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2010年09月25日

ノースシティ内の乙女の像

 ホテルノースシティの一階ロビーに、「乙女の像」の作品名の裸婦像がある。作者は小金丸幾久である。小金丸は長崎県壱岐市出身の彫刻家で、東京大学建築学科講師を勤め、2003年に亡くなっている。彫刻の裸婦像は、アングルの「泉」の絵にある裸婦像を題材にして制作したようである。アングルの描く裸婦はふくよかであるけれど、彫刻の裸婦もまた肉付きが良い。「泉」の絵では、裸婦の大きな目がこちらを見ているのに対して、彫刻の目は下向きで、閉じられていように見える。

アングルの 絵から抜け出て 乙女居り

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乙女居て ロビーの泉 水を汲み

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