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2013年11月12日

今日(11月12日・番外)の一枚

霜柱 凍土の穴の 生のあり

 今朝、シモバシラの枯れた花茎に霜柱が出来ているのを見つける。夜中かなり冷え込んだようだ。この北海道の冬を13年間も穴の中で生き延びた劉連仁さんについての本を読んだけれど、霜柱を見てこの凍土の中で生き永らえたのが信じられない。

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 私も昨夜、庭の雪を見ながら先生と同じように劉連仁さんの事を思ってました。
 この際だから庭に穴を掘って、劉連仁さんの経験のようなことを体験できないだろうか?と思ったりもしました・・・
 しかし、単なる物好きな気持ちでは出来ることではないようです。
 目前に確実な『死』が見えているからこそ生きてこられたのでしょうか?
 どちらにしても、劉連仁さんがどのように北海道の冬を生延びたのかをもっともっと具体的に知りたいものです。
 もう、本人がこの世に居ないので無理でしょうが・・・

  • チョコのおトしゃん
  • 2013年11月12日 16:34

 いや、すさまじい生き方ですね。冬の間は暗い穴のなかで横にもなれず(土が湿っている)何カ月もずっと狭い穴の中でうずくまったままでいて、精神に異常を来さなかったといのが信じられません。追手から逃げているという緊張感が精神を持ち堪えさせたのかも知れません。修験者が土の中の穴に籠もる荒行なんかを聞きますが、せいぜい1週間とか10日間でしょうから、北海道の厳寒期の3カ月とは比べものになりません。いや、驚きました。

  • ブログ子
  • 2013年11月12日 17:29

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深川市に在職中、明治鉱業昭和鉱業所へは、幾度も営業に訪れており、夏場ならば兎も角、一帯は「羆嵐」の実話の通り、厳寒期にこの危険地帯の山中に穴を掘り隠れながら稚内まで北上し、当別町で発見されるまで14年間も生き続けた生命力に対し信じられない思いです。
きょう札幌ジュンク堂書店で店員さんに探し当てて頂いた本は「穴にかくれて14年」で、プログの「劉連仁・穴の中の戦後」とは一味も二味も違うのでしょうが、信じ難いまでの並外れた生命力については、茨城県東海村JCOの核燃料加工施設で発生した臨界事故の「被曝治療83日間の記録」がNHK取材班により岩波書店から出版されており、治療に当たった東京大学医学部の凄まじい医療記録と共に、稀に見る生命力の極限事例と理解せざるを得ません。

  • 伊東 裕
  • 2013年11月14日 19:47

>伊藤さん 伊藤さんも劉連仁さんに関する本を読まれましたか。信じられないほどの生命力と精神力です。明治鉱業昭和鉱業所(現在は無くなっていると聞いています)に営業に行かれた時、この話を知っておられたら、営業活動も少し変わっていたかもしれませんね。

  • ブログ子
  • 2013年11月14日 20:28
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