2012年05月26日
無人の江部乙駅と駅前道路
菜の花畑の写真を撮る目的で、JRの普通列車に携行バッグに入れた自転車を乗せて、無人駅の江部乙駅に降りる。乗客も少なく、この駅で降りた客は他にいない。駅舎の前に道路が延びていて、時たま車が通るだけで人影はない。駅前には「カフェ・つぼみ」の看板のある店舗があるけれど、廃屋のような気配である。駅舎前の道路の真ん中に立ってパノラマ写真撮影である。写真を撮り終わり、かつてのカフェの前に立つと、人の出入りの無くなった玄関先に猫が一匹寝そべっていた。
江部乙は 駅舎も道も 無人なり
（クリックでパノラマ写真）
つぼみ嬢 迎えるカフェに 猫一匹
- by 秘境探検隊長
- at 02:02
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今朝の一枚「無人駅」は都市部に住む立場からすると、JPで通過するだけの車窓からは窺い知れない往時の盛衰をパノラマで偲ぶのみですが、数年前下白滝村駅前のひまわり畑で終日研究に没頭した頃を思い出しました。
JRで旭川から紋別へ抜ける沿線の白滝村には、急行の停車する白滝駅の他に上白滝駅、旧白滝、下白滝と４駅もあり、下白滝駅は駅前50メートル先の丁字路国道までの近辺に商店は無く、往時は一般住宅や駅員官舎もあったのでしょうが今は一面のひまわり畑と大型酪農家が子牛を飼育している他には通学、通勤や一般乗客姿も全く無い風景は侘しく秘境的で、正真正銘の無人駅でした。
石北本線の下白滝駅ですか。ネットで見ると本当に駅周辺には何もないようです。最近は石北本線に乗る機会がないので（かなり以前北見工大に行った時は乗車しましたが）どんな感じであったか記憶にも残っていません。機会を作って下白滝周辺の駅巡りを行って、今の内にパノラマ写真を撮っておきたいものだと思うのですが、さて実現するかどうか・・・