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2009年09月24日

メタル人

 爪句集豆本「爪句@私の札幌秘境」の出版作業に入っている。元原稿で、手直しした部分を一部アップしておく。

 ビルの角地に置かれた、この彫刻というかオブジェというか、には制作者名も作品名も見当たらない。ところがさるブログを見ていたら、何とこのメタル人の性別を判定し、女性となっている。その証拠写真が示されていて、写真を見ると確かに女性に見える。しかし、改めてこの像を見ると、女性よりは男性である。男性か女性かを話題にしたこのテーマを、本爪句集に載せるのはいささか躊躇する。が、ブログを書いたKさん(女性)の目の付け所が面白いので、ここに取り上げた。

ビル角に 巨大な人居て ツツジ花

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この形 男性なりや メタル人

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2009年09月01日

五角柱の地神(ぢちん)碑

 農作業は大地に関わる人間の営為で、地の神に豊穣を祈願したり、収穫に感謝する祭りが行われ、地の神の存在を示す石柱、地神碑が建てられている。地神として農業に関係する五神が祭られ、天照大神(あまてらすおおみかみ)、稲倉魂命(うかのみたまのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)、埴安媛命(はにやすひめのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)である。この五神の名前を彫った五角柱が主に北区に集まってある。そのうち一つが江南神社の境内にある。

探し見る 江南神社 五角柱

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2009年08月28日

旧永山武四郎邸

 屯田兵の父と称された永山武四郎は薩摩の人である。初代北海道長官岩村通俊の後を引き継いで2代目の北海道長官や屯田兵司令官を勤めた。この人物の邸宅が永山公園内に保存されている。元々の邸宅部分は平屋建てである。日中であるけれど、格子のガラス窓から室内のシャンデリアが灯っているのが見える。木造の建物の外観からは予想できない洒落たものである。邸宅は和洋折衷となっている。後に、建物の北側に二階建ての洋館が増築されている。邸内は無料で見学できる。

旧邸や 松も補強の 文化財

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邸内で 会話弾みて シャンデリア

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2009年08月27日

文字通り 尻切れトンボ 写りおり

 トンボや蝶のように、こちらの思惑通りに止まってくれない飛ぶ虫の写真を撮るのは難しい。戸外での撮影では、デジカメの液晶画面が見づらいことも手伝って、被写体をうまく画面内に収めることができない。で、撮影した画面ではトンボの尻の部分が切れてしまっている。尻切れトンボの文字通りの写真になっている。撮影場所は平岡樹芸センターである。

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2009年08月21日

興産社の馬頭観世音

観音の 姿はいかに 目を凝らし  

興産社 観音残す 藍の道

 馬頭観音はヒンズー教の最高神の一人で、馬の名前がついているため、日本では馬の守護神になっている。開拓時代、入植者の家族の一員の役目を果たした馬が死ぬと、馬の墓として馬頭観音の小さな碑が置かれた。馬頭観音の姿を彫った碑は珍しく、興産社の馬頭観音は、消えかかっている馬頭観音の姿がある。興産社は篠路村で滝本五郎が始めた藍の生産会社である。馬頭観音碑は藍の道と名づけられた山口幹線の道端に置かれてあり、近くに興産社会館と滝本五郎の顕彰碑がある。

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