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2011年04月02日

遊歩道の白樺と朝日

 四季を通して、自宅の近くの宮丘公園を散歩している。雪の季節の公園には葉を落とした雑木林が遊歩道の周囲に広がるだけで、写真の対象にするには単調な風景である。そこで日の出時に、雑木林を通して朝日が見える様子を被写体にしてみる。この時、写真映えのする木は白樺で、地面の積雪と白樺の白い木肌が呼応するように見える。立ち木の間から覗く朝日が、立ち木の幹を影絵のように黒く見せても、白樺の幹は影絵にはならず、白い木肌で積雪の白さと競うかのようである。

積雪を 縦に伸ばした 木肌かな

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白樺は 朝日に光り 根開けかな

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