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2011年08月08日

色々な別名の由来になったルナリアの実

 ルナリアはアブラナ科の花で、赤紫の4花弁を広げて咲く。花の知識がないと、この花から薄い円盤状の実が生るのが想像できない。変った実なので、ルナリアには和名のゴウダソウ(合田草)の他にオオバンソウ(大判草)やギンセンソウ(銀扇草)の別名がある。実に未だ緑が残っている頃は、大判や銀扇の喩えは的を射ていないけれど、枯れてくると別名には頷ける。透ける鞘の中に種子が見え、虫が中に潜んでいる感じでもある。枝の虫が、仲間が居ると錯覚するかもしれない。

陽を反射 緑実なれど コインなり

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枝の虫 鞘実に仲間 探したり

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