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2013年07月29日

HPF6・札幌花フェスタでの赤岩園芸園主・続木忠治氏

 小樽で赤岩園芸を経営してる続木忠治氏は1983年に日本で最初にヒマラヤの青いケシを開花させている。メコノプシス属のブルー・ポピーはヒマラヤの3000~4000 mに分布する花で、イギリスのエジンバラ王立植物園で開花させることに成功している。続木氏は同植物園と連携して、この珍しい魅力的な花を日本に広める先駆者となった。
 「小樽・石狩秘境100選」(青木由直編著、共同文化社、2007)に取り上げるため、小樽赤岩の北山中学校の横にある同園を訪れたことがある。ヒマラヤの青いケシが数株開花しているのを写真に撮った。同園には約千坪の土地に三千種近くの花があると聞かされた。
 続木氏は「ヒマラヤの青いケシとその仲間たち」(続木忠治、文一総合出版、2008)を上梓している。メコノプシスの花たちの写真集である。写真でもやはり青いケシが目を惹き付ける。
 大通公園を会場にして札幌花フェスタが行われ、毎年赤岩園芸の店が出る。ヒマラヤの青いケシは店頭には並ばないけれど、前述の本が代わりに並んでいたりする。テントの店先で来客に応対する合間に続木氏のパノラマ写真を撮る。(札幌大通公園花フェスタ会場、2013・6・26)


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