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2015年04月26日

N68納沙布岬のデザインの根室駅スタンプ

 根室駅の駅舎内にスタンプ台があって駅スタンプが置いてある。押してみると「朝日が一番早い納沙布岬の街」の文字に朝日が水平線の上に現れ、納沙布岬灯台がある図柄である。水平線のところに見える平らな島影は水晶島のようである。納沙布岬の灯台下で珸瑶瑁水道の海を臨んでパノラマ写真を撮ってみる。洋上が霞んでいるせいか写真では水晶島が写っていない。灯台は白塗りの円形の塔とドームの造りである。霧信号所(ダイヤフラムホーン)ト無線方位信号所が併設されていたが、現在は廃止されている。

納沙布の 灯台認め 駅の印

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灯台の 下に広がる 海水道


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N68ホームでエトピリカが迎えてくれる根室駅

 滝川駅を起点とすれば443.8 Kmが根室駅のキロ程となる。普通列車で滝川から釧路まで来て、釧路から花咲線の列車に乗り継ぐ列車の旅はさすがに長いだろう。有人駅では日本最東端の根室駅は、最果ての地に来た感じはそれほどしない。駅舎にはキオスクもあり、無人駅が続いていたので余計大きな駅の印象がある。ホームに出てみると、「ようこそ根室へ」の看板の大きな文字が見慣れない鳥のイラストと一緒に目に入る。根室市のユルリ島で繁殖するエトピリカだろう。釧路行きの列車が単式のホームに停車している。終着駅に着いた列車は折り返して始発の列車になる。まさにターミナルの駅である。

最果ての 駅にキオスク 大駅舎

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エトピリカ ホームに飛びて 根室駅


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2015年04月25日

N67日本最東端の駅の東根室駅

 東経145°35′50″にある東根室駅が日本最東端の駅となる。この記録を記した碑が駅ホーム前に建てられている。因みに日本最北端駅は稚内駅である。駅前広場があっても駅待合室は無く、少し高いホームがあるだけである。ホームは板張りの1面で、カーブして延びる線路に沿ってある。ホームは高いところにあり、ホームから根室市の住宅街を見下ろせる。線路を越えてホームの反対側に出ることはできない。線路に向かって右手方向の下り路線はホーム先でカーブし西に向かい、根室本線の終端の根室駅に達する。

碑に刻む 誇示する記録 最東端

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花咲線 西にカーブで 根室駅


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N66「鼻先」の意味を「花咲」として地名にした花咲駅

 地名の解説では、アイヌ語で大きな岬と呼ばれている地形が顎のように海に突き出ていて、その「鼻先」の部分に当たる場所に「花咲」の字を当てたのに由来するとある。確かに「鼻先」よりは「花咲」の方が感じがよい。釧路から根室までの花咲線の愛称が採られた駅である。待合室は車掌車のリサイクルで、以前は花咲漁港が近いこともあってか、簡単な魚のデザインが描かれていたのが、二色に塗り分けられたものになっている。1面1線のホームがあり、駅の周囲には人家も見えず、原野が広がっている。

停車する 列車ドア先 待合所

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この季節 花は無かりき 花咲線


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2015年04月24日

N65屯田兵の歴史を名に残す西和田駅

 西和田駅の辺りで線路は道道142号と並んでいるので、駅は道道の傍にある。根室半島のこの地は和田屯田兵村が開拓を行った。和田とは屯田兵村の大隊長の姓である。兵村は西と東にあり、西和田駅の名前につながっている。駅の周辺は酪農家が点在するだけで見るべきものもない。ただ、駅の近くに和田屯田兵村の被服庫の建物が残っている。車掌車リサイクルの駅待合所が、乗降客の利用が期待できないような状況の中にある。以前は待合所の壁に簡単な絵が描かれていたけれど、それも塗りつぶされてしまっている。

駅名に 屯田兵村 歴史跡

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客の居て ここから乗るは 白昼夢


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2015年04月23日

N64昆布の語源を思い起こさせてくれる昆布盛駅

 駅名はアイヌ語の「コンプ・モイ(昆布の採れる湾)」に由来する。すると昆布の名前はアイヌ語から来ていることになる。その真偽はともかくとして、昆布が盛り沢山あるという意味では、アイヌ語の音を漢字に直して意味も通じている。単式1面のホームと1線があり、ホーム近くに小さな待合所がある。駅の上り方向で昆布盛漁港に通じる道が線路を横切り、踏切が設置されている。踏切から下り方向を見るとホームは右側にあり、上り方向に向かう列車の車内からはホームが右側に見えることになる。

車内から これがホームと 昆布盛

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踏切の 道を下れば 漁港なり


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2015年04月22日

N63下りで列車交換可能な最後の駅の落石駅

 落石岬の付け根に落石湾が陸に食い込むようにしてある。落石はアイヌ語の「オク・チン(山の尾根のくぼみ)」で落石湾の周辺の地形を表している。湾には落石漁港があり、周辺に集落がある。落石駅は漁港の北東に位置し、駅の周囲には原野と林が広がっている。駅前通りには人家が見られても軒数は少ない。駅舎は古い駅舎を一部残して新しく建て替えたものである。ホームは構内踏切のある2面2線で、列車交換ができる駅となっている。当駅より東では列車交換はできず根室駅になる。

落石は 住宅風の 駅舎なり

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下り駅 構内単線 根室まで


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N62児童の絵が待合所の壁にある別当賀駅

 北海道の駅名(地名)はアイヌ語の発音に漢字を当てはめたものがほとんどで、耳馴れないと奇妙な駅名が次々と出てくる。別当賀駅もその一つで、アイヌ語の「ペッ・ウッカ(川の瀬)」に漢字を当てはめている。駅の南側に道道があり、人家も見られるところにリサイクル駅舎がある。駅舎の壁には別当賀の自然をテーマにしたデザインである。海草や魚、エンレイソウのような花が厚床小学校の児童によって描かれている。列車交換が出来た駅のようで、パノラマ写真にその名残の線路跡が写っている。

待合所 全天候の 画廊なり

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盛時には 列車交換 跡残り


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2015年04月21日

N61駅舎へのアクセスの難しい初田牛駅

 衛星写真で根室本線を下っていくと原野と森林の中に初田牛駅がある。道道142号の根室浜中釧路線に沿って線路が延びており、初田牛駅は道路の北側にある。しかし、142号から小道を折れて初田牛駅に行くと、駅舎は線路の向こう側にある。この駅に行くには線路の北側の道を行くしかなく、アクセスの難しい駅で秘境駅の条件を満たしている。ホームから見る限り人家は目に入ってこない。周囲の状況から乗降客が居るとも思えない駅舎を写真に収める。駅名に付く「牛(「ウシ」」はアイヌ語の「…の所」の意味である。

