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2015年05月18日

SN26開駅100年を記念する網走駅

 網走駅舎内には開駅100周年を記念するプレートがあり、小旗も吊り下げられている。国鉄の駅として1912(大正元)年に開業しているので、2012年には100周年となる。100年間の駅史には様々なことが加えられた。中湧別駅と網走駅をつなぐ湧網線が開業し、その後廃止された。貨物や荷物の取り扱いも廃止された。現在は観光客に期待を賭ける駅になっている。駅舎内に置かれてある駅スタンプを押してみる。「白銀の大地流氷の駅」の文句がある。乗り入れている2路線のうちの石北本線に属しているのがわかる。

スタンプの 流氷も見ず 車上客

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駅史には 鉄路盛衰 1世紀



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2015年05月17日

SN26乗り換え駅では日本最北端の網走駅

 最初網走駅を訪れると、網走市の都心部から離れたところにあり、ホームは山裾にある。どうしてこんなところにあるのか疑問に思って調べると、元々は網走線の終着駅として都心部にあった。釧路方面の釧網線が網走駅から延びることになって、スイッチバックとなる不便さ解消のため、敷地を整備して現在の場所に駅を移転させたことが経緯としてある。網走線は石北本線に変わり、釧網本線もこの駅に乗り入れ、乗り換えのある駅としては日本最北端になる。跨線橋で結ばれたホームは、一部屋根付き2面3線である。

網走は 乗り換え駅で 最北端

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雪ホーム 案内に紅 サンゴ草


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2015年05月16日

SN25都会に在りながら山間駅のような桂台駅

 網走市の都心部の最寄り駅で道道490号脇にある。道路より低いところにホームがあり、ホームには道路の歩道部分につながった階段を下りて行く。この階段の踊り場のようなところを駅待合室にしている。従って、駐車や駐輪のできるスペースは駅の周囲に無いので、車をどこかに停めてガードレールで分離された歩道を歩いて行かねばならない。桂台駅のホームは地形の関係でホームに立つと田舎の駅の雰囲気である。しかし、隣駅の網走駅との間に網走市の市街地が展開しており、都会に接している駅である。

駅表示 歩道にありて 桂台

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山間の 駅に見えても 都会駅


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2015年05月15日

SN24写真に残された旧駅舎の鱒浦駅

 駅のある辺りはオホーツク海と高台の平野部の中間に線路が走っている。国道244号は線路から少し低いところにあり、国道から駅舎には石の階段を登っていく。近海に鱒の好漁場があったため、鱒浦の地名が付けられている。木造の駅舎は利用客数と比較して大きなものである。しかし、写真の駅舎は2015年に完成した規模の小さな駅舎に取って替わられもう見ることはできない。ホームは単式の1面1線で、ホームから国道と海を見下ろすようになる。オホーツクの冬の海が目の前にあり、波頭が迫って見える。

旧駅舎 過去の写真で 雪埋もれ

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鱒浦は 波頭見る ホームなり


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2015年05月14日

SN23昔の駅舎の面影を残す藻琴駅

 藻琴駅は昔の面影を残す木造駅舎で、駅舎内で軽食喫茶店「トロッコ」が営業している。同様な造りのオホーツク海沿いの北浜駅や止別駅の駅舎内に軽食喫茶店があることが挙げられる。この路線では「海と食」を楽しむことが出来る。北浜駅や止別駅と比べると、店と待合室の仕切りがきちんとされ、駅舎内はすっきり感がある。ホームに出てみると単式の1面1線で、雪の中に線路が延びている。オホーツク海から少し離れた位置にあり、海は見えない。駅近くに藻琴湖があり、駅前で国道244号と道道102号が合流している。

今昔は 茶店看板 駅名標

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ホームから 海は見えずに 藻琴駅


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SN22オホーツク海に一番近い駅の北浜駅

 この駅は話題の多い駅である。駅が映画のロケに使われていて、鉄道ファンと映画ファンが訪れる駅になっている。邦画では「網走番外地」、中国映画では「狙った恋の落とし方」が挙げられる。駅舎内には訪れた旅行客の名刺等が壁から天井にかけて埋め尽されるように貼られている。軽食喫茶店「停車場」が駅舎内で営業している。ホームに出ると目の前にオホーツクの海が広がる。オホーツク海に一番近い駅のキャッチコピーも用意されている。駅舎の隣に流氷見学用の展望台があり、晴れていると遠く知床連山を望むことができる。

