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2008年03月17日

目が有りて 獣(けもの)顔かと 舟の先

 建物の壁には目とか羊や馬の頭部が加えられている。設計者の意図は分らず、見る側があれこれ推測するしかない。建物は「ノアの箱舟」と名づけられていて、舳先(へさき)に目があるのは、海原を見通して航海の安全を確保しようとするためだ、との解釈も出てくる。羊頭が岩舟の腹の部分にあって、こちらは船の喫水線か。しかし、強いて解釈をつける必要もなく、建物のインパクトを高めているだけである、というところだろう。近代的ビルを背景に、この建物は異空間を醸し出している。

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羊頭は 喫水線か 船の腹

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