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2012年11月16日

「初音ミク」北海道新聞文化賞受賞祝賀会

 「初音ミク」北海道新聞文化賞(特別賞)受賞祝賀会がeシルクロード大学主催で15日に行われた。場所は札幌テレビ塔で、祝賀会に先立ちクリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長から「初音ミクの生い立ちと今後」のテーマでの講演があった。これまでの初音ミクの活躍ぶりが紹介された。今やこの16歳の少女は日本を代表し、世界で人気を博するボーカロイドシンガーに成長している。講義の聴講者は20名であったけれど、全員男性である。


 講義の後、祝賀会で伊藤社長のご挨拶である。初音ミクの間近に控えたライブや英語で歌う初音ミクの開発が進んでいるそうで、伊藤社長も忙しそうである。司会は祝賀会紅一点の福津京子さんである。福津さんは「札幌人図鑑」プロジェクトで、札幌で活躍している人を中心にインタビューを行い、毎日一人YouTubeで配信している。そのエネルギーは大したものである。

 祝賀会冒頭の挨拶と乾杯は北海道文化放送(uhb)の新蔵博雅社長である。uhbテレビの番組に福津さんもコメンテーターで出演していることもあり、祝賀会で偶然顔を合わせた御両人は驚いていた。新蔵社長の話ではテレビ界でもバーチャルアナウンサーが出現してきているとのことで、初音ミクの例を嚆矢に、リアルとバーチャルの境目があやふやになってきている分野が増えている。

 20数名の祝賀会参加者のうち10名以上の方々にスピーチをお願いした。締めのスピーチと乾杯は前円山動物園園長で現札幌市市長政策室部長の酒井裕司氏にお願いした。動物園長時代から初音ミクとタイアップして動物園の入場者を増やすプロジェクトの紹介やこれからの札幌市の観光宣伝に初音ミクに力を貸してもらいたいとの話であった。


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