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2007年11月17日

読者の反応

  本を出版すると本の売れ行きが気にかかります。書店に出版した本が並んでいるか見に行ったりします。でも、自分で自分の本を買うことはないので売れ行きには関係ないのですが、本屋の近くまで行く機会があれば本の売場に足が向きます。紀伊国屋書店の札幌本店でこんなチェック行動で見たものは、売場の通路に面しておかれた展示コーナーです。わ~並んでいる、という感じです。そのコーナーの前に立っているのは気が引けて、隠れるように写真を撮ってささと立ち去りました。一緒に並べられていた「狛犬」の本は別の書店でめくってみました。こちらは気合の入った本で、狛犬の研究書の感じです。

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 読者の反応も気になるところで、本に挟まれているハガキに感想が書かれたものが出版社に届くと、著者のところまでFAXで送られて来ます。「濃昼山道」は全部を踏破しないで書いていて不満だと、踏破経験者からの感想などもあり、確かにその通りです。何せ物見遊山的都市秘境探検で、前述の「狛犬」の本の、調査を徹底する取り組み方に比べると手軽さに傾斜しているかもしれません。写真が良いとの感想があって、これは意外でした。デジカメ使用ではカメラの操作に気をとられなくてもよいので、いつもそれなりの写真が撮れます。写真が良いというのは写真の枠内に対象を切り取ることに関しての評価かな、と思っています。

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