待合所 線路の向こう 初田牛

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利用客 如何にアクセス 秘境駅


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2015年04月20日

N60旧標津線の起点駅だった厚床駅

 厚床駅は1989(平成元)年まで旧標津線の起点駅であった。駅ホームにその歴史を示す標識と説明が置かれてある。旧標津線は厚床から中標津経由で根室標津までと、標茶から中標津、根室標津までの路線で随分長い路線が無くなっている。旧標津線廃止後、バスが運行され、駅舎は建て替えられバスの待合所となっている。無人駅であるけれど、バスの乗車券を取り扱う窓口がある。標津線が無くなっても厚床駅はこの地方の交通の要衝である。ホームは2面2線で構内踏切がある。列車交換の出来る駅である。

標識に 駅史記されて 標津線


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窓口は バスのためなり 無人駅


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N59三兄弟駅の一つの姉別駅

 この駅名にも「別」の漢字がついていて、アイヌ語の「川」の入った地名に由来する。根室本線にはそっくりさんの駅があり、この姉別駅舎に新吉野駅舎と初田牛駅舎を加えると三兄弟の駅舎になる。多分造られた時期が同じで、同じ設計図が利用されたのだろう。駅の周囲に姉別の集落があるけれど、大きなものではない。駅舎内には浜中町の他の駅同様ルパン三世のキャラクターの看板がある。ホームに回ってみるとこの看板がはっきり認められる。ホームは1面で1線が上り下りに利用されている。

姉別に 兄弟駅あり 根室線

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ピストルを 向ける客居て 小駅舎


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2015年04月19日

N58大楽毛駅と語源が同じの浜中駅

 根室本線には大楽毛駅がある。大楽毛駅と浜中駅とは名前の上では何の共通性もないものと思っていた。しかし、両駅ともアイヌ語のオタノシケからの命名である。オタノシケの音に漢字を当てはめたのが前者、言葉の意味の「浜の中央」の意訳を用いたのが後者の浜中駅となっている。駅舎の切妻部分に景観絵のステンドグラスがあり、停止中の切符売場に「峰不二子」の絵があってチグハグな感じである。単式1面1線のホームの名所案内の横もルパン三世の看板があり、浜中町の見どころを説明しているようだ。

景観絵 アニメ絵に負け 駅舎内

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浜中で ルパン三世 ガイド役


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2015年04月18日

N57ルパン三世が駅前に立っている茶内駅

 浜中町には茶内、浜中、姉別の三駅がある。これら三駅の共通点はルパン三世で、このアニメ(漫画)のキャラクターが駅舎内に描かれたり、立て看板になったりしている。これはこのアニメの作者のモンキー・パンチが浜中町出身であることによっている。茶内駅では駅舎の玄関横にルパン三世の看板が、ホーム側には銭形警部の看板がある。駅舎内にはオールスター勢ぞろいのポスターがある。駅の北西方向に市街地が広がっている。ホームは相対式2面で2線となっている。ホーム間には構内踏切がある。

駅舎壁 アニメのスター 勢ぞろい

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赤駅名 アニメ盗賊 赤スーツ


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2015年04月17日

N56従来駅舎が新駅舎に変わる糸魚沢駅

 駅は国道44号に沿ってあり、駅近くに少しばかりの集落はあるものの、原野と林に囲まれた駅である。駅名にある「糸魚」とは巨大な淡水魚のイトウのことで、「糸のように細い魚」の表現は実体に合っていない。アイヌ語で「イトウのいる川」を和訳してこの名前になっている。駅舎は切妻で明り取りのために段差のある構造になっている。この駅舎は取り壊され、新駅舎に建て替えられる予定で、既に工事が始まっている。ホームは1面で1線が利用されている。線路が春先の荒涼とした原野の中に延びている。

糸魚は イトウと知りて 駅名(えきな)かな

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この駅舎 消える運命 糸魚沢


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N55駅員の姿が見える有人の厚岸駅

 厚岸の町は厚岸湖と厚岸湾が狭い海水部分でつながる周囲の陸地に広がる。駅の南に歩いて行くとすぐ厚岸湾に出る。東側に行くと厚岸湖に達する。東西に長い造りの平屋の駅舎は大きく、有人駅である。駅舎内にはキオスクもある。駅スタンプを押すと厚岸湾を背景にカキとあやめが描かれ「カキとあやめの街」の文字がある。ホームに出てみると駅舎側の単式と島ホームを使った2線である。ホーム間に跨線橋がある。跨線橋と並行して駅の南北をつなぐ連絡橋もある。ホームの使われない部分に厚い雪があった。

島ホーム 雪を乗せたり 冬厚岸

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客無くも 駅員姿 活気なり


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2015年04月16日

N54喫茶店かと間違う造りの門静駅

 門静駅は国道44号沿いにある。駅舎は2003年に建て替えられたもので新築の感じが残っている。角材を用いた茶店と間違いそうなこじんまりした建物で、以前の駅舎の写真と比べると全くの別物である。駅舎は段差と車椅子対応の緩やかなスロープがあり、待合室に入らなくてもすぐホームに出られる造りになっている。ホームは1面1線である。海に近い駅であるけれど、駅からは海は見えない。衛星写真では線路に接して駅の南側に整備された広い広場があるけれど、耕作地でもなさそうで疑問が残った。

門静は 茶店風なり 小駅舎

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時刻表 運賃表が 駅証し


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N53楽しい絵の描かれたリサイクル駅舎の尾幌駅

 花咲線を下り方向に行くと最初に出合う車掌車のリサイクル駅舎が尾幌駅である。リサイクル駅舎は駅周辺にほとんど人家がないところに置かれるケースが多いのだが、尾幌駅の南側にはまとまった集落がある。このリサイクル駅舎には動物や家畜の絵が描かれている。ウサギ、キツネ、タヌキに乳牛も交じっている。なかなか楽しい絵柄で、リサイクル駅舎では花咲線で一番見応えのあるものである。ホームは1面1線であり、長いホームで1両のワンマン列車が停まるところを表示した立看板がある。

殺風景 駅舎の壁絵 救いたり

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車掌車が 駅舎に転じ 尾幌駅


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2015年04月15日

N52駅舎内に駅の模型が置かれている上尾幌駅

 上尾幌駅は尾幌川の上流にあることから名づけられており、駅の所在地の厚岸町大字苫多村に尾幌の地名は含まれていない。上尾幌駅の周辺には集落があり、かつては炭鉱の町として栄えた歴史がある。駅舎は大きく、一部が待合室として使われている。この待合室内に駅舎全体の模型が置かれている。2面2線の単式と島ホームがあり構内踏切で行き来する。駅の北側には厚岸町の「きのこ菌床センター」の建物があり、生椎茸栽培用の菌床の供給販売が行われている。線路を越えてこのセンターに抜ける道はない。

