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2009年10月04日

サケの産卵

 朝の散歩のルートに沿って、自宅近くに中の川が道路脇を流れている。ここにサケが溯上してきているのを眺めることができる。都心部から離れているとはいえ、車で20分も走ればJR札幌駅に行ける程度のところである。その大都会の小川で、サケの産卵を目の当たりにできるとは、すくなからず驚きである。

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 サケは狭く浅い川で、尾びれを使って砂利を除いて産卵場所を整備している。大型のサケに小型の魚が群がっているけれど、これはヤマメである。写真を撮ると、ヤマメの斑紋模様(パーマーク)がはっきり見える。サケ(サクラマスか)が産卵すると、ヤマメが精子をかけて子孫を残そうとする行為を行っている。産卵が済めばサケはホッチャレとなって川下に流されてゆき、途中で息絶える。

 それにしても、自宅のすぐ傍でこんな光景に出会って、飽きず写真を撮っていると、片田舎に住んでいる錯覚にとらわれる。

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