2010年08月31日
パントマイム劇“The Gate”
スーパー・パントマイム・シアターSOUKI が20周年記念公演を10月9日(土)、10(日)に全労済ホールで予定している。出し物は「勧進帳」を素材にして、「安宅の関」の、あの名場面をパントマイムで演じる(らしい)。安宅の関所なので、関所の門、“The Gate”が演目となっている。
この記念公園の案内が郵送されてきたので、その画像を載せておく。
出演者の写真一覧もある。
ブログ子とこの公演と何か関係があるかと問われると、1枚目の案内の写真を見てください。“The Gate”を象徴する大手門がデザインされている。この大手門は浜益にあるハママシケの陣屋跡の大手門である。
小樽・石狩の秘境を取材してブログに載せたものが、SOUKIの制作担当者三五さやか氏の目に留まって、ブログ子の撮った写真がこの舞台で使われることになった。写真撮影のクレジットもしっかりと印刷されているので、その部分の写真も載せておく。なお、この劇団の主宰者と演出家の江ノ上陽一氏は札幌の出身である。
プロの写真家なら、舞台装置の写真に採用されたと箔のつくところ、ブログ子はプロの写真家でもないしな~。いや、これを機に修行して、プロの写真家を目指そうか。
公演に招待されてもいるのだが、東京なので二の足を踏んでいる。そういえば退職後道内の秘境巡りはしていても、東京にも行っていないな~。
“The Gate”のHPは http://souki.p1.bindsite.jp/
- by 秘境探検隊長
- at 17:48
comments
札幌秘境100選にしても、さっぽろ花100選にしても、爪句にしても、接写とか構図などに加え軽妙な5・7・5などが類の無い絶妙独特のコンテンツを構成していると思います。
遠い戦後にマミヤシックスで苦労したカメラの想い出は、多少お世辞にしても土門拳並です。
伊東さん そういえばマミヤシックスという機種もありましたね。子供の頃は写真機なんて手に入らなくて、日光写真機なんていうおもちゃで遊んだ記憶があります。
私には空気でレンズを作る発明(?)があり、アメリカのれっきとした学会誌に論文が載りました。これが英語の最初の論文です。
パントマイムThe Gateは世界に冠たるストーリー性・歌舞伎の中でも頂点に位置すると思いますので、隊長が浜益の陣屋跡を秘境の素材として捉えたセンスは、秘境フアンにとってすでに第一級のプロカメラマンですし、この秘境素材で安宅の関を構成したポスター製作者のアートレベルも超一級と思います。
伊東さん かくも有名な勧進帳を、本物の歌舞伎で見たことがありません。そういえば最近新聞紙上で騒がしい国技の相撲も、本場所を見たことがありません。能もしかりです。茶セレモニーも嗜まないし、伝統的日本文化を理解する日本人かと問われると、否の答えです。ブログ子は、日本人というより、北海道人なのかもしれません。Hi