駅舎内 駅を縮めた 模型あり

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駅の北 抜ける道無く 菌床舎


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N51アイヌ語で「小川」を意味する“別保”駅

 別保とは耳慣れない地名である。これもアイヌ語が語源で「ペッ(川)ポ(小)」で別保川を指している。別保駅は国道44号沿いにあり、外壁が白く、駅舎内は黒い壁になっている。窓が多く内に居ても開放感のある駅舎である。壁に「別保駅」という歌詞が額入りで飾ってある。地元のバンドが歌っている歌で、歌詞の中には「釧路駅から210円」がリフレインになっている。今は消費税アップで220円となる。ホームに出てみると、1面1線である。駅の南北をつなぐ連絡橋がホームの頭上にあり、錆が目立つ。

白壁に ゴシック文字で 駅舎かな

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陽弱く くすんだ景の 別保駅


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2015年04月14日

N50花咲線を遠望できる連絡橋のある武佐駅

 釧路のベッドタウンにある武佐駅に車で行くと迷う。国道44号から離れ、武佐川と別保川が合流する複雑な地形に団地が形成され、その外れに駅がある。目印になる建物は駅前の集合住宅ぐらいである。駅待合所は無く、高床のホームに階段で上り、片持ち式屋根の所で乗客は列車を待つ。1面1線である。駅の上り方向に住宅地を結ぶ連絡橋があるので、橋の上で写真を撮ると丁度1両の釧路駅に向かう上りのワンマン列車が入ってくる。駅の北側と東側は原野と武佐の森緑地と呼ばれる林地帯が広がっている。

ワンマンカー 近づくホームに 人の見え

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橋上で 原野遠望 花咲線


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N49根室本線と釧網本線が乗り入れる東釧路駅

 東釧路駅には根室本線と釧網本線の二線路が乗り入れている。駅の所属はこの2路線の内根室本線であるけれど、釧網本線の起点駅となっている。複数の路線が接続する駅としては日本最東端となる。島ホームの2面2線が利用されていて、駅舎から構内踏切でホームに渡る。釧路駅方向に連絡橋があり、この上から前記2路線が分岐して行く方向を眺めてみる。線路を跨ぐ道路があり、その下を通過した線路が北と東に分かれていく。駅の北側にスーパーマーケットがあり、大きな駐車場が駅に隣接してある。

2路線の 乗り入れ駅が 橋の下

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見下ろせば 根釧大地 平なり


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2015年04月13日

N48 SL冬の湿原号の始終点駅の釧路駅

 北海道の路線では鉄道ファンや観光客ためにSLの臨時列車を走らせてきた。SL函館大沼号、SLはこだてクリスマスファンタジー号、SLニセコ号は人気があったが、北海道新幹線開業準備のため、これらのSL臨時列車は2014年で廃止された。唯一残ったのがSL冬の湿原号である。この臨時列車は釧路-標茶駅・川湯温泉駅間を往復する。2014年はSLが二台連結した最後の重連であった。朝釧路駅を出発し、途中摩周駅で石炭と水を補給して釧路に戻ってきた。釧路駅では雪の降る中、鉄道ファンが集まって写真を撮っていた。

雪の中 ホームにファンの カメラ列

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重連の SL列車 撮り納め


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N48ホームに湿原の鐘のある釧路駅

 滝川-釧路間が普通列車で行ける道内最長路線である。根室本線は釧路-根室区間もあり、こちらは花咲線の愛称で呼ばれている。釧路から網走に向かう釧網本線も釧路駅発となる。釧路駅の2番線ホームにはSL冬の湿原号運行に合わせて湿原の鐘が設置された。半円形に曲げられたレールに鐘が吊り下げられている。同ホームには釧路沖約6 Km、海面下-600 mで掘り出された太平洋炭礦の海底炭塊が展示されている。同炭鉱は釧路コールマインに引き継がれ、現在でも石炭が掘られ、太平洋石炭販売輸送臨港線で運ばれている。

鐘鳴らし 出発SL 湿原号

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鐘が見え 炭塊もあり 釧路駅


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2015年04月12日

N47道東で富士山を連想する名の新富士駅

 駅名を聞くと静岡県富士市あたりの駅を連想する。事実、JR東海の東海道新幹線の駅として同名の駅がある。同じ名前の駅で不都合ではないかと思うけれど、JR北海道とJR東海は別会社なので問題は無いのだろう。北海道の方の駅名は大正期に創業した「富士製紙(現日本製紙釧路工場)」に由来している。駅舎は無く、道路に面した跨線橋に駅名が掲げられている。跨線橋を通ってホームに出てみると待合室がある。釧路貨物駅と共用の構内は広く、コンテナが置かれ、コンテナ車が長いホームに待機している。

道東に 富士の名の駅 コンテナ車

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駅舎なく 客が休むか 風除室


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N46釧路近郊の新興地にある新大楽毛駅

 大楽毛駅から東に1.8 Km 行くと新大楽毛駅となる。この辺りは住宅や専門学校、自動車教習場などがあり、釧路の郊外の新開発地域である。駅待合所は無く、片持ち屋根のあるホームが待合所の役目をしている。ホームは1面の1線のみで上下線として共用されている。コンクリート製のホームは長く、上り方向の端から踏切のある道路に降りて行ける。大楽毛から新大楽毛に至る線路の近くを国道38号が並行しており、道東の交通の大動脈が走る地域となっている。駅から南に少し行くと釧路の海に出る。

列車撮る ホームの鏡 我が姿

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単線の 駅を擁して 新興地


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2015年04月11日

N45駅前に釧路種の馬の像のある大楽毛駅

 大楽毛の駅名を「おたのしけ」と正確に読むのは、最初は無理だろう。この駅名(地名)はアイヌ語の浜(オタ)の中央(ノシケ)に漢字を当てはめている。駅舎と施設がつながった建物の中央部分が待合所で、向かって右側が釧路市の支所、左側が食堂となっている。無人駅でも駅待合室は広い。駅前に釧路種の銘板のある馬のブロンズ像があり、これは戦前この地で軍馬が育成され、駅から運ばれたことによっている。ホームに出てみると跨線橋があり、島ホームにつながっていて、このホームが利用されている。

釧路種の 軍馬像あり 大楽毛

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客が皆 上り下りする 跨線橋


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N44直線線路が東に延びる庶路駅

 駅前に駅の由来が記された石碑がある。碑文を読むと、アイヌ語で滝(ソ)に向かっている道「ソオロル」から庶路と名付けられ、明治期には馬産地として知られた。釧路線の工事として明治期に釧路、大楽毛、白糠の各駅と同時に完成した。駅前を走る国道38号より少し高いところに駅舎があり、階段がついている。ホームは単式1面1線で、島式ホームへの跨線橋があるが、これはホームに行くためのものではなく駅の南北の連絡橋となっている。庶路駅から下り方向の隣駅大楽毛駅に直線の線路が東に延びている。

