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2011年09月20日

撮影条件で別の種に見えるクロヒカゲ

 ジャノメチョウ科のクロヒカゲは撮影条件で別の種の蝶に見える。これはクロヒカゲに限ったことではないだろうが、この蝶の場合、撮影条件の影響が顕著である。フラッシュ撮影したクロヒカゲは、翅裏の目玉模様がはっきり写るけれど、翅の色が明るい褐色になっている。一方、自然光の下では、本来の黒褐色の色で写る。目玉模様はそれほどはっきりしなくて、写真の蝶では後翅の一部が千切れて、模様が見られなくなっている。この目玉模様は写真の撮り方では輝く輪で囲まれる。

フラッシュが 黒翅(こくし)を変えて 明褐色

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クロヒカゲ 目玉千切れて 黒褐色

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