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2010年05月26日

酪農学園大学見学

 5月26日の講座は、酪農学園大学の見学です。JR大麻駅に集合で、ここから歩いて同大の構内にある研修館に向かいました。途中、キリスト教を建学のベースにしていることに因んで、聖書にある「狭き門」を意味するコンクリート製の門の説明などをしました。研修館では、搾乳体験用の牛のモデルの出迎えを受けました。

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 同大学の創始者黒澤酉蔵の生い立ちと、酉蔵の建学の精神、三愛主義と健土健民思想に関するビデオを見た後、同大の簡単な説明がありました。

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 現在、宮崎県で口蹄疫が流行っていて、それに対処するため、見学者の農場への入場は制限されており、入場の場合には靴カバーをする必要があります。4月以降、九州旅行の経験がないことが確かめられた上(該当者が1名居り、農場の外で待機してもらいました)、靴のカバーをはめてインテリジェント農場の見学です。

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 牛の糞尿を集め、発酵させてメタンガスを発生させ、これを燃焼させて発電機を動かすバイオ発電プラントの説明を受けました。今回の案内役の小山嘉宣氏が説明をしています。

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 実際にメタンガスが発生しているのを、措置の窓から覗きました。メタンガスを発生させた後の液肥は臭いが無く、これを牧草地に撒布して肥料として使います。このプラントの一番の目的は、メタンガスによる電気や温水の発生ではなく、酪農において避けられない悪臭の除去であることは、農場内で臭いを体験すると、説得力があります。

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 キャンパス内には牧草地が広がり、キャンパスが野幌森林公園に接していることも手伝って、同大が大都会の近郊にある景観抜群の大学であることを、歩きながら感じてきました。

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