駅名標 壁飾りにし 小駅舎

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直線路 東に延びて 庶路の駅


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2015年04月10日

N43ホームにキロ程看板のある西庶路駅

 西庶路駅は屋根の構造が複雑で、屋根も緩い勾配で、多雪・豪雪地帯では見られない。この辺りでは雪が少ないのでこのような造りとなったのだろう。駅前に公衆電話ボックスがあるけれど、これはほとんど使われないのではなかろうか。以前は簡易委託駅であったが、現在は無人駅である。島式ホーム1面2線が使われていて、屋根無し跨線橋で島ホームに渡る。跨線橋とは別に連絡橋もあり、これは白糠駅と同じ配置である。ホームに「289」のキロ程の看板があり、起点の滝川駅から289 Km来たことを示している。

複雑な 屋根構造や 少雪地

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キロ程の 数字語りて 長路線


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N42駒踊りデザインの駅スタンプのある白糠駅

 白糠について聞かれても「白糠は知らぬかった」と駄洒落を返す程度が精いっぱいである。有人駅で駅員が詰めている。駅スタンプには白糠駒踊りがデザインされていて、これは白糠村に開設されていた陸軍軍馬補充部釧路支部が発祥といわれている。駅舎内は広く、3月中旬の訪問時には大きな石油ストーブがあった。たこ焼の店「駅の家ハッピー」はシャッターを下ろしていた。ホームに出てみると島式・単式2面3線で、ホーム間の跨線橋が上り方向にある。下り方向には駅の南北をつなぐ人道橋が見える。

たこ焼きは 閉店日なり 食べ損ね

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白糠は 知らぬかったと ホーム撮り


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2015年04月09日

N41 上り下りのホームが異常に遠い古瀬駅

 海沿いの線路が内陸部に入ったところに古瀬駅がある。車で探して行くのにはすんなりと辿り着かない古瀬駅の第一印象は、この駅を利用する乗降客が居るのだろうか、というものである。この秘境駅の不思議な点は、二面あるホームが異常に離れている事である。斜め対面ホームどころではなく、片方のホームの先から相手のホームが遠くに見える。ホーム間は線路に沿った小道を歩いて、ホーム間にある踏切を利用する。ホーム近くに信号所の建物があるだけで、待合所はない。運賃表はホームにあり駅舎の機能を兼ねている。

警笛を 鳴らし特急 瞬時去り

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ホーム間 かくも離れて 不思議駅


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N40貨車用の長いホームのある音別駅

 釧路市と飛び地合併をする前の音別町の玄関駅で、現在も有人駅で近隣の駅では最も規模が大きい。2面2線の相対式ホームで構内踏切がある。この駅は貨物駅でもあるので、構内は広く、比較的ながい連絡橋が線路を跨いである。旅客駅の南側のコンテナホームは全長約200 m と長いもので、パノラマ写真撮影時にもコンテナ列車が停まっていた。JR北海道の子会社がデータ捏造の大きな記事が新聞第1面記事になり、地図入りで音別駅が出ていた。取材した時のパノラマ写真を見てこの駅の記憶を新たにした。

ワンマン車 釧路方面 向かいたり

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コンテナ車 貨物ホームを 塞ぎたり


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2015年04月08日

N39尺別鉄道の資料が掲示されている尺別駅舎

 下り方向に直別、尺別、音別と「別」三兄弟駅が続く。「別」はアイヌ語の「ペツ(川)」に漢字を当てており、道内には「別」のつく駅名(地名)は多い。駅周辺は人家も少なく寂れた感じである。尺別駅は運炭のための雄別炭礦尺別炭礦鉄道から尺別鉄道となった路線の起点駅でもあった。据え付け椅子があるだけで、他になにもない駅舎内の壁に、尺別鉄道の写真や説明が壁に張ってある。相対式ホームがあり跨線橋で連絡である。屋根なし跨線橋の上からは海が見える。ホームでは作業員が除雪作業を行っていた。

駅名板 「別」の三駅 表示あり

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壁に寄り 尺別鉄道 資料読む


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N38近くにキナシベツ湿原のある直別駅

 山小屋風の直別駅舎の横にベンチがある。ベンチにキナシベツ湿原の文字があり、近くに湿原が広がっているのを教えてくれる。地図では駅は直別原野にあり、付近にキナシベツの文字があるので、駅の周囲がもう湿原になっているのかも知れない。ホームに出て見ると斜め対面のホームで、2線が利用されている。ホーム間に屋根なし跨線橋が架かっている。直別駅は釧路市音別町の駅で、浦幌町との境界にある。音別町は白糠町が間に挟まって飛び地で釧路市と合併したため、尺別、音別と釧路市の駅が続き白糠町に入る。

駅舎横 ベンチ文字あり キナシベツ

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雪覆う 直別原野 駅迫り


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2015年04月07日

N37跨線橋から海の見える厚内駅

 滝川駅を出発して内陸部を通って来た下り方向の根室本線は、浦幌町厚内駅で海が見え出す。駅舎は赤いトタン屋根で、閉鎖されたレストランがあったこともあり、建物は大きい。対面式ホームで3線が利用されていて、跨線橋がある。この跨線橋から下り方向を見ると水平線が姿を現している。線路と海岸の間に厚内の集落が重なって見えていて、集落の先には厚内漁港がある。ここは釣のスポットで釣り人がやってくるところである。下り方向の線路はカーブにはいり、その後は海沿いの路線となる。

カーブして 海沿い路線 続きたり

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厚内で 海に対面 跨線橋


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N36時間が止まってしまったような上厚内駅

 上厚内駅に着いた時は陽が落ちかかっていたことも手伝って秘境駅の雰囲気である。駅周辺の民家は廃屋の無残な姿を晒している。駅舎は道路から少し高いところにあり、緩やかな坂を登っていく。ここに客姿があるのを想像できない駅舎内を通ってホームに出る。対面式ホームで2線ある。列車交換のためなのだろう、ホームは長い。青空跨線橋でホームを行き来する。沈みゆく陽に照らされた木造駅舎は、もう見ることの少なくなったかつての典型的駅舎のようで、ここでは時間が止まってしまったかと錯覚する。

沈みゆく 陽にシルエット 秘境駅

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古駅舎 時間止まりて 上厚内


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2015年04月06日

N35ホームにランプ用油貯蔵庫の残る浦幌駅

 浦幌駅前は再開発が行われ、ロータリが囲むコスミック広場と銘打たれた広場があり、駅前通が延びている。通りに面し町の多目的施設のコスミックホールがある。駅は有人で駅舎はこの辺りでは規模が大きい。対面式のホームがあり跨線橋でつながっている。豊幌町、音別町、白糠町を通る根室本線はおおまかに東西に延びる路線であるけれど、浦幌駅では南北に線路が延びる。ホームにはレンガ造りの小屋があり、明治時代に建てられた、灯りためのランプ用油を貯蔵していたもので、パノラマ写真に写っている。