停車場は 軽食喫茶 駅舎内

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北浜の 売りの近海 ホーム前


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2015年05月13日

SN21キタキツネが歩いている原生花園駅

 駅名が示すように小清水原生花園への最寄り駅である。小清水原生花園はオホーツク海と濤弗湖とに挟まれた砂州に広がる。濤弗湖は多くの野鳥が飛来する場所でもある。この砂州を釧網本線が走っている。駅は5月1日から10月31日まで営業する臨時駅である。営業休止期間中は駅舎への道が雪で埋まり、国道244号から駅ホームに行くことになるとカンジキでもなければ難儀する。駅舎は冬期には閉め切られていて内に入ることができない。雪の季節で訪れる客も無い駅舎の周囲をキタキツネが悠々と歩いていた。

臨時駅 客はキツネで 閉鎖なり

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雪世界 駅舎閉まりて 花園駅


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2015年05月12日

SN20道の駅に間借りする浜小清水駅

 ホームだけの駅というのは注意していないと見逃す。逆に大きな施設に取り込まれるようにしてある駅もすぐには見つけ出せない。国道244号沿いに道の駅「はなやか(葉菜野花)小清水」があり、建物の中のホームへの通路部分が駅舎である。道の駅に目を奪われるとどこにJRの駅舎があるのかわからない。建物の中に道の駅との共用の待合室があるけれど、鉄道駅の待合室の雰囲気からはほど遠い。建物を抜けてホームに出ると、相対式ホームの2線で、構内踏切がある。ホームの名所案内には網走国定公園の文字がある。

葉菜野花(はなやか)に 浜小清水駅 間借りなり

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ホームには 名所案内 釧網線


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2015年05月11日

SN19駅舎内にラーメン喫茶店のある止別駅

 この駅名も最初は正確に読めない。アイヌ語の「ヤム・ペッ(冷たい川)」に漢字を当てはめ、「やんべつ」と呼ばれる場合もある。釧網本線は知床斜里駅を過ぎる辺りからオホーツク海沿いを走ることになるけれど、止別駅からオホーツク海は見えない。木造駅舎の屋根に羽のある馬の飾りがあり、天馬なのだろう。「えきばしゃ」の店看板のある駅舎内に入るとラーメン喫茶店がある。店のメニューと時刻表が並んである。「年徳神」のお札が見える神棚があり、歳徳神を祭っているようだ。駅舎の内に神棚とは、少々違和感がある。

駅舎屋根 天馬が駆けて 止別駅

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時刻表 ラーメンメニューと 並びたり


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SN18観光地を意識した洒落た駅舎の知床斜里駅

 開業時は「斜里駅」であったが、1998年に観光地として知名度の高い「知床」を駅名に加えている。知床は2005年には世界遺産リストに登録された。駅前広場にはアメリカ人彫刻家のロベルト・フォリオ・ベッシン氏の金属ワイヤーで作られたオジロワシの像がある。駅舎は斜里町の観光センターとの複合施設として改築され、外観も駅舎内も以前の駅舎に比べると格段に洒落たデザインになっている。夜間を除けば有人駅で、観光客への対応にも備えている。単式と島式のホームがあり、2面3線で跨線橋がある。

駅前に オジロワシ居て 洒落駅舎

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窓からの 光客なり 休息所


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2015年05月10日

SN17銀世界の中の白壁駅舎の中斜里駅

 南斜里駅と中斜里駅間は2.2 kmしか離れていない。大都会の近郊駅ならともかく、中斜里の集落にある中斜里駅と農地の中にある南斜里の駅がこんなに近いところにある理由がわからない。中斜里駅舎は以前の写真では屋根がワインレッド色だったのが、黒く塗り直されている。駅舎内は清里町駅舎と似ていて、閉鎖された窓口の受け台のところに人形が並べられ、駅ノートもある。ホームに出ると、丁度快速「しれとこ」が入ってくる。釧路と網走を3時間で結んでいる。普通列車では3時間12~16分で余り変わらない。

