2010年08月03日

名前に反して可憐なムシトリナデシコ

 撫子に虫取りの言葉がつくと、大和撫子の魅力で近寄る男性(虫)を絡め取るような語感でもある。小さな花ではあるけれど、見る者を魅了する、紫の入った赤色の五花弁を広げている。虫取りの修飾語がついていても食虫植物ではない。葉のところに粘膜があり、蜜だけを盗もうとしている蟻が、茎を登って花に侵入するのを防ごうとしているためである、との説明を読むと、生物界も色々な仕掛けがあるものだと感心する。名前とは異なり、道端に控えめに咲いている可憐な花である。

虫取りと 大仰な名で 魅力花

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粘膜で 蜜の只取り 防ぎたり

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