駅名の 赤文字映える 駅舎なり

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油小屋 レンガ造りの 遺構なり


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N34吉野桜の名前を採った新吉野駅

 新吉野駅は広い畑が広がる平野部に位置している。線路と国道38号間に集落があるけれど、衛星写真で見るとこの集落も畑の一画という感じである。吉野桜からの命名の駅の待合所が線路脇にある。外壁を塗り直しているようで、ネット等に載っている以前の駅舎の庇や柱部分が赤茶色であったものが、鶯色になっている。駅舎前のホームの他に島式ホームがあり2面2線の構成である。島ホームへの構内踏切でパノラマ写真を撮ってみると、上り方向には直線線路が下り方向は線路先がカーブしている。

桜花名に 鶯色と 色合わせ

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駅名採る 桜花(おうか)未だなり 雪構内


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2015年04月05日

N33人道橋の迂回路で島ホームに行く豊頃駅

 豊頃の名前を聞いても思い出すものがない。町の地勢は東西に浦幌町と大樹町があり、海にも面し丘陵地帯が広がっている。豊頃町を通過する根室本線は東隣の浦幌町厚内駅で海と出合う。二宮尊徳の孫の尊親が豊頃町の開拓の祖であるけれど、駅を訪れただけではその歴史に触れるものは無い。駅舎の壁に「2番ホームでご乗車の方は、必ず人道橋を渡りお乗りください。」の注意看板がある。駅舎に入ってホームに出てみると、確かに島式ホームの2番線に行く構内踏切が無く、人道橋を利用して迂回するしかない。

駅舎壁 ホーム道順 指示のあり

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人道橋 島ホームへの 空の道


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N32十ドル紙幣の看板のある十弗駅

 駅ホームの看板の印象が強く、後々まで記憶に残った。すぐ10ドル紙幣を連想するデザインに「十弗は10$駅」の文字と列車アニメキャラが描かれ、十弗駅を含む根室本線の路線図もある。漢字の「弗」の字形が「$」に似ていることからドル記号の代用にされたのを援用しているが、「弗」は本来元素の弗素を意味している。駅の地名は豊頃町十弗宝町とこちらも縁起の良さそうな地名である。JR北海道の釧路支社がアイディアを出したようで、ルパン三世ラッピングトレインも同支社が手掛けている。

10ドルの 印象強く 十弗駅

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傑作の 看板を撮り 雪十弗


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2015年04月04日

N31ワイン色を駅舎に取り込んだ池田駅

 池田町は何といってもワインである。町営のブドウ畑とワイン城醸造所があり、全国的に知られた観光施設のワイン城がある。ワイン観光の影響は駅舎にも及び、駅舎はワイン・レッドで縁取りされ、屋根も同色である。駅横のオブジェは巨大なワインのコルク抜きである。コルク抜きの螺旋の方向が普通のものと逆になっていて、これは左利き用のものであるとの結論に至った。池田駅と北見駅を結ぶ池北線を引き継いで、北海道ちほく高原鉄道が運営していた「ふるさと銀河線」は2006年に廃止された。

駅前の オブジェに映る 我を撮り

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ワイン色 駅舎に使い 観光地


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N30市街地と畑地の境目にある利別駅

 駅の南側の広場から池田町利別の市街地が続いていて、駅北側には畑地が広がっている。緩い勾配屋根の駅舎の一部が駅待合室になっている。閑散とした待合室で、壁のところに木製のベンチが据え付けられている。駅の案内関連のポスターの他には指名手配の顔写真のポスターが目に付く程度で殺風景な駅舎内である。島式ホームで2面2線があり、ホームには構内踏切で渡る。ホームに立って見渡すと、雪で覆われた畑地が広がっているのが一望にでき、雪が解ければ農業王国十勝の春の農作業が始まる。

ホームから 雪の畑地の 一望撮

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市街地の 終わるところに 駅舎あり


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2015年04月03日

N29パークゴルフ発祥の地の幕別駅

 幕別駅前の空き地にクラブを振って遊んでいる人のブロンズ像が残雪の中にある。幕別町が発祥のパークゴルフに興じている姿の像である。北海道発祥のスポーツとしては芽室町のゲートボールもあり、半年近く雪で覆われるグリーンの上でのスポーツが十勝の地で生まれ、全国に広まったとは驚きである。有人の駅舎内にはストーブがあって、客がストーブの近くに座っている。駅ホームに出てみると、単式と島式のホームがあり、3線が利用されているようだ。島式ホームから「パークゴルフのまち幕別町」の看板が見える。

興ずるは パークゴルフなり 雪の上

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パークゴルフ 看板の見え 島ホーム


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N28荒廃が極度に進んだ駅舎残骸のある稲士別駅

 根室本線と並行で走る町道幕別札内線に面して稲士別駅のホームがある。ホームは道路より高いところにあり、板で出来たスロープを登ると板敷のホームになる。ホームからみると真っ直ぐな単線が延びている。ホームに待合室はない。ホームの下の道路横に駅舎の残骸があるけれど、雪解け水の溜まった室内は荒れ果て、時刻表も料金表も掲示されていないので、待合室でもない。費用の問題そのままにしてあるようだ。木製の長椅子のところに駅ノートが置かれてあり、秘境駅の雰囲気を感じたい鉄道ファンが寄るようである。

秘境駅 駅舎残骸 加勢なり

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見晴るかす 直線線路 稲士別


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2015年04月02日

N27連絡橋と構内踏切が上下にある札内駅

 駅名の漢字を知らずに「さつない」と聞くと「札無い」を連想するのは懐に余裕が無いせいか。「さつあり」の駅名だったら縁起物で乗車券が売れただろう。帯広駅の隣駅であるけれど、駅は幕別町にある。十勝の農業地帯にあり、駅前にはJAのオフィスのある建物が見え、駅前通りの商店街が延びている。駅のホームからも馬鈴薯集荷貯蔵所の建物が見え、かつては農産物の貨物が運ばれた。現在は日本貨物鉄道の駅が廃止され、貨物の取り扱いはなくなった。ホーム間に構内踏切があり、線路を跨ぐ連絡橋もある。

