2007年12月04日

市場経済万能主義

 現代は市場経済万能主義といわれている。全ての物の価値(値段)が市場に委ねられる。最近のガソリンの値上がりもしかりである。ガソリンが値上がりして当面は困るけれど、石油が枯渇すれば供給そのものが無くなるので、困るを通り越して極端に高価なものとなる石油製品が買えなくなる。そうすれば今は割高の他の自然エネルギーが石油の代わりに開発されるので、石油文明からの脱却だって市場経済がもたらす、とまで市場経済の効用が説かれる。

 さて、そんな大きな文明の転換までゆかず、我が身に関わる小さな市場経済に関することで、拙著の売れ行きが気になる。本が売れるかどうかも確かに市場に委ねられている。ただ、この市場ローカルなもので、全くの不特定多数を相手にしたものとも少々違う。本に小樽という都市名がついているので、小樽の読者が買ってくれる。参考までに紀伊国屋書店小樽店の売れ筋ランキングを示すと、先週の統計では2位になっている。ただし、同書店のランキングに出てくるのは小樽店だけであるので、小樽というローカル市場での話である。また、本は需要と供給のバランスという商品でもなさそうである。

 ここから、秘境本のシリーズを他の都市に関して続いて出せるのか、とローカルな市場との兼ね合いの考察に入るのだけれど、ブログに書くには面倒で、自分の頭の内であれこれ考察を巡らしている。

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