「しれとこ」は 釧路網走 3時間

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中斜里は 白壁駅舎 銀世界


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SN16雪原の中にホームだけがある南斜里駅

 畑が雪で覆われた広い雪原の中に短いホームがある。遠くからならここに駅があるとは気が付かない。ホームの前に農家の施設らしい建物があり、遠くにも農家や酪農施設、工場の煙突が見え、秘境駅というには微妙なところである。しかし、この駅に停車する列車の本数が少なく、駅施設がホームだけとなると、秘境駅に組み込んでもよさそうである。「パノラマ写真で巡る北海道の駅」の表題の2015年のカレンダーを制作した時、この駅のパノラマ写真がカレンダーの表紙を飾ったこともあり、記憶に残る駅である。

雪原に ホームの在りて 駅と知る

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影のみが ホームに見えて 南斜里


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2015年05月09日

SN15「町」の文字が駅名に入る清里町駅

 開業時は上斜里村にあったので上斜里駅で、駅の所在地が町制施行で清里町になったのにともなって清里町駅に改名している。清里は小清水町と斜里町から一文字ずつ採って町名にしている。普通は何々町の駅は「町」を除いて駅名にするところ、この駅は「町」も入った駅名になっている。駅舎内には切符売場だった窓口があるけれど、使われてはおらず、受け台のところに人形などが置かれている。ホームに出てみると2面2線があり、跨線橋でつながっている。ホームでは作業員が雪かき作業を行っていた。

窓口に 人形客が 並びたり

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「町」の付く 駅名標が 目に入り


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2015年05月08日

SN14「鶴」から「弦」へと同音で名前を変えた札弦駅

 開設当初「札鶴」駅であったものが同じ読みの「札弦」駅に改名している。駅近くにベニヤ工場があり、本社は札弦町にあり、「札鶴ベニヤ(株)」と社名は旧い駅名と同じである。アイヌ語の「サク(夏)・ル(通り道)」に漢字を当てている。宗谷本線に同じアイヌ語に漢字を当てはめた駅名に「咲来(さっくる)」駅がある。同じ語源でもこれほど異なる駅名になる。駅舎前に大きなイチイの木があり、電話ボックスも置かれている。広い駅前通があり道道1115号につながっている。ホームに出ると単式の1面1線である。

冬に撮る 「札弦」語源 夏の道

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イチイの木 庇うが如く 電話小屋


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2015年05月07日

SN13緑が見えなくても「いんでない」緑駅

 国鉄駅として開業時は「上札鶴駅」であった。駅の所在地が清里町緑町になったため町名を駅名としている。緑町の市街地は線路の東側で線路の西側は森になっている。三角屋根の玄関の造りが磯分内駅と似ていて兄弟駅のようである。駅前広場の横に看板があり「いんでない」の文字がある。「良い、それでいい」といった意味の北海道弁だと思われる。ホームは相対式の2面2線で、行き来は構内踏切を利用する。構内踏切だと雪の季節かなりの距離の除雪作業が必要で、そのために駅舎の前に小型の除雪機があった。

反復す 北海道弁 「いんでない」

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緑駅 緑は見えず 雪世界


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2015年05月06日

SN12旅行客が足湯を楽しめる川湯温泉駅

 見どころ、食べどころそして湯どころのある観光客の喜ぶ駅である。弟子屈町にある駅で、同町には御料地があった関係で駅舎内に貴賓室が設けられていた。この貴賓室は駅舎内のレストラン「オーチャードグラス」の一部となっていて、食事を摂ることができる。部屋の中央に格調の高い薪ストーブがあり、壁と棚には駅縁の品々が展示されている。駅舎と別棟の足湯の建物がホームに接してあり、無料で浸かることができる。相対式ホームの2面2線で構内踏切を利用する。ホームに熊が鮭を抱えた木彫りが置かれている。

足湯ある 温泉地駅 熊迎え

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貴賓室 食事処で 駅舎内


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2015年05月05日

SN11児童の描く絵が駅舎壁にある美留和駅

 駅名の元になったアイヌ語に関しては諸説あり、その一つに「ペル・ワアン・ペツ(泉がある川)」とネットにある。このアイヌ語の発音が美留和と表記されるには随分距離のある話である。名前もそうであるけれど、この駅が印象に残るのはリサイクル駅舎の車掌車の壁に美留和小学校の児童によって描かれた楽しい絵がある事による。駅正面側にはSLの絵が描かれ、この辺りで見かける動物や昆虫、花が描かれている。ホーム側の絵には湖と山が描かれていて、絵に摩周湖と読めなくもない文字が記されている。

