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2011年05月05日

水場のカモ

 植物園には水場が二ヶ所ある。一つは、入口から北側に向かうと行き着く幽庭湖と呼ばれている池で、春先ミズバショウが見られる。しかし、開園日が例年4月29日なので、この時期都心部でのミズバショウは見ごろを終えている。この幽庭湖にカモがいる。しかし、この水場には異様にカラスが多く、ここではカモが子供を育てるのは困難だろう。もう一つの水場は南側の温室横で、ここにも常時カモがいる。時には、羽の中に頭を入れ、眠りモードに入っているのを見かけたりする。

ミズバショウ 盛りを過ぎて カモの居り

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水温(ぬる)み 居眠り姿勢 四月末

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2011年05月04日

園内で見かけたシジュウカラ

 園の入口のところにカラスに注意の張り紙がある。何でカラスに注意なのかと思って入ると、ミズバショウがほぼ終わった幽庭湖の辺りに異様にカラスが多い。仲間の数を頼みにするせいか、人間に対する態度がでかい。カラスの他にも野鳥を見かけるけれど、写真に収めるには距離がありすぎ、動きが早い。それでも小さく写った小鳥がいて、パソコンで拡大してみるとシジュウカラのようである。木の新芽でも食べているのか、口を開けたり、口で突いたりしている様子が写っている。

距離あれど 験しに撮りて 枝小鳥

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拡大し 黒ネクタイの シジュウカラ

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2011年05月01日

花弁とガクのあるコジマエンレイソウ

 4月も後半になり、エンレイソウの咲く季節になった。普通エンレイソウと呼ばれている花は花弁がなく、三枚の黒紫色の花弁に見えるものはガクである。しかし、種類によっては花弁のあるエンレイソウもある。オオバナノエンレイソウやコジマエンレイソウで、前者は北大の徽章になっている。後者は渡島小島で発見されたため、この名になっている。植物園の一画にコジマエンレイソウが植えられていて、緑の葉の上に赤い花弁が鮮やかで、ガクも揃ってあることを確かめてみる。

発見の 場所の名のつき エンレイソウ

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確かめて ガクと花びら 揃いたり

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