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2008年10月08日

身近な秘境を歩こう講座開始

 第三回目になる道新文化教室の「身近な秘境を歩こう」の講座が始まりました。本日は受講生の初顔合わせですが、これまでの講座の継続受講生もいて、出席をとっただけで本日の目的地まで歩いて行きました。受講生は十五名で、四名欠席です。

 最初の見学先はNTTドコモ北海道支社のモバイル・ソリューション・ワールドと名づけられた展示場で、最新の携帯電話とその利用方について、同社の鷲尾氏が説明してくれました。なお、鷲尾氏はeシルクロード大学の三期生でもあります。

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 アルコール検知を行い、センサーからの信号を携帯で送る実験コーナーなどでデモを見せてもらいました。お財布携帯の体験コーナーもあり、携帯をかざして自販機から飲み物を取り出します。取り出した飲み物はサービスということで、これにはドコモ北海道さん有難う、です。

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 続いて、札幌市博物館活動センターを見学です。このセンターの目玉はサッポロカイギュウの化石と復元骨格標本です。札幌が海の底であった時代から現在の札幌になるまでの、きわめて長い地球史の解説をスタッフが説明してくれました。

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 札幌の山を構成する岩石、動物、植物、昆虫などの展示もあり、大陸が地続きであった時代に南方からやって来た動物や植物と北方の大陸から渡って来たものが、海であった札幌のところで、別々に棲み付いたとの解説も勉強になりました。

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 博物館には標本作りはかかせないもので、植物の標本作りの現場などを覗かせてもらいました。普通は見学者は入れない保管室も見せてもらいました。鯨の骨、鉱物、化石、昆虫と、多くの標本の素材や標本が所狭しと置かれてありました。これらを整理する学芸員やスタッフの方の苦労が推測できました。

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