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2013年07月04日

シリーズ648・パノラマ写真「ここはどこ」

崩れ行く 地域に残る 駅舎なり

 地域が崩壊の過程にあるのを見続けているのは駅舎である。地域に人が住まなくなっても列車は走り、駅は辛うじて残る。この駅の周囲には廃屋が目立っていた。取り壊して片付ける余力もなくなっている状況を、傾いていく陽が照らしている。


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北海道の鉄道駅に関した本を出版されているM氏が記憶に残る駅としてこちらの駅を挙げられています。

車掌車改造の駅舎が多い中、こうした木造駅舎は貴重な存在ですね。

国道からすぐ近くに見えるのですが、実際車で駅前に行くには少し回り道をしないと行けません。
駅周辺に廃墟が多く存在します。

ここは根室本線K駅ですね。

  • 温泉マン
  • 2013年03月26日 04:56

 パノラマ写真では良いショット(カットか)を撮るのが難しいのですが(全体が写って、良い悪いが薄れます)、それでもパノラマ写真の部分が印象的になるものを、と考えたりする場合があります。丁度日が落ち始め、駅舎にかかる時刻で、それなりに良い写真ではなかったかと思っています。7月には時計台ギャラリーで「北海道の駅パノラマ写真展」というグループ展を予定していて、出品作品を選んでいます。この写真も展示を考えています。
 温泉マンさんも良さそうな駅の写真の作品を出展しませんか。

  • 当て鉄作家
  • 2013年03月26日 05:55
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