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2011年05月16日

ナウマンゾウの本物の牙の化石

 北海道開拓記念館にはナウマンゾウの牙と骨の化石が保管されている。NHKテレビの取材に同行で収蔵庫に入れてもらい、床にナウマンゾウの牙を置いて撮影である。学芸員の一人に牙の横に寝転がってもらうと、牙の長さは人間の背丈を超していて2 m以上はある。この牙は幕別町虫類の工事現場で発見された。担当の学芸員の話では、泥炭地から発見された骨は柔らかく、直ちに硬化処理を行っている。発見時に赤味色を帯びていた骨は、空気に触れて直ぐに黒化したとのことである。

絶滅象 牙の潜みて 収蔵庫

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発見時 赤味色あり 黒き骨

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注:保管庫にあるナウマンゾウの本物の化石については、5月17日(火)11:30~の「つながる@キタカフェ」ハコモノ探検のコーナーで放送予定です。

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