児童描(か)く SL走り 駅舎壁

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摩周湖は 駅舎の東 美留和駅


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2015年05月04日

SN10駅横に足湯施設のある摩周駅

 弟子屈町の中心駅で、元は弟子屈駅であった。町の観光振興の観点から、全国的に知名度の高い摩周湖の名前を駅名に拝借である。駅員の居る有人駅で、地域の商店が出店している売店があり、人気商品の摩周の豚丼が売られている。観光案内所があり、トイレもある比較的大きな駅舎である。単式と島式ホームの2面3線があり、跨線橋でホーム間を移動する。駅横には「ぽっぽゆ」と名付けられた源泉掛け流しの足湯施設がある。冬期間、積雪のすぐ傍で足湯に浸かれるのは、観光客や旅行客には魅力の駅になっている。

駅名は 有名湖名 借りるなり

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「ぽっぽゆ」は 湯気で誘いて 足湯かな


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2015年05月03日

SN9難読駅名が駅舎壁にある南弟子屈駅

 弟子屈は難読である。町名になっているこの地名はアイヌ語の「テシカ・カ」(岩盤の上)に漢字を当てはめているのだが、何で音読みと訓読みの漢字を組み合わせたのかと疑問である。駅の住所は弟子屈町熊牛原野144で、熊と牛の居るところのようにも思えるけれど、これもアイヌ語で「クマ(魚を乾かす棚)・ウシ(場所)」で熊や牛とは関係がない。駅は牧草地に囲まれてあり、ホームに立つと雪の季節には雪原と酪農家の家が見える。車掌車のリサイクル待合所で、以前は2色で塗り分けられていたものが1色になっている。

弟子屈は 難読名なり 駅舎壁

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雪原は 熊牛原野 駅舎在り


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2015年05月02日

SN8兎が多く居る川岸からの命名の磯分内駅

 駅名の漢字を見ると磯から海岸を連想するけれど、海から離れた内陸の場所で、海とは関係ない。アイヌ語の「イソポ(兎)・ウン(多く居る)・ナイ(川)」に漢字を当てはめている。ただし、駅の住所は標茶町字熊牛原野16線である。駅舎の全体の大きさに比して、大きな三角屋根の玄関部分があり、切妻部分の駅名が目立つ。壁は白で統一していて駅舎脇の赤ポストと好対比である。単式ホーム1面と1線で、ホームに立って見ると駅東側に牧草農地と林が西側に集落が見え、真っ直ぐな線路がその境界になっている。

好対比 駅舎白壁 赤ポスト

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磯分内 名の元兎 姿無し


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2015年05月01日

SN7標津線の名残のある標茶駅

 この駅はかつて標津線の起点駅であった。ホームは単式と島式の2面3線で、跨線橋で島式ホームに渡る。島式ホームに標茶町の木である楢を削って「標津線起点」と書かれた記念標識がある。レールを曲げて鐘を吊るした「C11171ふるさとの鐘」のモニュメントもあり、SL冬の湿原号が停まる駅でもある。業務委託駅であり窓口業務が行われている。駅舎の天井からはタンチョウの模型が吊り下げられており、釧路湿原観光の拠点駅をアッピールしている。列車を待つ地元客は頭上のタンチョウには目もくれない。

楢柱 ここが起点と 標津線

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地元客 頭上タンチョウ 目もくれず


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2015年04月30日

SN6船の容積が駅名になった五十石駅

 この駅名は五十石船に由来する。弟子屈町にある硫黄山(アトサヌプリ)の硫黄搬出にあたって釧路川を利用した時代があり、標茶からこの駅の辺りまで五十石船で、さらにここから百石船に積み替えて釧路まで運ばれた史実に由来する。摩周国道(国道391号)沿いに駅があり、車掌車のリサイクル駅舎が置かれている。駅周囲に集落らしきものが見当たらず、誰が利用する駅なのだろうかと思ってしまう。ホームは1面1線で、除雪はきちんと行われている。駅舎の壁は以前の釧路川のデザインが二色塗り分けに変わった。

