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2011年07月26日

撮るのが難しい蜘蛛の巣

 蜘蛛の巣にフォーカスを合わせて写真を撮るのは、カメラの角度や位置を変えて、あれこれやってみる必要があって、簡単に撮ることができない。蜘蛛の巣は透けた対象なので、その背後にあるものが写ってくる。背景があまりはっきり写ると、蜘蛛の巣が消されてしまうので、背後の景色のぼかしの程度が要点のようである。雨上がりの蜘蛛の巣は蜘蛛の糸に細かな雨滴が付いていて、良く見るとレースのようである。朝日が蜘蛛の巣で反射すると、無色の蜘蛛の巣にも光が現われる。

蜘蛛の巣は 雨滴のレース 雨上がり

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蜘蛛の巣を 朝日光らせ 空き地なり

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中高年者がプログの蜘蛛の巣で思い浮かぶのは、多分、芥川竜之介の蜘蛛の糸と思いますが、昨年、日本国内の或る工学系科学者が蜘蛛の巣を集めて丈夫な繊維を開発した変わった記事を新聞で見ました。
蜘蛛の巣は、ありふれている様でいて意外と話題性を秘めたテーマで、さすが都市秘境の題材に相応しいと思います。
蜘蛛が後ろ足を巧みに使ってレースのように独特の形状に仕上げるのは、人の場合でも相当に高度のレース編み技術で、見ていても全く飽きることがありません。
戦前2メートル程の細い竹の先に針金で30センチ程の輪を作り、近くの家の軒先から10個位蜘蛛の巣を重ねて採取し、バドミントンのように仕上げ、これを使ってウグイ釣り餌のトンボを捕らえた記憶が一番鮮明です。

  • 伊東 裕
  • 2011年07月26日 19:17

 丸い針金に蜘蛛の巣を絡め採り、捕虫網にしたのは、ブログ子も覚えています。物がなかった時代には知恵を働かせたものです。今は子供が虫取りしているのをほとんど見かけなくなりました。虫にとって、子供は脅威の存在だったのが、それもなくなりましたか。

  • ブログ子
  • 2011年07月26日 19:52
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