Search


Archives

2011年05月01日

赤れんが庁舎庭の北の母子像

 彫刻家が何を意図して作品を生み出しているのか、伺い知れないところがある。普通に考えればそれで終わりなのだが、考え出すと深みにはまる。赤れんが庁舎の庭に本郷新の「北の母子像」がある。作品名通りに受け止めればそれまでである。しかし、かなり成長した男の子が、裸で母親と抱き合っているのは、妄想をふくらませると、厳しい庁舎前に設置しているのが見事と言えるほど場違いである。もし、作者が隠れた意図を込めてそうしたのなら…、いやそんなことはあるまい。

大胆な ポーズを取りて 庁舎前

%E5%A4%A7%E8%83%86%E3%81%AA%E3%80%80%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%82%92%E5%8F%96%E3%82%8A%E3%81%A6%E3%80%80%E5%BA%81%E8%88%8E%E5%89%8DA.jpg

妄想は 互いの視線 推し量り

%E5%A6%84%E6%83%B3%E3%81%AF%E3%80%80%E4%BA%92%E3%81%84%E3%81%AE%E8%A6%96%E7%B7%9A%E3%80%80%E6%8E%A8%E3%81%97%E9%87%8F%E3%82%8AA.jpg

comments

comment form
comment form