五十石 列車何両 船と汽車

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五十石 船の容積 駅名(えきな)成り


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2015年04月29日

SN5駅舎の内外でタンチョウ鶴が飛ぶ茅沼駅

 ここはタンチョウ鶴の駅である。ログハウスの駅舎の入口のドアのところにタンチョウのデザインの飾りがあり、駅舎内にも天井からタンチョウの模型が吊り下げられている。タンチョウを撮った写真が壁にある。駅の近くにはタンチョウの人手による餌場があり、ホームからタンチョウを見るチャンスに恵まれる時もある。茅沼駅が有人駅だった頃に駅長がタンチョウに餌を与え、無人駅になってからも近くの住民による餌付けが行われているためである。駅の近くに本州の鉄道関係者が設置したSLの動輪がある。

茅沼は 客とタンチョウ 列車待ち

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駅舎内 タンチョウ飛びて 鳥ケージ


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2015年04月28日

SN4「湿原に出会える駅」の看板のある塘路駅

 アイヌ語の「ト・オロ(沼のある場所)」に漢字「塘路」を当てはめて駅名(地名)になっている。ここで、沼と言っているものは塘路湖で、駅の東に南北に細長い状態で延びている。駅の西側には釧路川と釧路湿原が広がっている。駅舎に掲げられた看板「湿原に出会える塘路駅」の文字通りの位置にある。駅の周囲にはアウトドア観光のための施設があり、シーズンには観光客が訪れる。駅舎内にも喫茶店「ノロッコ&8001」があり、観光客が立ち寄っている。ホームは相対式の2面2線でホーム間には構内踏切がある。

駅舎内 茶店もありて 塘路駅

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湿原と 出合える駅と 文字のあり


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SN3釧路湿原を訪れる観光客が利用する細岡駅

 自動車で細岡駅に行く場合、国道391号から折れて西に行く道を進み、達古武沼の岸に沿って駅に到達する。この道をさらに進むと釧路湿原駅となり道は終わる。細岡駅舎はそれほど年月の経っていないログハウスで、シーズンには列車で釧路湿原を訪れる観光客が利用する。駅の周囲にはこれといった施設はないけれど、観光地である証明のように観光案内の看板が目に付く。駅舎内には木製ベンチがあるだけで、丸太の壁の時刻表と料金表が駅舎であることを教えてくれる。トイレのドアには使用停止の貼り紙があった。

細岡は 客姿(きゃくすがた)無く オフシーズン

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駅前の 看板教え 観光地


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2015年04月27日

SN2雪の中にひっそりと佇む釧路湿原駅舎

 釧網本線が釧路湿原の縁を延び、北上する辺りでは、蛇行する釧路川に沿って東側に線路がある。湿原は川の西側に広がっている。釧路湿原駅は林の中にあり、車で行くと駅近くの駐車場から線路伝いの細い道を歩いてゆく。駅舎はログハウスの立派なものである。利用客はほとんど観光客で、雪の季節には乗降客の姿を見ない。駅舎内はベンチとテーブルがあるだけで、これといって目に留まるものはなく、丸太の印象だけが残る。シーズン中は列車の利用客はこの駅からあるいて展望まで行き、広大な湿原の景観を楽しむ。

看板の 墨痕鮮やか 湿原駅

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ログハウス 客姿無く オフシーズン


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SN1洞爺駅と発音が紛らわしい遠矢駅

 釧網本線は東釧路駅が起点で網走駅までとされている。東釧路駅は根室本線に含まれるので、重複を避けると、東釧路駅の隣駅の遠矢(とおや)駅からの取材となる。道内には似た発音の駅としては洞爺(とうや)駅がある。洞爺を「とおや」と発音する人も居て、これは紛らわしい。駅の西側は釧路市のベッドタウンの様相で、戸建ての住宅が並ぶ。駅の東側は森林地帯になっている。1面1線の駅ホームにワンマン列車の快速「しれとこ」が入ってくる。跨線橋があるのでここから写真を撮ると、白壁の駅舎が見えている。

「しれとこ」は ワンマン1両 釧網線

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ホームには 駅舎撮る人 遠矢駅


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