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2013年06月29日

難読名の晩生内駅(札沼線)

行く夏や 難読駅を 訪ねけり

 この駅名を最初に目にすると、精々「ばんせいない」ぐらいしか読みが思いつかない。読みは「おそきない」である。三角巾の屋根を乗せた駅舎は、この路線の古い駅舎に共通のスタイルである。空の雲は夏も終わりを告げている。(2012・9)


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この駅から程近くに北海道ワイン株式会社の研究所があり何度か降り立ったので難読読みを覚えましたが、確かに三角巾を屋根に載せたとはこの路線の共通様式で、旧世代には納得の表現です。

  • 伊東 裕
  • 2013年06月29日 22:11

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コメントの追加です。
今の時季、これまでは、行く春を惜しんで「行く春や鳥鳴き魚の目は泪」が決まりでしたが、今朝の「行く夏や‥」は、行く手に広がる青空と緑陰の爽やかな夏を迎えると云う点で、芭蕉の句とは対照的且つ意表を突く名句と思います。

  • 伊東 裕
  • 2013年06月29日 23:01

 芭蕉の人口に膾炙している句の「魚の目は泪」は、語句だけでは矛盾ですね。水中で目を開いたままの魚に涙とは、意味不明も極まれり、です。句の解釈をネットでみたりしていますが、解釈もありきたりの感です。

  • ブログ子
  • 2013年06月30日 04:19
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