2008年07月09日

北広島河川防災ステーション

 千歳川は北広島市と長沼町の境になっていて、国道274号線が千歳川を横切るところにこのステーションがある。昨年(2007年)の4月に落成式を行った新しい施設で、北海道開発局、つまり国がオーナーで、北広島市が施設の運営のお手伝いをしている仕組みらしい。この施設見学が目的で立ち寄った訳ではなく、迷い込んだ感じで建物に足を踏み入れた。

 新しく出来た施設だけあって立派な建物で、一階には事務室と展示ロビー、研修室、防災時に利用する用具の倉庫などがあり、ロビーには千歳川の監視カメラからの映像がオンラインで映し出されているモニターテレビが架かっている。その他千歳川の洪水に関する写真パネル等と防災関連グッズなどが展示ケースがある。

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 二階にも展示室と休息コーナーがあり、千歳川に面してテラスもある。テラスから千歳川、274号線の通る千歳川橋、船着場、対岸の長沼町の田園地帯を眺めることができ、パノラマ写真を撮ってみる。この辺りの風景は夏の北海道の景観で、自由に入館できるこの施設は、274号線を利用する車のドライブインとして利用されてもよく、今のところ利用客が見当たらないこの無料休息テラスは、秘境のテラスである。

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 千歳川が流れるこの辺りは低地で、多くの川が流入している。防災ステーションの横には輪厚(わっつ)川の河口がある。さらに上流には島松川、漁川等が千歳川に合流する。石狩川に流れ込む千歳川が、増水時には石狩川より水位が低くなるので、千歳川の河水を太平洋側に流す千歳川方水路計画は、千歳川が低地を流れる川であることに起因している。この開発局の河川改造構想は環境保護等の問題点をクリアできずに頓挫した。

 建物は立派でも、利用されることの少ない施設と見受けられた。屋内には事務室に一人、掃除をしている人が一人居て、シルバー人材センターから派遣されて来ていて、ボランティアに近い状態で仕事を引き受けているそうである。河川防災ステーションの性格から、このステーションの出番は災害時で、普段は人が来なくても差し障りはないことになる。しかし、この立派な施設が普段は使われない客無しの施設にしておくのはもったいない気がする。

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