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2012年09月10日

今日(9月10日)の彫刻

掌中に 平和取り込み 裸婦光り

 砂川市の図書館の庭に金色に輝く裸婦像がある。彫刻家小川幸造の「平和祈念像・大地」である。小川は岩国市出身で、東京造形大学で学び、同大学に勤務する。砂川市にこの彫刻が設置されるようになった経緯はどんなものであったのだろうか。等身大の裸婦が平和の象徴の鳩が差し出した両手の上に乗っている。この鳩を両手で持つ構図は時折見かけるけれど、鳩と向き合って平和を確かめているかのようである。



(画像クリックでパノラマ写真)

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平和の象徴ハトにとって猛禽のミサゴは敵うべくも無い手強い相手ではあるが、それでも裸婦はハトに向かって平和への重責を託しているかのようです。

  • 伊東 裕
  • 2012年09月10日 12:37

 鳩を手にした彫刻では、鳩を手から飛び立たせようとしているのが一般的です。この彫刻では、鳩と向き合っているところがあまり見かけない構図かな、と思って鑑賞しています。

  • ブログ子
  • 2012年09月10日 13:26
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