駅広場 陽の低くなり 駅舎影

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踏切と 連絡橋が 駅上下


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N26彫刻の鹿が遊ぶ帯広駅前北口広場

 帯広駅の北口は彫刻やオブジェが配置されている。坂坦道の群像彫刻「大地」は駅が高架になる以前からあった。駅が高架になり駅前が整備された時に置かれたオブジェに「夢つむぐ3つの手」がある。彫刻の鹿が3頭遊んでいる。これは米国の女性彫刻家グイン・メリルさん制作のものである。同じ彫刻家による鹿の像が他に4体市内に置かれている。駅舎の北口は高架のホーム部分がガラス張りになっていて、横に広がりのある空間を演出している。駅南口もあり、こちらには彫刻やオブジェは見られない。

雪の中 遊ぶ鹿撮り 駅取材

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ガラス張り 彫刻趣(しゅ)添え 高架駅


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2015年04月01日

N26乗降客を避けて撮る帯広駅舎内

 帯広駅の現駅舎は4代目で、出入り口は北口と南口がある。南北の出口をつなぐコンコースは東と西にあり、両コンコースを結ぶ通路がある。改札口はこの連絡通路の中央部にあり、乗り場のホームは2階部分にある高架式になっている。ホームは島式の2面4線がある。ホームの部分がガラス張りになっていて、開放感がある。現在は根室本線だけの駅であるが、かつては帯広-広尾間の広尾線、帯広-十勝三股間の士幌線が帯広を始点駅としていた。駅舎内一階のコンコースや通路に面して商店や各種施設がある。

人通り 避けて撮りたり 駅舎朝

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ガラス張り 開放感の 高架駅


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N25乗降機能だけの都会の駅の柏林台駅

 柏林台駅は外観だけを見ると大きな駅舎かと見間違う。高架の駅でホームへの階段部分とホームが駅となる。待合所のようなところはなく、乗降機能だけの駅である。ホームは1面のみの単線で、遮音壁があって視界を遮り殺風景である。駅名は地名からのもので、柏林というからには昔は柏の林があっての命名かな、と思う。線路と並行に走る国道38号脇に街路樹が植えられているけれど、大木になる柏とも思えない。駅前の空き地に何も無い駅周囲を少しでも飾るためのような花壇があり、丁度コスモスが咲いていた。

コスモスが 招く階段 駅舎なり

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柏林台 殺風景な 高架駅


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2015年03月31日

N24ホームへの行き方を覚えていない西帯広駅

 パノラマ写真の利点は、後で写真を回転、拡大させながら撮影当時の状況を思い出すことができることである。しかし、パノラマ写真でも状況を思い出せない場合もある。西帯広駅のパノラマ写真には駅舎からホームへ行く通路や構内踏切が写っていない。二面のホームを結ぶ跨線橋はあっても、駅舎からホームへどのように行ったかの記憶が無い。駅の南北をつなぐ連絡橋を利用したのだろうと思うが、連絡橋と跨線橋の関連が思い出せない。大都会近郊の駅で、利用客のものだろう、自転車が駅横に駐輪されていた。

デザインの 簡素が生きて 都市駅舎

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ホームへの 道を探して 写真見る


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N23通学高校生に似合った名前の大成駅

 芽室高校生の通学のための駅といってもよい。駅名は地名を採っていて、高校生が大成するようにとの命名ではない。駅は農地や雑木林に囲まれており、駅付近には何もない殺風景な場所である。駅前に大きなフードがあり、これは雨風の強い時に多くの通学生が利用できるようにとの配慮なのだろう。ホームは板張りの1面だけで、通学時間帯ではこのホームは生徒で溢れそうである。そんなラッシュ時間帯でなかったので、ホームには利用客も見当たらず、オオアワダチソウがホームにはみ出しているのを写真に撮る。

ホーム客 アワダチソウで 模擬したり

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生徒には 大成駅名 似合いたり


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2015年03月30日

N22芸術の薫りのする芽室駅周辺

 芽室駅の駅舎は時計塔とからくり時計のある洒落たものである。駅舎の壁にある「msg」は芽室ステーションギャラリーの頭文字で、駅舎にギャラリーが併設されている。駅前広場には「ゆめポスト」と呼ばれるモニュメントがある。開町100年を記念して1999年に設置されたもので、タイムカプセルにもなっている。駅前通には彫刻が設置されて芸術の薫りが感じられる。その中にはコロポックルがフクロウに話しかけている彫刻がある。彫刻の彼方に芽室駅舎が見えている。芽室はゲートボールの発祥の町でもある。

フクロウに 何を尋ねる コロポックル

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駅前に タイムカプセル ゆめポスト


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N21駅前広場に大きな盆栽松のある御影駅

 御影駅と初対面の時印象に残るものがあった。駅に通じる駅前通りから駅前広場に通じる中央部分に松の木が植えられている。あまり大きくはなく、移植されてそれほど年月が経っているようには思えない。何か大きな盆栽松が駅前にあるようだ。開業当初の駅名は「佐念頃」でその後この地域で産する花崗岩に因んで現在の駅名になった。駅ホームに出てみると、列車が停車していた。滝川行きの普通列車で特急を待ち合わせているようである。相対式の2面2線があり跨線橋でホーム間を行き来する。

駅広場 盆栽鉢なり 手入れ松

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前ドアを 開けて停車の 一両車


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2015年03月29日

N19特急の停まる十勝清水駅

 十勝清水駅は上川郡清水町にある。上川郡と聞くと行政区分の上川支庁を思い出すけれど、清水町は十勝国の上川郡で、上川支庁は石狩国の上川郡を管轄している。十勝清水駅のホームで写真を撮っていると特急が停まる。この駅では特急「スーパーとかち」は全便が、「スーパーおおぞら」が上りと下りで停まる便がある。駅舎は商業施設と併設されていたようだが、この商業施設は撤退したみたいである。駅前に花壇があり、駅の東側が駅前通りで街が広がっている。駅の西側は雑木林の草地で、ホームからの道はない。

特急の 停まる駅なり 十勝国

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平凡な 駅前景に 花壇あり


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2015年03月28日

N18駅前に火夫の像がある新得駅

 新得駅に観光列車「ノロッコ号」が停車している。「ノロッコ」とはトロッコ(列車)と「のろい(ゆっくりした)」を組み合わせた造語である。新得は観光地であり、駅舎の外観は洒落ている。駅前広場も整備されていて、「火夫の像」などがある。火夫とはSLで石炭を釜に投げ入れる役の乗務員で、SLには難所の狩勝峠越えでは大役を担った。この像は元新得中校長の横田裕美氏制作で、「正観」と読める俳人の「火夫像や 雪の難所を 負ひし駅」の句がある。新得駅は南千歳から始まる石勝線の終着駅でもある。

