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2014年02月13日

HPFhito45・董事長室の「成都華日通訊技術有限公司」社長莫景猷氏

 十年前の2004年に成都市を訪れている。最初に成都市を訪れたのはさらにその十年前の1994年で、この時は楽山大仏を見て描いたスケッチが残っている。2004年の訪問時に初めて「成都華日通訊技術有限公司」を訪れ、董事長(社長)の莫景猷(Mo Jing You)氏にお会いしている。莫氏は当時研究室の博士課程に在籍していた莫舸舸君の父親である。
 昨年(2013年)成都旅行時に上記会社を訪れ、莫景猷氏の董事長室でパノラマ写真を撮る。莫氏はお元気で、息子夫婦の通訳で札幌からの訪問グループと四方山話となる。会社の仕事は息子夫婦にバトンタッチが行われたようで、大人数となったグループ企業を大所高所から見守る立場にあるようだ。
 莫氏は、元は人民解放軍に籍を置く研究者であった。筆者が立ち上げた「札幌-瀋陽計算機応用国際学術会議」の第2回目は1986年に札幌で行われた。その論文集に莫氏の論文が収録されている。莫氏は札幌まで来ることはできなかったけれど、20年後には息子が北大情報科学研究科で研究生活を送っている。
 第二の経済大国まで成長した中国では多くの成功した企業人を輩出している。莫氏のその中の一人である。氏の夫人の楊治敏さんも又企業家である。楊さんは日本留学の経験があり、日本語に通じている関係で、成都市で一時期筆者が展開したパンダ支援プロジェクトでもお世話になっている。
 莫氏のオフィスで撮ったパノラマ写真を回転して見ると馬の置物がある。莫氏の生まれは午(馬)年で、巳年生まれの筆者が1年先輩に当たる。莫氏の論文の載った論文集を持ち出してきて、論文のページとパノラマ写真を重ねて撮ってみる。莫氏と出会ってからの20年の歳月の流れが、瞬時であったような気もしている。


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