなりそうである。

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黒岳登山道で見る招き岩とチシマキンバイ

 黒岳の頂上に近づくと登山道から招き岩と呼ばれる切り立った岩が目に入る。この岩も入れて登山道に咲く花々をパノラマ写真に撮ってみる。時間をかけて撮るパノラマ写真には、登ってきて通過していく登山者の姿がある。黄色の大柄なチシマキンバイソウ、赤紫色のハクサンチドリ、白色のハクサンボウフ、アザミもパノラマ写真に写っている。個々の花は別のカメラで撮っておく。招き岩を背景にチシマキンバイを撮ってみるけれど、露出不足の淡い写真となる。(2014.8.2)

登山者の 通り過ぎ行き 花を撮り


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淡き景 チシマキンバイ 招き岩
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シリーズ1287・「パノラマ写真」ここはどこ

 ノーヒントでここはどこの駅。


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2014年08月03日

シリーズ1255・「パノラマ写真」ここはどこ

 ヒントが満載です。さて、ここはどこの駅。


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今日(8月3日)の一枚

炭鉱の 遺構生かして アートなり

 昨日までの駅のパノラマ写真撮影旅行で貯まった大量のデータの整理に入る。奔別炭鉱の遺構に紙が吊り下げられていて、何かの作品展をこの廃墟を会場にして行う準備のようである。街の中のギャラリーとは対極にある場所での作品展にするらしい。(2014・8・1)


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シリーズ1253・「パノラマ写真」ここはどこ

 列車交換を撮ることができました。さて、ここはどこの駅。


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2014年08月02日

今日(8月2日)の一枚

頂上で 鳥形雪渓 初見なり

 昨夜層雲峡のホテルに泊まって、今朝は上川駅からの取材計画を変更して黒岳のゴンドラとリフトで7合目の下まで行く。ガスがかかっていたので、リフトの降り口から100 mぐらい登って引き返す予定が、天気が良くなり頂上まで登ってしまう。(パノラマ写真)


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花も球児も待った春の到来

早春花 枯草押しのけ 春息吹き

目に入るは 花と球児の 学府春

 自宅の庭のエゾエンゴサクが咲いたので北大構内の恵迪の森の様子を見に行く。エゾエンゴサクの青紫とキバナノアマナの黄色が、勢いを増した草の緑の中にある。オオウバユリの葉が陽の光を反射して輝いている。木の枝の葉は遅れていて、スプリングエフェメラルの花々に陽の光が注がれている。見通しの良い林の向こうに野球場が見え、球児達の練習する姿を望遠レンズで撮ってみる。花も球児も、待っていた季節の到来で、毎年目にする学府の春の風景である。(2014・4・29)


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シリーズ1276・「パノラマ写真」ここはどこ

 以前駅舎横に電話ボックスがあったのが撤去されています。さて、ここはどこの駅。


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2014年08月01日

今日(8月1日・その2)の一枚

真夏日や 無音の中の 遺構なり

 富良野駅に向かう途中、三笠市の炭鉱の遺構に立ち寄る。住友奔別炭鉱の立坑が無残な姿を晒している。この炭鉱は1900年に開鉱し、幾多の変遷があって、1971年に閉鉱した。真夏日の太陽の下で何の音も聞こえない中に遺構が放置されている。(パンラマ写真)


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今日(8月1日)の一枚

平凡な 写真を撮りて ぜるぶ丘

 今日は駅のパノラマ写真取材でF工業のF社長とY氏同道で富良野駅から取材開始である。富良野線に沿って旭川方面に向かい、北美瑛駅で本日の取材終了である、北美瑛の手前で観光スポットのぜるぶの丘で見事なガーデに寄って撮影する。

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シリーズ1285・「パノラマ写真」ここはどこ

 比較的大きな駅舎ですが、現在は無人駅です。さて、ここはどこの駅。


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サークル会館のレリーフ「ボーイズビーアンビシャス」

レリーフと 思いがけずの 初対面 

島松で 先生見送る 名場面

 陸上競技場に面しサークル会館がある。サークル会館のホールに「ボーイズビーアンビシャス」と銘打たれたレリーフがある。「クラーク先生レリーフ作成会」が函館出身の彫刻家梁川剛一に依頼して1980年に制作されている。札幌農学校の1期生大島正健の添文も飾られている。レリーフはクラーク先生が島松駅逓で馬上の人となり、札幌農学校関係者の見送りを受けている場面を描いている。大島はこの時のクラーク先生の言葉を「青年よ大志を抱け」の名言に訳している(2013.9.26-10)


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シリーズ1262・「パノラマ写真」ここはどこ

 ノーヒントでここはどこの駅。


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