火夫像を 撮る視線先 洒落駅舎

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ノロッコ号 パノラマに撮り 乗車なり


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N17雪止めのある赤いトタン屋根の落合駅舎

 新狩勝トンネルが出来て根室本線の列車がこのトンネルを通過するようになる前は、急こう配の狩勝峠を越えなければならぬ列車の難所を目の前にした駅である。トンネルが出来る以前には落合駅と新得駅の間には狩勝信号所と新内駅があったが、現在は廃止されている。落合駅のホームからは狩勝峠の絶景は伺い知れない。ホームには跨線橋があり、釧路方面行の列車にはこの跨線橋を渡って乗り込む。釧路行きホームの前方に国道38号(狩勝国道)を線路がくぐるトンネルの入り口が見えている。新狩勝トンネルはその先である。

トンネルは 新狩勝名 線路先

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駅舎屋根 雪の落合 防ぎたり


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2015年03月27日

N16高倉健の駅長霊が居るような幌舞駅舎内

 幾寅駅でロケが行われた映画は「鉄道員(ほっぽや)」で、映画のため改装した駅舎が「幌舞駅」として登場する。高倉健演じる駅長が、末広涼子演じる幼くして病死し、年頃の娘に成長した霊と再会した後、ホームで殉職するという浅田次郎原作の物語の映画化である。評判だった映画で、映画のセットの駅舎や周囲の食堂、理容店などが観光のため保存され、山間の駅に観光客が訪れる。線路より少し低い所に駅舎がある。駅舎内には高倉健の写っている大きなポスターが貼られている。その「健さん」も昨年(2014年)には亡くなった。

コスモスが 幌舞の駅 客迎え

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「健さん」の 駅長霊居て 無人駅


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N16ロケ駅舎に母屋を取られたような幾寅駅

 かなやま湖の東端近くに幾寅駅がある。漢字表記では一風変わった駅名である。アイヌ語の「ユク・トラシ・ベツ」(鹿の上る川)に漢字を当てはめたといわれている。駅舎を改装して映画のロケに用いたため、駅舎の入口正面には映画になった「幌舞駅」の大きな看板が掲げられている。本来の駅舎名はどこにあるかとパノラマ写真で探すと、駅舎の建物の壁の端のところに小さく取り付けられている。さすがに幌舞駅にはJRのロゴは使用されていない。ホーム側の駅舎の出入口には大きな幾寅駅の看板が掲げられている。

真正の 駅名掲げ ロケ駅舎

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母屋貸し 幾寅駅名 身をすくめ


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2015年03月26日

N15イトウの魚拓が飾られている東鹿越駅舎内

 金山ダムによって出来たかなやま湖が駅前に広がっている。線路はこの湖に沿って延びる。駅の近くには石灰岩の処理工場があり、砂糖の製造過程で利用される石灰岩の輸送列車が運行されていたが、現在は廃止されている。この経緯がありホームには大きな石灰岩の塊が置かれている。駅舎内で撮ったパノラマ写真に、窓の外にこの岩塊が写っている。駅舎の入口の引き戸の上に魚拓が飾ってあり、これはイトウである。蝶やその他の昆虫の標本も飾ってあり、鉄道関係者に昆虫集めの愛好家がいて寄贈したものらしい。

駅舎屋根 周囲に合わせ 緑なり

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幻の イトウが泳ぐ 駅舎なり


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2015年03月25日

N14砂金産出を伝えている駅名の金山駅

 地名の金山は文字通り金の産出を意味している。駅は南富良野町にあり、金山の名前は砂金が採れたことに由来している。この地域の開拓は砂金採取で始まっていると言われている。駅舎内には固定椅子があるだけで、壁に「全中部北海道ナンバーワン入選」の文字いりの賞の鏡があるけれど、何のコンテストかわからない。主催団体と思われる新聞社「北海タイムス社」は今は無い。山間部にある駅の駅舎は比較的大きい。この駅から線路と国道は分かれ、根室本線は東に向かい、国道237号は南に向かう。

金山は 砂金採取の 白昼夢

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鏡中(かがみなか) 文字を読み解く 駅舎壁


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2015年03月24日

N13山に囲まれた砂利ホームの下金山駅

 自転車を用いて駅取材を行う時がある。土日祝日のみの普通列車乗り放題の「一日散歩きっぷ」を利用する。ただ、この切符札幌から根室本線なら新得駅までで、下金山駅は利用可能範囲内である。携行バックに入れた自転車と共に下金山駅ホームに降りる。島式ホームになっているけれど、駅舎側の線路は使われていない。広く感じるホームの両側近くまで山が迫ってきている。駅舎は鉄骨が壁の外に出た、この辺りの駅舎とは変わっているデザインである。駅舎の東側を走る国道237号で山部駅に向かって自転車を走らせる。

鉄骨が 壁に突き出て 駅舎なり

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自転車と 我が身残され 砂利ホーム


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2015年03月23日

N11ドラマ「北の国から」の聖地布部駅

 布部駅は国道38号・237号からすこし外れたところにある。駅舎の前に大きな松の木があり、その横に木製の看板がある。看板に「北の国 此処に始まる 倉本聡」と記されている。テレビドラマ「北の国から」の初回の舞台になった駅で、ドラマの聖地の位置付けである。この聖地を訪れる鉄道ファンのため、駅舎内にはドラマに関係した写真が展示され、出演者の若かりし頃の顔がある。駅舎から構内踏切を通って島ホームに渡り列車に乗る。ホームからは富良野の田園地帯が山間部につながっていく景色が眺められる。

北の国 ドラマの聖地 布部駅

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ホームから 田園と山 望みたり


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N10観光客で賑わう富良野駅

 富良野は観光地で、近年は台湾、中国、タイ等の国からの観光客が多い。駅もそれに対応して美化や観光地の宣伝に努めている。富良野は北海道の中心の“へそ”に位置することから“へそ踊り”が行われていて、その人形がホームに置かれている。富良野駅は富良野線と根室本線の分かれる駅で、観光客はラベンダー畑を見ることの出来る富良野線に流れる。花のシーズン中だけの臨時駅「ラベンダー畑駅」は富良野駅から富良野線で4つ目の駅である。富良野線を走る観光列車ノロッコ号が人気である。

観光地 花で飾りて 駅ホーム

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踊るへそ ホームで迎え 富良野駅


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2015年03月22日

N9停車する列車の少ない島ノ下駅

 富良野から国道が二手に分かれる。一方は田園地帯を突き抜け旭川方向への国道237号、片方は山間部を通り芦別方向への38号である。国道237号は富良野線に沿っており、国道38号はダム湖の滝里湖の北側を通り、根室本線は同湖の南側にあるトンネルを抜ける。このトンネルの富良野側の出入口のところに島ノ下駅がある。国道38号から少し離れた島ノ下駅に自転車で訪れた時、駅への道で少し迷った。駅周辺に民家はあるものの、これと言って見るところはなく、自転車を畳んで客の居ないホームで列車を待った。

