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2008年07月24日

フォト都都逸

 最近記憶力が弱まって、ちょっとしたことが正確に出てこない。27日(日)の午後の紀伊国屋書店札幌本店での「爪句」の講演会のスライド作りをしていて、投稿したブログの記事「ねぶの花」の芭蕉の元俳句が「象潟や 雨に西施が ねぶの花」は「象潟や 西施が雨に ねぶの花」だったろうかと、どちらか分からなくなる体たらくである。
 そこで次の都都逸である。「雨に西施か 西施に雨か 芭蕉詠みたる ねぶの花」
 都都逸は7・7・7・5で民謡などもこの区切りで歌詞が構成されている。北海道で有名な江差追分にも「忍路高島 およびもないが せめて歌棄 磯谷まで」というのがある。
 都都逸は最近はあまりポピュラーなものではなくなったけれど、「三千世界の 鴉を殺し 主と朝寝が してみたい」とか「恋に焦がれて 鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が 身を焦がし」なんていうのもあって、なかなか調子がよい。
 写真に都都逸をつける「フォト都都逸」というのも面白そうである。

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