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2012年04月19日

雪解けの水溜りの番(つがい)のカモ

 サクランボの季節になれば駐車場になるところを歩いていると、カモの番が雪解けの水溜りのところに来て居る。雪解け水なので、水藻やその他の餌になるようなものがありそうにもないの、どうしてこんなところにカモ居るのだろうかと疑問が湧いてくる。こちらがカモの方へ進めば、カモは間合いを置いて遠ざかろうとする。適当な距離で止まってカモの写真を撮る。雄カモは立派な装いである。これに対して、雌カモは地面の石ころと同じような色合いで、まるで保護色のようである。

雪解けに 番で何する 水溜り

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雄(おす)目立ち 雌(めす)は紛れて 野ガモかな

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生物の保護色には様々な形態がありますが今朝は2枚とも地味と云うよりも完璧なまでの保護色であることに気付かされました。
カモのメスは地上で産卵し孵化した雛を引き連れて安全な水辺まで移動する時は大変な危険に曝されてますので、メスの地味な保護色は高度な進化の一端ですね。

  • 伊東 裕
  • 2012年04月20日 22:34

 考えてみると、番の鳥では、雄が目立つデザインで外敵の目を自分に向けさせ、雌の方が地味デザインで周囲に紛れて子孫のために命を長らえる、という理屈も成り立ちそうです。

  • ブログ子
  • 2012年04月21日 03:42
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