駅ホーム 愛車畳(たた)みて 島ノ下

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停車する 列車少なき 島ノ下


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N8列車交換のある野花南駅

 鉄道の事情に門外漢であった頃、列車交換の言葉を聞くと駅で上下方向の列車の方向転換かと思っていた。この言葉は駅での列車の行き違いのことを言っている。野花南駅で降りてこの列車交換をパノラマ写真に撮る。上り下りの列車が構内踏切を挟んで向かい合う格好で写っている。野花南駅舎は両隣駅の上芦別駅と島ノ下駅の駅舎と同じ形である。野花南はアイヌ語の「ノッカ アン」(仕掛け弓のさわり糸のある所)への当て字説が有力で、意味はともかく響きの良い地名である。

野花南は 響き良き名で 列車行き

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踏切で 列車交換 写したり


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2015年03月21日

N7星座のデザインのマンホールのある上芦別駅前

 上芦別駅は近隣に炭鉱を抱え、運炭で賑わった。炭鉱の撤退とともに芦別市が観光を施策に取り入れ「星の降る里」をキャッチコピーにして星空をセールスポイントにした。採炭の地底から見上げる夜空への転換である。芦別市のマンホールの蓋には星座がデザインされていて、上芦別駅前のものはさそり座であった。駅舎の一部が待合室になっていて、据え付けの椅子がならんでいる。無人駅であるけれど、切符売場の窓口が残っていて、簡易委託駅であった名残である。駅舎内の貼り紙から富良野駅の管轄化にあると知る。

駅前に 天の蠍(さとり)が 構え居り

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カーテンを 開けてみたくて 発券口


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N6五重塔が目を惹く芦別駅舎前

 芦別駅前には五重塔が建っている。五重塔といっても電話BOXと待合所を兼ねた建物の上部に五重塔の大きなミニチュアを乗せている。芦別近隣の炭鉱が撤退する中、地域産業が観光に舵を切り「北の京芦別」のホテルとして建築された五重塔をモデルにしている。このホテル施設には巨大な北海道大観音像も並んであるが、所有者が次々と変わり、現在は宗教法人が所有している。運炭の基地でもあったことから、駅舎は大きく構内も広い。しかし、現在は根室本線の通過駅といった他に特筆するものがない。

柱には 星の降る里 駅名標


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駅前に 五重の塔在り 観光地


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2015年03月20日

N5上り下り方向にホームの長い平岸駅

 ネットで単に「平岸駅」として検索すると出てくるのは札幌地下鉄南北線の平岸駅ばかりである。改めて「JR平岸駅」で検索して駅史をみる。1913(大正2)年開業とあるから1世紀を超した駅である。この駅も炭鉱からの石炭の運び出しで栄え、炭鉱の閉山とともに荷物の取り扱いを廃止し、無人駅となっている。駅舎外観は赤を基調にしたカラフルなものである。駅舎突き抜けの通路を通ってホームに出ると、跨線橋があり、上り下り方向の分かれたホームの距離が長く、貨物列車が行き来していた頃の面影を残している。

平岸名(な) 札都地下鉄 駅浮かび

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貨物車の 面影残り 長(ちょう)ホーム


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N4何も無いがらんどう駅舎の茂尻駅

 茂尻駅は線路と並んで走る国道38号より少し高いところにある。階段を登り駅舎内に入ると、がらんどうの駅舎内には椅子一つ無い。これほど何も無い駅舎も珍しい。壁には番の丹頂鶴と松の大木の絵が床の間のようなところに飾ってある。駅舎内の造りとしてはこれも珍しい。他の壁には油絵が掛かっていて、これにはズリ山と石炭の運搬車らしいものが描かれている。絵には雄別茂尻炭鉱風景と説明が書かれている。この炭鉱は大規模なガス爆発で1970年閉山に追い込まれた。ホームに出てみるとワンマン列車が停車していた。

客姿(きゃくし)無く ワンマン列車 停まりたり

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がらんどう 駅舎椅子無く 茂尻駅


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2015年03月19日

N3見上げる建物に駅舎がある赤平駅

 赤平駅を列車で通過するとホームに面した駅舎の大きさと豪華さが印象に残る。駅舎は「赤平市交流センターみらい」の一部になっていて、駅以外にセンター関連施設が建物内にある。外側から見ると6階建の建物で、駅舎のある玄関ホールは2階までの吹き抜けの贅沢な空間を造り出している。赤平は炭鉱で栄えた町で、炭鉱閉山と共にこの駅から石炭が運ばれることは無くなった。往時石炭を運んだSLのC58の模型がホール内に飾られていて、パノラマ写真を拡大すると見えてくる。駅にワンマン列車が着くと、豪華な建物から乗客が出て来て列車に乗り込んでゆく。

豪華駅 吐き出た客が 列車内

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SLの 模型もありて 駅ホール


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N2幌倉駅の記憶の詰まった東滝川駅

 プランターの花で飾られた小奇麗な東滝川駅舎内に入ると、「ほろくら駅」の看板が立て掛けられてある。この駅は1913(大正2)年に国鉄幌倉駅として開業している。1954(昭和29)年に現在の駅名になった。駅舎の壁には「東滝川発 ほろくらむかしロマン」と題された、幌倉への入植者の聞き書きの手書き等が貼られている。小学校の郷土資料室の趣である。入植当時は隣駅のある滝川市に歩いて往復2日を要したとあるから、鉄道の恩恵は想像できないほどであったようである。

幌倉の 記憶語りて 駅舎壁

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喫茶店 似合う建屋の 駅舎なり


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2015年03月18日

N1赤電車の思い出のある滝川駅

 通称赤電車と呼ばれた711系は2015年3月で引退した。引退の日の札幌駅ホームは赤電車を見送り、写真を撮る鉄道ファンで溢れた。滝川駅はこの電車の始終点駅の一つで、滝川駅で撮った写真にこの電車の姿が残っている。滝川駅ホームのパノラマ写真にも赤電車は写っていて、駅構内で普通に見ることのできた赤電車の姿はもう見ることはない。滝川駅は根室本線の西端駅で、滝川駅から443.8 kmの先に終着根室駅がある。支線を含めなければ根室本線はJR北海道の最長路線である。

捜し出す 写真に雄姿 赤電車

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根室線 最長路線 ここ始駅


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2015年02月01日

シリーズ1556・富良野駅

 踊るへそ ホームで迎え 富良野駅


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2013年06月22日

10$紙幣が招く十弗駅

10$(どる)を 持ちて旅して 良き日なり

 田舎の駅は殺風景であるとの先入観を覆す駅である。10$札の大きな看板がある。似た字体から$(ドル)に漢字「弗」が当てはめられ、十弗駅を10$紙幣で宣伝しようと大きな看板が駅ホームにあり初めての客の目を惹く。



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