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2011年09月15日

雄が雌より小さなフキバッタ

 最初、大きなフキバッタに小さなのが乗っているのを目にしたとき、親が子を背中に乗せているのかな、と思った。しかし、これは親子ではなく雌雄のペアで、虫の世界の常識で、上に乗っている方が雄である。生き物の雄雌は、雄が雌より大きなことはあっても、小さなことはないと漠然と思っていた。しかし、雌の背中に乗る雄の方が小さく体重が軽い方が自然の理にかなっている。ペアになっている時は動きが止まっていて、カメラを近づけても動かないので接写には好都合である。

雌背負う 子にあらずして 雄バッタ

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接写にも 動くことなく ペアバッタ

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昨日の夕刊に、人が3億1千万年前に登場してから、性を決定する男のY染色体が次第に退化し短くなりつつあり、実際に「このまま退化が進むとY染色体が消滅する」と云う学説を唱える研究者も居るとのことで、Y染色体が無くなると男性は生まれず子孫を残せないわけで、このまま人類は滅びてしまうのか?
我々哺乳類のオス族にとっては誠にショッキングな記事が目に入りました。
昆虫のバッタのペアが悠然としている様子に、この記事を知ってか知らずか、何となく、カメラに向かって、お気の毒様と言いたげに見えました。

  • 伊東 裕
  • 2011年09月16日 22:04

 Y染色体が消滅する頃にはクローン人間で子孫が残されるようになるかもしれません。SFの世界かと思っていると、本当になったりして・・・

  • ブログ子
  • 2011年09月16日 23:01
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